遊水地にて2015年06月01日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:18種>
(オオヨシキリ、コヨシキリ、コアジサシ、カッコウ、ホトトギスなど....)

     * オオヨシキリ 二態



     * コヨシキリ 三態




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『青い空...... 延々と続くヨシ原の緑.......』
『こうやって、改めて全体を見渡してみると、やはり遊水地は広大だ.....』
『一本一本のヨシも随分と伸びたものだ.....』
『六月の初めで、もう、人間の背丈を凌ぐ勢いだ.....』
『これから夏に向かって、ヨシは更に伸び続け、やがてヨシ原の中は展望のきかない完璧な迷路と化してしまうだろう..... そして、ひとたび人間どもがヨシ原に迷い込んでしまったら、恐らく自分が一体どこにいるのかさえもわからなくなってしまうことだろうよ.....』
『夏の遊水地とは、そういう所なのだ.....』
『その点、我々鳥類は、どんなにヨシが伸びようが、上から鳥瞰できるから全く問題はない......』
『ああ、それに比べて人間どもは、普段は偉そうなことばかり言っているが、 ひとたび広大なヨシ原の中に紛れ込んでしまえば、地べたを這い回っている アリと同じようなもんだ.』
『いや、もしかしたら、アリ以下かもしれない......』
『要するに、人間という生き物は、実にちっぽけで不便極まりない生き物だと いうことだよ.....』

★ 今日の ”お花さん”

<ヒルガオ>
<コヒルガオ>
<キキョウソウ>
<マイヅルテンナンショウ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<モンキチョウ>

★ 今日の ”トンボさん”

<コフキトンボ>

<セスジイトトンボ>

金山にて2015年06月02日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:21種>
(キビタキ、サンコウチョウ、ホトトギス、カワセミ、ノスリなど......)

      * カワセミ 四態





     * カイツブリ 三題




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『あれっ?......』
『向こうから歩いてくるのは、もしかして、おっさん?.....』
『ああ、あの姿、あの歩き方、やっぱり、おっさんだ!!......』
『最近、おっさんは帽子をハットからキャップに換えたので、すぐにはわから なかったよ.....』
『お〜い、おっさ〜ん!!.....』
  おお、ホオ次郎じゃないか!!.....
  しばらくだったね!!....
  元気してたかい?.....
『そう言うおっさんこそ、随分と久しぶりだね.....』
  そうじゃのう.....
  金山は先月の6日以来じゃからのう......
『去年は毎週来てたのにね......』
  そうじゃったのう......
  まあ、去年一年の調査で、だいたいは様子がつかめたからいいじゃろ     う......
『ところで、今年の夏鳥さん達の様子はどうなの?.......』
  そうじゃのう.....
  今日もサンコウチョウやキビタキのさえずりが聞こえていたから、もしか  したら繁殖の可能性があると思うが.....
  なんせ、わしは、どうも”巣探し”が苦手でのう......
  どうじゃろう、お前さんも、やっこさん達の巣探しを手伝ってくれない   だろうか?......
『何だって!!?.....』
『おっさん、何言ってるのよ!!.....』
『今、おらっちだって、子育ての真っ最中で、ひとんちの巣なんぞ探している 暇はないってば!!......』
  おお、そうじゃった、そうじゃった!!......
  お前さんも鳥じゃったのう.....
  あんまり日本語を上手に喋るので、わしゃ、お前さんが鳥であることをす  っかり忘れておったわい!!ワッハッハッハッハ......

★ 今日の ”お花さん”

      * スイレン 三題




★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ウラナミアカシジミ>

<ミズイロオナガシジミ>

★ 今日の ”トンボさん”

<シオヤトンボ>

<シオカラトンボ>

<ハラビロトンボ>

松田にて2015年06月04日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:13種>
(サンコウチョウ、ウグイス、ヤブサメ、ヤマガラなど.......)

      * カルガモ 三題




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あんれ、まあ!!.....』
『山際の林の中に、白い花がいっぱい咲いてるが、あれは一体何じゃろう?.』
『まるで、風車みたいな花の形をしておるわ!!.....』
  アオサギの爺様、爺様!!......
  あれは、”テイカカズラ”という植物じゃがな!!......
『”テイカカズラ”?.....』
『おお、その声は渡良瀬のおっさんかい?.......』
『毎日、ご苦労さんじゃのう......』
『今日は、こっちの方に出張かい?.....』
  そうなんじゃよ、風が強くて、平地じゃ仕事にならんでのう......
『ご苦労!!ご苦労!!.....』
『気ぃ付けてな!!.....』
  ありがとさんよ!!......
  お互い、もう歳じゃから、爺様も気ぃ付けろや!!.....
  




『ありゃ?......』
『テイカカズラの右の方に、白い葉っぱがいっぱい見えるが、ありゃ一体なん じゃいな?......』
『それにしても、今日は、いろんなものがよく目に付く日じゃのう......』
『おっさん、もし知っていたら ついでに 教えてくんねえか?......』
  白い葉っぱ?......
  ああ、あれのことか!!.....
  あれは、ほれ、ネコの大好きなやつじゃよ.....
『”ネコの大好きなやつ”?......』
『ほんじゃ、鰹節か!!?.....』
  鰹節!!?......
  おいおい、爺様しっかりしてくれよ.......
  いくら何でも、鰹節はないじゃろう!!....
  第一、鰹節が何で木にぶらさがっているんじゃよ!!?......
  あれは、”マタタビ”じゃがな!!.....
  ほれ、あの白くなってる葉っぱの下にある丸っこいもの.....
  あれが、マタタビの花の蕾じゃ.....
  マタタビの花は葉っぱの下の方に咲くもんだから、上空を飛んでいる虫さ  ん達からは見えにくいのじゃよ.....
  だから、マタタビは葉っぱを白くして、飛んでいる虫さん達の注意を惹こ  うとしているわけじゃ.....
  そして、近寄ってきた虫さん達に”花はこの下にあるぞ”と教えているのじ  ゃよ....
  それが、葉っぱを白くしてることの意味じゃ!!.....
『なるほどなあ......』
『植物は、本当に大したもんじゃて......』





『ありゃ〜!!.....』
『今度は赤い実があるぞ!!.....』
『ほれ、あのマタタビの下の方の薮の中じゃ!!.....』
『マタタビの葉っぱが白いから、赤がよく目立つわい!!.....』
『あれは、もしかして、イチゴじゃないかい?.....』
  爺様、その通りじゃよ!!......
  上の二つがキイチゴの仲間で、オレンジ色の方は”モミジイチゴ”で、赤い  方が”ニガイチゴ”じゃよ......
  どちらも食べられるが、ニガイチゴは名前の通り、ちょいと苦みがある....
  一方、モミジイチゴが甘くてジューシーで美味しいぞ!!.....
  まあ、この辺のキイチゴの中では最高の味だろうよ.....
『ところで、一番下のイチゴはキイチゴとは違うのかい?.....』
  そうじゃ、あれはキイチゴではない!!.....
  あれは、”ヤブヘビイチゴ”といって、ヘビイチゴの仲間じゃがな.....
  食べても毒ではないが、お世辞にも美味いイチゴではない.....
  ”味も素っ気もない”って感じかな.....
  よほど、食う物に困ってきたら、食ったらいいがな....




『あら、おっさん、向こうに白い花と黄色い花が見えるよ!!......』
  白い花と黄色い花?......
  何だろう?.....
  おお、あれは”ヤマアジサイ”と”ツリフネソウ”の花じゃがな!!.....
  そう言えば、もう六月じゃのう....
  六月はアジサイの季節じゃよ.....
  わしは、あの清楚なヤマアジサイが大好きでのう.....
『ふ〜ん、そうなんだ.....』
『ところで、おっさん、黄色い方は、何という種類?......』
  あれは、ツリフネソウの仲間の”キツリフネ”じゃがな!!.....
『キツリフネ?.....』
  そうじゃ、黄色いツリフネソウということじゃよ.....
  いや〜..... しかし、早いな.......
  今年も、もう そんな時季になって来たんじゃのう......



『おっさん、ツリフネソウの上の方にある低い木で、葉っぱの上に豆みたいな ものが乗っかっているんだけど、あれ、何かしら?......
  豆みたいなもの?......
  おお、あれか!!.....
  あれは、”ハナイカダ”の果実じゃがな!!......
『ハナイカダ(花筏)!!?.....』
『何て素適な名前でしょう!!.....』
  そうじゃな.....
  植物の名前には、口に出すのもはばかるものがあるが、このハナイカダの  名前はすばらしい!!.....
  たぶん、この植物は、葉っぱの真ん中に花を付けることから、こんな名前  がついたんだと思うが、実にユニークな名前じゃよ......
  きっと、わしみたいにセンスのいい人間が付けたんじゃろうな....
『はあ??????.......』
 
★ 今日の その他の”お花さん”

<アカショウマ>

<ミヤマタムラソウ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

<ミスジチョウ>

<イチモンジチョウ>

★ 今日の ”トンボさん”

<シオカラトンボ>

<コオニヤンマ>

<ニホンカワトンボ>

と或る病院にて2015年06月06日

★ 今日の ”風景画” 


★ 今日の”鳥さん”

      * ウグイス 三態




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『あれっ、おっさんだ!!......』
『おっさん、こんな所で何してるの!!?.....』
  ”何してるの!!?”って......
  この格好を見れば、わかるじゃろうが!!.....
『帽子を被って、長靴履いて、カメラをぶら下げて.......』
『おっさんのいつものスタイルだよね......』
『でも、今日は、おっさん、そこの病院に来たんじゃなかったの?......』
  そうじゃよ......
『”そうじゃよ”って....』
『病院に来た人間が帽子被って、長靴履いて、カメラぶら下げて.......』
『ちょっと変じゃない?......』
  そうかのう......
『絶対、変だよ!!.....』
  どうも、待ち時間が長そうなので、その辺を2、30分ぶらついていたん   じゃよ.....
  でも、なんじゃのう.....
  ここは、敢えて自然観察をするような場所ではないのじゃが、
  よくよく観察してみると、植物はいろいろあるし、ここには木もあるから  鳥もいるし、花があるのでチョウだっているし.......
  そして、くさ原には小さな水たまりがあるのでトンボもいる......
  これだけ揃っていれば、もう立派なビオトープじゃがな......
  足元の、誰も見向きもしない、こんなちっぽけな荒れ地じゃよ.....
  でも、そこには”自然”がちゃんとあるのじゃよ....
  鳥やチョウやトンボなど、生き物の営みが確かにあるのじゃよ.....
  何も風光明媚な観光地だけに”自然”があるわけじゃないし、雄大な山河だ  けが”自然”でもないのじゃ.....
  大切なのは、足元の”自然”じゃよ!!.....
  問題は、そのような 足元の誰も見向きもしない、ちっぽけな”自然”に意識     的に目を向けられるかどうかじゃ.....
  ちょっと目を向けさえすれば、そこには必ず”自然”があり、命の営みがあ  ることに気がつくはずなんじゃがのう.......
  ああ、そうそう......
  そういえば、今日の朝、我が家のちっぽけな”自然”にオオムシクイが飛   来していたわい......
『おっさん、もう一度、聞くよ......』
『ここは、どこ?......』
  病院のすぐ裏手の何の変哲もない小径じゃがな.......

★ 今日の ”お花さん”

<セイヨウタンポポ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ベニシジミ>

★ 今日の ”トンボさん”

<オオシオカラトンボ>

北金井にて2015年06月07日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:15種>
(キビタキ、ホオジロ、シジュウカラ、カワセミ、ヒヨドリなど......)

    * ツバメ(幼鳥) 五題






     * カイツブリ 二題



★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『あれっ?......』
『向こうから歩いてくるのは、おっちゃんじゃないかしら?......』
『ああ、そうだよ、やっぱりおっちゃんだ!!....』
『今日は何しに来たのかしら?......』
『もしかしたら、あたい達に会いに来てくれたのかしら?......』
『お〜い、おっちゃ〜ん!!......』
  おお、つばめ子ちゃんじゃないか!!......
  ちょっと見なかったうちに随分と大きくなったね!!.....
  そこの電線に止まっているのは、みんなお前さんの兄弟かい?......
『そうよ!!.....』
『あたい達は、全部で五人兄弟なの!!.....』
『でも、あたい達、まだ 巣立ったばかりで、自分で餌が捕れないの!!....』
『だから、こうやって、お母さんが餌を運んで来てくれるのをじっと待ってる の!!......』
  ふ〜ん、そうじゃったのか......
  早く自分で餌が捕れるようになるといいね......
『うん、頑張るよ!!.....』
『ところで、おっちゃんは、今日は何しに来たの!!?.......』
  わしかい?.....
  わしは、六月に入ったので、また いつもの定期調査じゃがな.....
  調査の中心は、もちろん植物と鳥獣じゃが、わしはチョウやトンボもチェ  ックしているので、その方の動向も知りたいのじゃよ.....
  それで、今日はシジミチョウの仲間の”ミドリシジミ”が もう そろそろ発生  する頃なので、もしかしたら、と思って来てみたわけじゃ......
『ふ〜ん.......』
『それで、おっちゃん、”ミドリシジミ”に会えたの?......』
  おお、それが、運良く会えたんじゃよ!!......
  数はまだまだ少なかったが、ハンノキの葉の上に一頭、ちょこんと止まっ  ていたよ.....
  残念ながら、美しい緑色の翅表は見せてくれなかったが、姿だけでも確認  できたのでよかったよ....
  また、もう少し経ったら来てみるが、その時は、お前さんも自分で餌採り  が出来るようになっていてほしいな.....
『大丈夫、大丈夫!!..... 任しておいて!!.....』
  おお、頼もしいこった!!.....
      そんじゃ、頑張れよ!!.....

★ 今日の ”お花さん”

<アカバナユウゲショウ>

<ドクダミ>

<ムラサキカタバミ>

<シオデ>

★ 今日の ”トンボさん”

     * サラサヤンマ 二態



     * ショウジョウトンボ 二題

(♂)
(♀)

     * クロイトトンボ 二題

(♂)
(♂+♀)

    * オオシオカラトンボ 三題

(♂)
(♂+♀)
(♀)

          *

<シオヤトンボ>

<コオニヤンマ>

<コシアキトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

   * メスグロヒョウモン(♂) 二態

(表)
(裏)

          *

<イチモンジチョウ>

<コジャノメ>

<ムラサキシジミ>

<ミズイロオナガシジミ>

<ミドリシジミ>

北部運動公園にて2015年06月08日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:16種>
(キビタキ、サンコウチョウ、キジ、コジュケイ、ホオジロなど......)

       * コゲラ 三態




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『今日は、六月の八日か......』
『つい、この間、六月になったと思ったら、もう八日も過ぎてしまったんだ.』
『早いもんだなあ......』
『周りの山々を見渡せば、緑、緑、緑で、まるで山全体が膨らんでしまったか のようだ......』
 『冬の間、あんなにスカスカだった木々の変身ぶりにも今更ながらに驚くよ』
『そして、来月はもう七月だ......』
『今年もまた、暑い夏がやってくるのか......』
『考えただけでもうんざりだな....』
『寒い寒いと縮こまっているうちに、いつの間にか夏が来て、暑い暑いとぼや いているうちに また 冬が来る.....』
『結局、人生とはこれの繰り返しか.......』
『おっとっとっと...... おらっちは、人間ではなかった!!......』
『言葉が喋れるようになると、自分が鳥であることをついつい忘れてしま   う...... 困ったもんだ.....』
『おやっ?......』
『向こうから歩いてくるのは、おっさんじゃないか!!.....』
『あのおっさん、一体いつまで歩き続けるつもりなのかしら?....」
『あれっ?......』
『今日のおっさん、何か歌を口ずさんでいるみたい.......』
『ちょっと遠くて聞きずらいけど、なんだか、”時の流れに身を任せ〜”なんて 聞こえるんだけど、気のせいかなあ.....
『しかし、こんなシチュエーションで、”時の流れに身を任せ〜”じゃ、ちょっ とタイミングがよ過ぎるけどなあ......』
『おっさんとしては、とりあえず、雨にも負けず、風にもひるまず、夏の盛り には汗水たらし、冬の寒い時には鼻水をダラダラ垂れ流し、只ひたすら”時の 流れに身を任せて”歩き続けるってことかしら.......』
『まったく、ご苦労さんだね〜!!......』
『きっと、”テレサ”も”宮沢賢治”もあの世で唖然としていることだろうよ.....』
.
★ 今日の ”お花さん”

<コナスビ>(サクラソウ科 オカトラノオ属)

<オカトラノオ>(サクラソウ科 オカトラノオ属)

<キツネノボタン>

★ 今日の ”トンボさん”

<ショウジョウトンボ>

<コオニヤンマ>

    * ハラビロトンボ 二題

(♂)
(♀)

     * シオカラトンボ 二題

(♂)
(♀)

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒカゲチョウ>

<アカシジミ>

<キマダラセセリ>

多々良沼にて2015年06月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:22種>
(オオヨシキリ、セッカ、コアジサシ、キジ、ハジロカイツブリなど.....)

    * ハジロカイツブリ 四題





     * カイツブリ 一題


★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『おっさん、今日の花の取り合わせは凄いね!!.....』
『真っ赤と真っ白.....』
『おら、こんな取り合わせ、見たことがないよ!!....』
  そうじゃのう......
  こんな取り合わせはそうそうあるもんじゃない....
  今日は運が良かったのじゃよ.....
  わしは、可愛い野の花も好きじゃが、燃えるような真っ赤なバラやカンナ  も好きなのじゃ......
  もちろん、ホオノキやタイサンボクなどの白い大きな花も、大好きじゃが  の.....
『ふ〜ん、そうだったの......』
『おっさん、案外、歳に似合わず情熱家なんだね.....』
  ”歳に似合わず”は余計じゃがな!!.....
『ごめんなさい!!.....』
『”顔に似合わず”の間違いでした!!.....』
  なんじゃと!!?.....
  いい加減にしないと、本当に怒るぞ!!....

★ 今日の ”お花さん”

      * カンナ 二題



      * タイサンボク 三題




★ 今日の ”トンボさん”

     * 似た者同士 二題

<コフキトンボ>

<シオカラトンボ>

     * イトトンボ 三題

<モノサシトンボ>

<セスジイトトンボ>

<クロイトトンボ>

茂林寺沼〜古城沼にて2015年06月10日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:14種>
(オオバン、オオヨシキリ、カワラヒワ、キジ、コジュケイ、コゲラなど....)

   * コブハクチョウの親子 四題





      * ゴイサギ 三態




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『ばあ様、今日は暑いのう.......』
  『ほんまに暑いのう、爺様......』
『これじゃあ、丸っきり、真夏じゃがな.....』
『ほれ、ばあ様、あっちの空を眺めてみろや......』
『あの雲は、夏の雲じゃがな....』
  『ほんとじゃのう.... 夏空じゃ......』
『こんなに暑くちゃ、とても仕事にならんで、ラーメンでも食ったら、木陰  で、一寝入りすっか?.....』 
   『爺様、そうすべえ.....』
   『でも、待てよ......』
   『昨日、渡良瀬のおっさんから、明日あたり行くかもしれないからよろ    しくって、メールが入っていたのを思い出したよ......』
   『オラ達、寝ちゃって大丈夫かのう?......』
『こんなに暑くちゃ、いくらなんでも渡良瀬のおっさんだって来やしねえ   よ.....』
   『そうだにゃ....』
   『でも、間違って来たらどうすべえ?.....』
『そんときは、茂林寺にでも行ってもらって、石像タヌキの”あれ”の品定めで もしてもらっておくべえ.....』
   『うんだな.....』

暑さのせいで頭がおかしくなってしまったのか、何だか意味不明の会話をしている 今日のアオサギの爺様とばあ様でした.........

★ 今日の ”お花さん”

<セイヨウボダイジュ>

<アカメガシワ(♀)>

★ 今日の ”トンボさん”

<チョウトンボ>

<ウチワヤンマ>

<シオカラトンボ>

     * コフキトンボ 三題

(♂)

(♀)

(♀)オビトンボ型

    * コシアキトンボ 二題

(♂)

(♂)未成熟

   * ショウジョウトンボ 二題



      * イトトンボ 三題

<アジアイトトンボ(♂)>

<クロイトトンボ(♂)>

<セスジイトトンボ(♂)>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒメアカタテハ(♀)>

<コムラサキ(♂)>

<アサマイチモンジ(♀)>

と或る山中にて2015年06月13日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:12種>
(サンコウチョウ、キビタキ、ホトトギス、クロツグミ、メジロなど......)

     * サンコウチョウ 二題

(♀抱卵)

  (♂抱卵)
      * カイツブリ 五題






★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『おっさん、サンコウチョウの巣、見つかった?......』
  おお、あったぞ、あったぞ!!.....
  薄暗い環境で、なかなか見ずらいところだったが、アラカシの枝に巣を掛  けていたよ......
  まだ、抱卵中で、最初はメスが卵を抱いていたが、間もなくオスと交代し  て、その後はずっとオスが温めていたよ....
  もっとも、あまり長く観察をしていて、巣を放棄でもされてしまったら元  も子もなくなってしまうから、早々に退散をしてきたがのう.....
  これから、巣立ちまでの間には、雨、強風、カラス、人間などと、幾多の  ”天敵”が待ち受けているじゃろうが、何とか無事に巣立ちの日を迎えても  らいたいものじゃよ......
『そうだね.......』
『なんとか、みんな元気に育って、あたい達といっしょに海を渡って南の国  に帰れたらいいね......』
  そうじゃのう.......

★ 今日の ”お花さん”

<コウゾリナ>

<オカトラノオ>

<ホタルブクロ>

<ノアザミ>

<ムラサキシキブ>

<ニガイチゴ>

<サルトリイバラ>

<クマノミズキ>

★ 今日の ”トンボさん”

<ヤマサナエ>

<コオニヤンマ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ムラサキシジミ>

<ミドリヒョウモン>

松田にて2015年06月14日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:13種>
(ホトトギス、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、ヤブサメ、クロツグミ  カイツブリなど......)

     * カイツブリ 八題









★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『おっさん、しばらく!!.....』
  ”しばらく!!”って、お前さん、どこのハトだっけ?......
『あら、嫌だ、おっさん、あたいのこと忘れちゃったの?....』
『ほら、おっさんちの庭に時々お邪魔している、あのポポ子だよ!!....』
  おお、あのポッポちゃんかい!!.....
  思い出したよ!!.....
  ここのところ姿を見てなかったので、わからなかったよ!!.....
  ところで、ポッポちゃんが 何で こんな所にいるんだい?......
『今日は日曜日で仕事が休みなので、友達のところに遊びに来たの....
 そしたら、山の中で、偶然、おっさんの姿を見つけてしまったってわけな   の...』
     ふ〜ん、そうじゃったのか......
   お前さんの友達は、こっちの方に住まいがあったのか......
『ところで、おっさん、ついにマタタビの花が咲いたね!!.....』
『飛びながら上から眺めていると、葉っぱの白い部分しか見えないんだけど、 中の枝に止まって、内側から眺めたら、白い花がいっぱいだったよ!!....』
『それに、何だかとってもいい香りが漂っていたわ!!.....』
『もし、ネコがこの匂いを嗅いだら、やっぱり脳が麻痺して狂ったようになっ てしまうのかしら.....』
『おっさん、どう思う?.....』
  さて、さて、わしもそこまで考えたことはなかったが、一度実験してみる  のも面白いかもな.....
  ネコにマタタビを与えると、枝や実に含まれているマタタビラクトンとい  う物質に反応して、まるで酒を飲んで酔っぱらった時と同じような症状に  陥ってしまう(マタタビ反応)のだが、果たして、花の匂いでもマタタビ  反応が起こるかどうか、ということじゃな.....
  いつか機会があったら試してみたいものじゃな......
『ところで、おっさんがマタタビの実をかじったらどうなるの?....』
『やっぱり、マタタビ反応が起きるのかしら?.....』
  なんじゃと!!?.....
  わしは、ネコ科の動物ではないわい!!.....

★ 今日の ”お花さん”

      * マタタビ 二題



           *

<キツリフネ>

<ホタルブクロ>

<ミゾホオズキ>

<ヤマアジサイ>

       * 果実 二題

<ニワトコ>

<ミツバウツギ>

★ 今日の ”トンボさん”

    * ニホンカワトンボ 三題

(♂)
(♂)
(♀)
          *

<アオイトトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<イチモンジチョウ>

<クロヒカゲ>