粟谷・金山にて2017年03月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * ノスリ 一題


       * ヒガラ 二題



      * コゲラ 四態





      * シロハラ 三題




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あれっ?.....』
『あそこに咲いている小さな花はもしかして、”ユリワサビ”かしら?.....』


『なに?”ユリワサビ”だと!1?......』
『あんれまあ、ほんとだ!!.....』


『ユリワサビって、山の谷沿いに咲く春一番の花なのよね......』
『今年も咲いてくれたのね.....』
『嬉しいわ!!....』


『それにしても、小さくて可愛い花だこと!!.....』
『いかにも早春の花って感じがして、何となく気持ちも明るくなるよな....』


『ところで、おっちゃん!!......』
『”ユリワサビ”ってさあ、ふつうの”ワサビ”と同じように辛いのかい?.....』
  いや、”ワサビ”と同じような香りはするが、辛さはないよのう.....
『ふ〜ん、そうなんだ....』
『おっちゃん、”ワサビ”って、どうして辛いのかなあ?.....』
  ”どうして辛いの?”って、そりゃあ、辛いから辛いんじゃろうて.....
『おっちゃんの意地悪!!.....』
『おっちゃん、それじゃあ説明になってないでしょうが!!....』
『こっちは真面目に聞いているんだから、おっちゃんも真面目に答えて    よ!!....』
  おお、そうか、そうか、悪かったのう.....
  そんじゃ、真面目に説明するよ.....
  あんなあ、”ワサビ”に含まれている辛みの成分は”グリシン”という物質で   な、これ自体には辛みはないのじゃが、かじったり、磨り潰したりする   と細胞が破壊され、酵素によって”グリシン”が”アリルからし油”という   辛み成分に変わるのじゃよ......
  それで、食べると辛さを感じるってわけさ.....
  ”ワサビ”の場合、かじると辛くなるってところが”味噌”なんじゃよ....
  これは”ワサビ”からすれば、食害を与えた敵に対する一種の対抗手段なん   んじゃろうのう.....
『なるほどね、そういうことだったのか.....』
  ”ワサビ”の話が出たついでだから、もう一つお前さんに教えてやろうかい   のう?....
『どんなこと?.....』
  ”ワサビ”の辛さを増す方法じゃよ!!....
『辛さを増す方法!!?.....』
『そんなことができるの?.....』
  それが、できるんじゃよのう.....
  まず、根茎をすりおろす前に、すり下し板に砂糖をかけるんじゃよ.....
   そして、すり下ろすと、もう それだけで辛さが増すのじゃよ....
『えっ、どうして、どうして!!?.....』
  それはのう、原理は簡単で、砂糖の甘さで苦みが消され、辛さだけが引き   立つことになるからじゃよ!!...
『なるほどね〜......』
『”ワサビ”って、案外おもしろいね.....』
『おっちゃんてさ、鳥さんのことはな〜んにも知らないくせに、こういうこと だけは良く知っているんだね.....』
『鳥さんのことも、もう少し勉強すればいいのにね!!.....』
  何じゃと!!?.....

★ 今日の ”お花さん”

     * オウレン 五題







★ 今日の ”ちょうちょうさん”

      * ミヤマセセリ 一題