粟谷にて2016年08月25日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * メジロ 三題




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『わあ!!......』
『あの赤い実、よく目立つなあ!!.....』


『ほんとに、よく目立つこと!!.....』
『葉っぱの緑と実の赤の取り合わせが見事だわ!!......』


『おっちゃん、ああいうのを自然界の”二色効果”というのでしょう?....』
  おお、その通りじゃよ!!....
  しかし、お前さん、凄いことを知っておるのう!!.....
  いったいそんな知識をどこで仕入れてきたんじゃ?.....
『もちろん、植物学の本からよ!!.....』
  ”植物学の本からよ!!...”って.......
  お前さん、本が読めるんかい!!?......
『おっちゃん、今更、何言ってるのよ!!....』
『本ぐらい読めないで、どうしておっちゃんと話ができるというのよ!!?』
  はあ????......
  わかった、わかった!!.....
  お前さんはちゃんと本が読めて植物学の知識もあるということを認める    よ......
  で、お前さんが読んだという、その植物学の本には、”二色効果”がどう説   明されていたんじゃ?.....
『うん、詳しいことはよく覚えていないけど、なんでも”色相環”の反対側に位 置する二色を”補色”というらしいのだけど、 この 補色関係にある色を並べる と色相差が最も大きいので、お互いの色を目立たせる効果が あるんだっ   て.....
  つまり、葉っぱの”緑”と実の”赤”は”色相環”では、ちょうど補色関係にある   ということじゃな.....
『そうみたいだよ.....』
  植物は、そうやって”二色効果”を最大限に活用して鳥さん達に実の存在を   アピールしているってわけじゃのう.....
『おっちゃん、植物って、本当に賢いんだね!!.....』
『おっちゃんとは大違いだよ!!.....』
  何じゃと!!?.... それは余分じゃろうて!!.....
『ところで、おっちゃん、この赤い実をつけた植物は何という木なの?.....』
  うん、これはのう、アオハダ(青膚)という木じゃよ.....
  お前さんも、名前くらい聞いたことがあるじゃろう?.....
『青膚ねえ......』
『”柔肌”ならよく知ってるんだけど、”青膚”は聞いたことないなあ.....』
  はあ??????.......

★ 今日の ”お花さん”

<ヤマジノホトトギス>

<ゲンノショウコ>

<キバナアキギリ>

<オトコエシ>

<シロヨメナ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<カラスアゲハ>

★ 今日の ”トンボさん”

<アキアカネ>

<オオシオカラトンボ>

<オニヤンマ>

★ 今日の ”おまけ”

     * ナガサキアゲハ(♀) 二態
(かつては、東日本には生息していなかったナガサキアゲハ......
  温暖化の影響で、ついに我が家の庭にも飛来するようになった....)



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