金山にて2017年03月06日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ルリビタキ 二題



       * カケス 二態



        * ウソ 七題








      * オシドリ 四態





★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『あれっ?.......』
『おっちゃん、何やってるの?......』
  ”何やってるの?”って......
  お前さんのしっぽの動きを真似しておるんじゃがな......
  お前さんのしっぽの動きって、二拍子じゃのう.....


『はあ?......』
『どういうこと?....』
  あんなあ、お前さんのしっぽの動きは、指揮棒に例えると、まるで二拍子   の振り方にそっくりだと言っておるんじゃよ!!......


『おらっちのしっぽの動きが二拍子?......』
  そうじゃよ......
  かつて、小沢征爾が指揮法を学んでいた頃、恩師の斉藤秀雄さんから、こ   の二拍子の振り方を”しゃくり”という表現で教わったらしい......
『”しゃっくり”?.....』
  ”しゃっくり”ではない!!”しゃくり”じゃ!!......
  たぶん、”しゃくり上げる”の”しゃくり”じゃと思うのだが、確かに この二    拍子の動きを見ていると、そんな感じがして言い得て妙だと感心したも   のじゃよ......
  斉藤秀雄さんは、指揮法を教えるにあたって、西洋で学んだ指揮法をその   まま教えるのではなく、いろいろと自分なりに工夫して小沢征爾をはじ    め、日本の学生達に教えていたらしい.....
  その一つが、この”しゃくり法”というやつじゃよ.....
  小沢征爾はこの”しゃくり”を徹底してやらされたという話じゃよ....
  お前さんのしっぽの動きを見ているとは、わしの頭のなかでは まさに 指  揮の”しゃくり”と重なってしまうのじゃよ.....


『おっちゃん、悪いけど、おっちゃんの言ってること、何だかよくわかんねえ よ......』
『おっちゃん、今日はいったい何しに来たの?.....』
『よくわかんねえ指揮法の話をするためにに来たんかい?....』
  ”指揮法”の話?......
  ????.....
  いや、そうじゃなくってさあ.......
  じつは、鳥さん達のしっぽの尾羽は何枚あるのか、そのことを聞きたかっ   たのじゃよ......
『尾羽の枚数?.....』
  そうじゃよ.....
  わしが日頃お前さん達を観察している限りでは、尾羽の枚数は4、5枚ぐら   いにしか見えんのじゃが、本当のところ、お前さん達のしっぽって、尾   羽の数はどれくらいあるのかと思ってのう?.......
『う〜ん......』
『これは、鳥の種類によって違うのだけど、大部分の鳥が10枚か12枚のどっ ちかだと思うよ......』
  10枚か12枚!!?......
  尾羽って、そんなにあったのか!!?.....
  やっぱり、見た目と実際とでは違うもんじゃのう.....
  これだから、真実は確かめてみないとわからんということじゃよ.....
『あら、おっちゃん、急にどうしたの?......』
  ”しゃっくり”が.....
『えっ?......』
『おっちゃんも”しゃくり”の練習を始めたの?......』
  ”しゃくり”じゃない!!......
  ”しゃっくり”が出て止まらなくなっちまったのじゃよ!!.....
『はあ????......』

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kneko.asablo.jp/blog/2017/03/06/8394594/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。