TRAIL (NO.74.26)2025年06月05日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * アオバズク 三態





※ 本種の姿を見たのは久しぶりである。
かつては、この季節になると、夜、自宅で よくこの鳥の鳴き声を聞いたものであるが、最近はほとんど聞くことはなくなっていた。近所の屋敷内から大木が
なくなってしまったからだ。本種はフクロウの仲間なので、営巣場所としてはどうしても大木の洞が必要になる。しかし、樹洞のある大木は、そうあるものではない。現在、そのような大木がある場所といえば、神社仏閣などに限定された一部の場所だけである。今回、運よく撮影できた場所も と或るお寺さんの大木の近くである。おそらく、大木の一角で営巣しているものと思われるが巣穴はまだ確認出来ていない。できれば、繁殖が成功して、巣穴から出てきた雛鳥が並んで近くの枝に止まっている微笑ましい姿を撮影したいものである。
無事、繁殖が成功することを祈るばかりである。
確か、昨年だったか、久しく途切れていた”ホッホー、ホッホー.....”の懐かしい声を久しぶりに自宅で聞くことができたが、今年はまだ聞いていない。
あの声が聞こえてくると、”ああ、今年も渡ってきてくれたんだなあ...”と感慨深い気持ちになるが、さて、今年の青葉の季節にはアオバズクの声を聞くことができるだろうか......
そういえば、今年は、これまた久しく絶えていたカッコウの懐かしい声を自宅で聞くことができた。私は、朝型の人間なので朝が早い。その日は、まず、ホトトギスの声がまだ暗いうちから聞こえ出し、それからしばらくして明るくなってきた頃に、今度は”カッコー、カッコー、カッコー....”が始まったのである。懐かしさのあまり、思わず聞き耳を立ててしまったが、やはり、カッコウの声はいつ聞いてもいいものである。かつては、渡良瀬で、この時季になると必ず、一度や二度はこの声を聞いたものであるが、葦原の減少イコール托卵相手のオオヨシキリの減少で、それ以来 渡良瀬でカッコウの鳴き声を聞くことはほとんどなくなってしまったのである。そんな折の先日のカッコウの声だったので、嬉しさと懐かしさもひとしおであった。

       * セッカ 三態




      * コジュケイ 二態



★ 今日の”お花さん”

<ノハナショウブ>

<テリハノイバラ>

<ジョウロウスゲ>

<センダン>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ベニシジミ>

<ミズイロオナガシジミ>

<モンシロチョウ>

<モンキチョウ>

<イチモンジチョウ>

★ 今日のトンボさん

     * ”イトトンボ” 四題

<キイトトンボ>
※ 今年もまた愛らしい姿を見せてくれた。このトンボも、この時季になると必ず会いたくなるトンボの一つである。いつまでも、この場所の環境が保持されていくことを願うばかりである。

<セスジイトトンボ>

<クロイトトンボ>

<アオモンイトトンボ>

           * 

<コシアキトンボ>

<ウチワヤンマ>

<アオハダトンボ>

<オオシオカラトンボ>

<ハラビロトンボ>