TRAIL (NO.7176)2022年08月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * オオタカ 九態






           *






※ まるで脳天から爪先までの体の全てが溶けてしまうのではないかと思うくらいの強烈な日差しを浴びながら、やっとの思いで川原の水際近くまで辿り着いた。
私はその場にしばし立ち止まりぼーっとしながら広々とした水面を眺めていた。すると、上流から一羽のカワウが下流に向けて飛んでいくのが見えた。
全身が汗だくで脳みそが今にも沸騰しそうな私にとって、水面すれすれに飛んでいくカワウは水で冷えた空気を全身に受けて飛んでいるようでいかにも涼しそうに見えた。
『ああ、私もカワウのように飛べたらなあ.....』(笑)

しばらくすると、再び上流から黒い影が......
『カラス?.....』と思った瞬間だった。
黒い影はちらっと白い腹を見せて私の前方約30〜40メートルの水際に舞い降りた。『オオタカだ!!......』
オオタカは私という存在にあまり気にならなかったようだ。
オオタカは浅瀬に立つとしばらく周囲の様子を見ているようだったがやがて水を飲み始めた。
オオタカはよほど喉が渇いていたのだろう。その後もその場を動く様子もなく水を飲む仕草を繰り返していたが、やがて水飲みが一段落したらしく次の行動に移った。水浴だ。
オオタカの水浴場面に遭遇したのは、今季はこれが二度目であるが、前回は山間部の谷間だった。この時は、水浴が終わって水場を飛び立った後だったので水浴シーンを実際に見ることはできなかった。
しかし、今日は違った。私の目の前で、それもかなり近い距離で水浴シーンを目の当たりにしたのである。
さすがのオオタカも今日の暑さには相当参っていたのだろう。私が近くに居たにもかかわらず、水浴パフォーマンスは派手に繰り広げられた。
それはオオタカが獲物に襲いかかる時に見せる迫力とはまた一味違った愛嬌のある迫力でもあった。
いずれにしても猛禽類の水浴場面に立ち会う機会はそうそうあるものではない。
その意味では今日は実に運が良かったといえる。
それにしても、今年の夏の暑さは普通ではない。このまま更に猛暑が続いたら今年の夏が終わるまでに私の脳みそは全て蒸発してしまい頭の中が空っぽになってしまうのではないかと心配である。(笑)

★ 今日の ”お花さん”

     * コバギボウシ 二題



           * 

<ヒルガオ>

<ヘクソカズラ>

<キクイモ>

<クズ>

<セリ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

     * セセリチョウ 二題

<イチモンジセセリ>

<キマダラセセリ>

     * シジミチョウ 二題

<ベニシジミ>

<ヤマトシジミ>
           * 

<キタテハ>

<アゲハ>

★ 今日のトンボさん

      * ”赤とんぼ” 二題

<アキアカネ>

<ミヤマアカネ>
           *

<シオカラトンボ>

<オオシオカラトンボ>

<ハグロトンボ>

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