館林にて2018年07月04日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * コゲラ 二態



★ 今日の ”お花さん”

<クサレダマ>
クサレダマといっても、”腐れ玉”ではないぞ!!.....
本種は”腐れ玉”ではなく、”草蓮玉”だから、くれぐれも自分勝手な勘違いはし ないようにな.....
ちなみに、”蓮玉(レダマ)”はマメ科の常緑性の低木のことである....
花が蓮玉”に似て、しかも草本性であることから命名された名前ということじゃよ....

<ヒメヒオウギズイセン>
スイセンといっても、本種はアヤメ科で、スイセンはヒガンバナ科だから、
 本種は、スイセンとは何の関係もないのじゃよ......
いったい、どこのどいつがスイセンなんぞという名前をもちこんだのか!!....

<イヌゴマ>
本種は、ゴマの花に似ているが、ゴマのように食用にはならないので、本来の ゴマと区別するために、人間様の都合で、頭にイヌ(犬)を付けられてしま ったようじゃ.....
花はこんなにもきれいなのに、まったく可哀想にのう.....

<シロネ>
根が白っぽいところから、シロネ(白根)......
しっかし、小さい花じゃよのう......

<ヌマトラノオ>
オカトラノオほどの華やかさはないが、
 これはこれで結構可愛らしい花じゃよのう.....

<ハス>
ハスの花は、いつ見ても、優しくふくよかで、見る人を幸せな気持ちにしてく れる花じゃよのう......

<コウモリカズラ>
葉っぱの形がモウモリを連想させるところから付けられた名前じゃよ....

<ガガブタ>
名前は、変っておるが、じつに可愛らしい花じゃよ......
群馬県では、本種はすでに絶滅種に指定されている植物なんじゃが、
 この沼に現在生育しているものが果たして自生なのか、それとも植栽なの  か、判断する術がないわいのう......


★ 今日の ”トンボさん”

<ナゴヤサナエ(♀)>
本種は日本特産種じゃがな.....
最初の発見地が名古屋だったのでナゴヤの名前が付けられたとか.....
このトンボ、群馬県ではこれまで生息が疑問視されてきたようじゃが、2015 年に東毛地区で観察され県内での生息が正式に確認されたようじゃ.....
要するに、本種は 群馬県では、確かな観察例が極めて少ないトンボということ になっておるわけじゃよ....
その意味からも今日の発見は貴重な観察例になると思われる......

<ウスバキトンボ>
ここにきて、一気に数が増えたようじゃ......
今日は、多くの個体が群れで飛び交っているようすが観察された......

<ナツアカネ>
7月に入り、アキアカネに続いて、いよいよナツアカネも登場というところ  か.......
アキアカネは気温の低い山地で一夏を過ごすが、ナツアカネは平地で夏を迎え る......

<ノシメトンボ>
本種は、アカネの仲間では、一番大きな種類じゃがな......
平地の開けた所より、どちらかというと里山の林が好きなトンボじゃよ.....
今日は、林中でたくさん見られたわいのう.....

<カトリヤンマ>
羽化したての個体だろうか.....
翅がまだ弱々しい.....

<ハグロトンボ>
このトンボが見られるようになると、いよいよ夏も本番というところかいのう....

<コフキトンボ>
コフキは”粉吹き”ということじゃ.....
ほれ、体に白い粉を吹いておるのがわかるじゃろうが!!.....

<コシアキトンボ>

<ショウジョウトンボ>
このトンボ、”赤とんぼ”には間違いないのじゃが、いわゆる、”夕焼け小焼けの 赤とんぼ”の仲間(アカネ属)ではないのじゃよ.....
しかし、”赤さ”ではナンバーワンのトンボかもしれんのう.....

<チョウトンボ>
今日も、沼の上を、ひらひら、ひらひら、ひらひら と、
 たくさん飛び交っていたわいのう.....


★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

<ウラギンシジミ>

<イチモンジセセリ>

<ナミアゲハ>
ガガイモの花で一生懸命吸蜜してが、この花の蜜って、そんなに美味しいかのう.....