渡良瀬川、その他にて2019年01月13日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * エナガ 六題







       * メジロ 三態




(注;赤い実は、ノイバラの果実)

      * クサシギ 四態





           *

<アカゲラ>

<ツミ>
      * チョウ 一題

<ムラサキシジミ>

★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『おやっ?......』
『あの緑色のモノは、もしかして.......』


『おっちゃん!!.....』
『あの”緑色のモノ”って、もしかして、”繭”というやつじゃないの?.......』
  ”繭”?......
  おお、そうじゃよ!!.....
  お前さん、よくわかったのう......
  あれは、まさしく”ウスタビガ”という蛾の繭じゃよ......
『”ウスタビガ”?.....』
  そうじゃ......
  ふつう、繭と云えば、お蚕さんの白い繭を想像するだろうが、繭には、こ  のように奇麗な緑色をした繭もあるんじゃよ.....
  ”ウスタビガ”の名前の由来は諸説あるが、その一つとして繭の形が何とな  く”足袋”に似ているので、”薄足袋蛾”という名前が付けられたとか......
『ふ〜ん、”足袋”か....』
『そう云われてみれば、確かに”足袋”の形に似ているような気がするかも....』
『それにしても、あの繭の緑、何てきれいなんでしょう!!.......』
『周りが枯れ葉ばっかりだから、余計あの緑が引き立つよね.....』
  そうじゃのう......
  ほんとに美しい緑じゃよ.......

  ところで、話は換わるが、このウスタビガの幼虫には、非常に変った性質  があるんじゃが、お前さん、その話 聞いたことがあるかいのう?......
『”変った性質”?.....』
『おらっち、”変った性質”の人間ならすぐ思い浮かぶんだけど、幼虫で”変った 性質”というのは、ちょっとわからないなあ.....』
  何? ”変った性質”の人間だと?......
  それって、もしかして、わしのことを指しているんじゃあるまいのう......
『そ、そんな.....』
『おらっち、間違っても、おっちゃんのことを”変人”だなんて...... 
     そんなふうに思ったことは一度もありませんから!!......』
  ま、それならいいが......
『それより、おっちゃん!!.....』
『ウスタビガの幼虫の変った性質って、いったい何なの?......』
  おお、そうじゃった、そうじゃった......
  じつはのう、ウスタビガの幼虫は蛹になったばかりの時は、繭を触ると鳴  くんじゃよ.....
『幼虫が鳴く!!?.....』
『噓でしょ!!?.....』
  噓じゃない!!本当じゃ!!.....
  わしも生の声を聞いたことはないのじゃが、録音されたものは聞いたこと  があるんじゃよ......
  でな、それは、まるで 卵から孵ったばかりの目の開かない裸の雛鳥がやっ  と出しているようなか細い声じゃったよのう.....
『????......』