板倉、その他にて2021年10月03日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

<オオタカ>
※ 飛び立つ瞬間の姿である。
翼の角度、脚の伸び具合など、普段はなかなか見られない姿である。

<セッカ>

<ノビタキ>

<カワセミ>

<ハシビロガモ>

<ヒドリガモ>
※ ここのところあちこちの池沼で冬ガモの姿が見られるようになってきた。越冬地を目指した渡りが本格化してきたのだろう....

★ 今日の ”お花さん”

<サクラタデ>
※ 数あるタデのなかで、最も大きく そして最も美しい花を咲かせるタデである。今年も、いつの間にか、この花が咲く季節になってしまったということだ.......

★ 今日のトンボさん

<ベニイトトンボ>
※ 今日は、10頭近く確認できたであろうか.....
10月のこの時期にこんなに多くの個体を観察したのははじめてである。
本種の観察は、今季は今日が最後になるだろう。

<アオイトトンボ>

<アオモンイトトンボ>

<ウスバキトンボ>

<アキアカネ>

<コフキトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アカボシゴマダラ>

渡良瀬、その他にて2021年10月06日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノスリ 二題




       * カケス 二態



※ 今年もカケスのドングリ拾いが始まりました。

★ 今日の ”お花さん”

<コナギ>
※ 稲刈りの終わった水田の片隅にひっそりと咲いていた。
ナギとはミズアオイの古名だというが、本家本元のミズアオイの方は、ほとんど見られなくなってしまったのが残念だ。

<セイタカアワダチソウ>
※ あちこちで開花が始まった。
本種は北アメリカ原産の帰化植物であるが、本県で一番最初に見つかったのは館林だという。これは、本種を1950年代に最初に館林で発見した故松沢氏から直接聞いた話である。

<アキノノゲシ>
※ これといって、特に見栄えのする花でもないが、私のなかでは、秋を感じさせてくれる大切な花でもある。
秋の野原でこの花が見られなくなったら、やはり寂しい秋になってしまうだろう。

<クコ>
※ 人間の目には花びらは赤紫色に見えるが、この花を訪れた昆虫には違った色に見えているのだろう......

<シロヨメナ>
※ 自然界には、白という色素はないが、本種の花びらの白さは汚れのない本当に美しい白である。

<ゲンノショウコ>

<ミゾソバ>

<ナンテンハギ>

<ノハラアザミ>
※ 秋の野原には、やはりアザミの花がよく似合う。

<マルバヌスビトハギ>
※ 本種の植物名も変わっているが、果実も”変わり種”である。まるでサングラスを連想させるような面白い形の果実である。

<ヤクシソウ>
※ 今が盛りである。

<ユウガギク>
※ ユウガとは柚子の香りということだが、ちっとも柚子の香りのしない菊である。風情のある命名ではあるが、これを命名した人には本当に柚子の香りがしたのだろうか......

<キバナアキギリ>

<シラヤマギク>

<マムシグサ>
※ この植物は、茎も花も、そしてこの果実さえもマムシの怖さを連想させるのに十分な不気味さを持っている。
もしかしたら、この植物はマムシの化身なのかもしれない。おお、こわ!!....

<オオカナダモ>

★ 今日のトンボさん

      * ” 赤とんぼ ” 五題

<ミヤマアカネ>

<リスアカネ>

<アキアカネ>

<マユタテアカネ>

<ナツアカネ>
※ この近辺で見られる” 赤とんぼ ”類の揃い踏みである。
これらのトンボも今がピークだろう。これから気温の低下とともに、数も少しずつ減っていく。

      * ” 糸とんぼ ” 二題

<アジアイトトンボ>
※ 産卵中の♀個体。

<オツネントンボ>
※ このトンボは成虫で越冬し、成虫は氷点下の低温にも長期間耐えられる。
一見ひ弱そうに見える このトンボの一体どこに、そんな凄いパワーが潜んでいるのだろうか.......

           * 

<カトリヤンマ>
※ このところ、林縁でよく見かける。
昨日は、我が家にも飛来した。
もしかしたら、我が家には、まだまだ日々蚊が出没しているので、それを捕食するためにわざわざ我が家を訪れてくれたのかもしれない。
だとしたら、このトンボは我が家にとっては蚊取り線香より価値のあるトンボに違いない。
ちなみに、我が家を訪れたトンボは外に放してやりました.....

<オオシオカラトンボ>
※ ”ああ、またしても老いたボロボロの”私”に出会ってしまった.....”


★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アカボシゴマダラ>

<クロコノマチョウ>
※ さてさて、この”絵”の中のどこに蝶々さんはいるでしょうか......

<イチモンジセセリ>

<ウラナミシジミ>

<ヒメアカタテハ>
※ 本種の食草の一つであるヨモギに産卵中の♀個体である。

<キタテハ>

<ウラギンシジミ>

<アサマイチモンジ>

渡良瀬、その他にて2021年10月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノビタキ 六題








       * セッカ 四態





※ ピークを過ぎた渡良瀬のノビタキである。
一応確認のためにいつもの草はらを訪れてみた。
陽は西に傾きほとんど山の向こう側に沈もうとしている夕暮れ時である。
草はらの真ん中を貫く一本道を夕日を背に受けながら歩いている。
久しぶりに見た渡良瀬の美しい夕景である。
そんな夕日に染まったススキの原っぱをしばらく歩いていると、
ふと、左前方かなり遠いところにあるススキの茎に止まっているスズメ大の大きさの黒い鳥の影を見つけた。
もしかしたらと思い、カメラを向けてみると やはりその影はノビタキであった。さすがに数は少なくなっていたが、まだいてくれたことが何より嬉しかった。
今季は都合で飛来のピーク時にこの場所を訪れることができなかったが、
取り敢えず今季も いつもの時節にいつもと変わらぬ環境の中で彼らと出会えたことに一先ずほっとしているところである。

       * クサシギ 一題


★ 今日の ”お花さん”

<クサギ>

<ツキミソウ>

渡良瀬、その他にて2021年10月12日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * シジュウカラ 四態






★ 今日の ”お花さん”

       * ”野菊” 三題

<シロヨメナ>

<ユウガギク>

<ノコンギク>

※ この時季 野山を歩くと草むらに白い花をよく見かける。ノコンギクなどの謂わゆる野菊である。
この仲間の花はどれも皆よく似ていて識別が難しいが、秋の野にはなくてはならない花たちである。

       * 果実 三題

<カラスウリ>

<クサギ>

<ゴンズイ>

※ 自然界にあっては緑の中に赤い色はよく目立つ。反対に、黒っぽい色は緑に埋没してしまいあまり目立たない。
そこで、敢えて文学的に表現するならば、黒っぽい小さな果実は自分たちも赤い”衣服”を身に纏うことによって、その存在を鳥たちに精一杯アピールすることにしたということになるだろうか......。

          * 

<セイタカアワダチソウ>

<シロバナセンダングサ>

<シオザキソウ>
※ ”シオザキ”は最初、人の姓かと思ったが、さにあらず、実際は東京の江東区にある町名であった。本種はもともと南アメリカ原産の帰化植物であるが、本種が最初に確認された場所が江東区の塩崎町であったということである。
本種は、あまり芳香とは云えない独特な匂いを放つ。

<メマツヨイグサ>

<ヤマハッカ>

<ミゾソバ>

<アキノウナギツカミ>

<ゲンノショウコ>

<ナンテンハギ>

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>

<マユタテアカネ>

<ミヤマアカネ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ルリタテハ>

<ヒメアカタテハ>

<キタテハ>
※ 蝶の翅は、裏と表では、模様が極端に違っている場合が多い。多くの場合、表より裏の方が地味で複雑な模様をしている。
従って、翅を閉じているときは、周囲の環境に溶け込んでしまって敵の目を撹乱してしまう。
どうやら蝶も人間も自分を守るためには、”裏”と”表”を上手に使い分けているらしい.....。

渡良瀬川にて2021年10月14日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノビタキ 七態




          *





          *




※ 日によって 個体数に ばらつきはあるものの、未だ通過途中にあるノビタキである。

      * カワラヒワ 二態



      * キセキレイ 二態



        * モズ 二態



※ より有利な冬の”猟場”を確保するためのモズの陣取り合戦が今まさにたけなわである。
この時季はオスもメスもない。力のあるものが真っ先に良い条件の揃った場所を確保する。
秋の風物詩とも云えるモズの高鳴きはお気に入りの場所の所有権を主張するための宣言歌でもある。
           * 

<ミサゴ>

<ノスリ>

★ 今日の ”お花さん”

<メマツヨイグサ>

<アキグミ>
※ 花は春咲くが、実は秋である。
この赤く熟した実をみると、思わず一粒口に入れたくなってしまう。
それほどに美味しそうに熟した果実でる。
しかし、美味しそうに見えるのは見かけだけで、実際は渋くてとても生食に耐えられる代物ではない。

★ 今日のトンボさん

      * カトリヤンマ 二態



※ 翅は大分劣化してしまったが、体色の方はまだ褪せていないようだ。
宝石のような透き通った青い眼、黄緑色の胸、そして小さな黄色い斑点が混じった黒い腹部..... 実に美しい配色である。
一体”誰”のデザインだろうか......
それに比べて、この美しいトンボに”蚊取りヤンマ”などという無粋な名前をつけたのは、これまた どこの”誰”なのだろう.....
同じ”誰”でも、この両者は私には次元の異なる世界に籍を置く”住人”のように思えてならない。
それにしても、今季はあちこちの林縁でよく見かける。今年は数が多いのだろうか....
           * 

<リスアカネ>
※ 今季は、渡良瀬での出会いの機会が例年になく多い。
本種もカトリヤンマ同様、今年は個体数が多いのだろうか.....

<ミヤマアカネ>

<ハグロトンボ>
※ この時季になると、ほとんど姿を消してしまうが、場所によっては まだ辛うじて残っているところもある。真夏のピーク時には当たり前のように見られたトンボであるが、季節が進み徐々に姿が見えなくなってくるとやはり寂しいものである。
秋は植物には実りの季節であるが、それは同時に 多くの昆虫たちが 
この世界から姿を消して行く季節でもある。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒメアカタテハ>
※ まるで”アカタテハ”を思わせるような色鮮やかなヒメアカタテハであった。

<ウラナミシジミ>

<ベニシジミ>

渡良瀬川にて2021年10月16日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * ホオジロ 三態





※ 子育てという大仕事も終わり、今は冬入り前の一休みといったところであろうか、繁殖期を終えたこの時季になっても美しい声でさえずっていた。
一般に小鳥たちは繁殖期にさえずるのが普通であるが、ホオジロは繁殖期だけではなく非繁殖期にも美しくさえずることがある。

       * カケス 二態



※ カケスの英名は"Jay"であるが、これは鳴き声に由来する命名であろうか。
今季も早々と山から平地の林に下りてきたカケスたちは名前の通り”ジェー、ジェー、ジェー.....”と、耳障りなダミ声を発しながら枝から枝へと忙しく動き回っていた。

★ 今日の ”お花さん”

     * ”マツヨイグサ” 二題

<コマツヨイグサ>

<メマツヨイグサ>
※ 一般にマツヨイグサの仲間は夜咲のものが多いが、今日みたいに曇天模様の日は昼間も花が開いている。
曇天の日のマツヨイグサはまるで火を灯したように周囲を明るくする。
           * 

<ノゲシ>
※ ”秋のノゲシ”に対して”春のノゲシ”ともよばれる。
しかし、”春”とは云うものの、花は春だけではなく極寒の冬を除いてほぼ通年見られる花期の長い植物である。

<セイタカアワダチソウ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アサギマダラ>

<イカリモンガ>
※ もう随分と昔のことであるが、チョウを少し勉強し始めた頃のことである。と或る山でこの蛾を初めて見つけた時のことであった。
今まで見たことのない”チョウ”だったので、帰宅してから一体何のチョウだろうかと必死に図鑑を調べたのだが、どの図鑑にもこの”チョウ”が載っていないのである。私は 不思議だなあ、と思いながらもいくら図鑑のページをめくってもこの”チョウ”が出てこないので、その時はとうとう調べるのを諦めてしまったのである。
そして、名前がわからないまま幾時か過ぎて、或る日何気なく蛾の図鑑を見ていたら、何と何と、この”チョウ”がしっかりと載っているではないか!!.....
これには流石の私も愕然としてしまった。
要するに、この”チョウ”はチョウではなかったのだ。蛾の仲間だったのである。蛾の仲間だったので、チョウ類図鑑には記載されていないのは当然のことである。当時の私は 蛾は夜間に飛び交うもので、昼間は行動しないと云う浅薄な先入観でチョウ類を見ていたために、この”チョウ”が蛾であることなど考えもしなかったのである。蛾の仲間の多くは夜行性であるが、なかには昼行性の蛾もいると云う初歩的な知識さえ持ち合わせていなかったわけである。
全く、”学”のないことの愚かしさをつくづくと思い知らされた一件であった。
しかし、今となっては、それも若き日の懐かしい思い出の一コマとなっている。

★ 今日のトンボさん

<マユタテアカネ(♀)>

北部運動公園、その他にて2021年10月19日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * エナガ 十題






           *




           *




※ ここのところ、あちこちの林で、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コゲラの混群を見かけるようになった。
混群で行動することの最大のメリットはやはり敵をいち早く察知できるという点にあるだろう。なかでも、エナガの敵察知能力は混群の中でも特に優れているように思える。これは度々経験していることだが、猛禽が混群の近くを飛んだ時などは先ずエナガが反応して警戒声を発するのである。これは敢えて軍隊用語を使用するならば、本隊の前に警戒のために配備する部隊である”前哨”と同じような働きをしているのがエナガの群れではないかと思うことがある。
だとすると、エナガは混群を構成している他の鳥たちにとっては欠かすことのできない重要なメンバーであると云えるかもしれない。

      * キセキレイ 三態




★ 今日の ”お花さん”

<クサギ>
※ クサギは漢名では”臭木”と書く。つまり、クサギは”臭い木”と云うことになる。葉をちぎってみると、確かに臭い。強い匂いである。しかし、特別嫌な匂いというわけではない。かといって、芳香というような匂いでもない。それはクサギのもつ独特の臭いと表現するしかないような香りである。
ところが、そんな強い香りを放つクサギの葉であるが、実はこれが食用になるのだから面白い。
或る時、山を歩いていると、山中でクサギの葉を一生懸命摘んでいる一人の老人に出会った。私が、その葉っぱを摘んでどうするんですか、と尋ねると、老人は”もちろん食べるのさ。わしは、いろいろある山菜の中でもこいつが一番好きなんじゃ”と答えた。塩ゆでにしてから冷水に晒して食べるのだという。
私はその老人の話を半信半疑で聞いていたのだが、話を聞きながら私もいつか機会があったら食べて見ようと思った。しかし、二十年以上経った今も実行に移していない。私はあの匂いを嗅ぐとどうしても尻込みしてしまうのである。

<コムラサキ>
※ コムラサキは別名”小式部”ともよばれている。
本家本元のムラサキシキブに比べると、実の数が圧倒的に多く見栄えもいい。
従って、庭木としてはご本家のムラサキシキブよりこちらのコムラサキの方が遥かに珍重されているようである。 
ちなみに、ムラサキシキブはその実の美しさから、”Janese beauty berry”の名が与えられている。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アゲハチョウ>

<ウラギンシジミ>

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>


渡良瀬川にて2021年10月20日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * メボソムシクイ 二態




※ 河畔林の一角でシジュウカラやメジロの混群と共に行動していたメボソムシクイである。
以前 本ブログでも取り上げたが、秋の渡りの時季、シジュウカラやエナガ、メジロなどの混群のなかに時々本種を見かけることがある。
いったい メボソはどのようにしてシジュウカラやエナガの群れに合流するのだろうか......。
渡りの途中、一時的に立ち寄った河畔林などで たまたま シジュウカラやメジロの群れを見つけると、本能的にそれらの群れと行動を共にしたくなってしまうのだろうか.......
こればっかりは当人に聞いてみないとわからないことだが、そもそもシジュウカラやエナガなどの異種間どうしの混群の形成それ自体が、いつ、どこで、どんな手順で行われるのか謎の部分が多いのも事実である。

      * ノビタキ 三態




※ この時季 本種を見つけると、まだ、この近辺でうろついている個体がいるのかと思ってしまうが、よく考えてみると、まだ季節は10月の下旬に入ったばかりなのだ。
私は、かつて日光の小田代ヶ原で11月の23日に本種を観察したことがあるので、それから思えば、今の時季まだこの近辺で見られてもなんの不思議もないのだろう。

★ 今日の ”お花さん”

<ノコンギク>

<セイタカアワダチソウ>
※ 今、どこに行ってもこの花がよく目立つ。その多くは群生をしている。
この植物は、体から他の植物の成長を妨げる化学物質を出しているので、自分たちの生育エリアから他の植物を追い出してしまうことができるのである。
つまり、その場所を自分たちの仲間だけで独占できるわけである。
それが、セイタカアワダチソウが仲間を爆発的に
増やして群生できる理由である。

<ミゾソバ>

      * ”ノイバラ” 二題

<ノイバラ>

<テリハノイバラ>
※ 同じノイバラでも、花の大きさ、花や実の数が微妙に違っている。
”テリハ”の方が一つ一つの花が大きく、また花期も長い。
          * 

<アオツヅラフジ>

★ 今日のトンボさん

      * ”赤とんぼ” 五題

<ナツアカネ>

<アキアカネ>

<ミヤマアカネ>

<リスアカネ>

<マユタテアカネ>

※ 渡良瀬のアカネ属、全員集合である。
アカネの仲間は全国的には数が減少している。
そんななかで、一挙にアカネが5種類も見られる渡良瀬はやはりトンボにとっても貴重なエリアだと云えるだろう。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<キタキチョウ>

<キタテハ>

<コミスジ>

★ 今日の ”おまけ”

       * タヌキ 一題


渡良瀬川にて2021年10月21日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * ジョウビタキ 一題



       * ビンズイ 六態







※ 今年も冬鳥たちの飛来が始まった。
今年の"winter visitor"の一番手はジョウビタキとビンズイである。
また、今日は写真には収めることはできなかったが、飛翔中のシメ、声だけのアオジもそれぞれ確認した。
カシラダカも間もなく河畔林に姿を見せてくれるだろう。
ベニマシコやツグミ類などの冬の常連たちが全部出揃うのは11月に入ってからであるが、彼らとの半年ぶりの再会が楽しみである。

★ 今日の ”お花さん”

<キチジョウソウ>
※ 毎年、この時季、出会いを楽しみにしている花である。
今年も、もう そろそろかなぁと思い、葉っぱの中を覗いて見たら、やはり咲いていた。華やかなこの花を見ると何となく幸せな気持ちになる。
名前の通り、まさしく”吉祥”である。

<オギ>
※ 秋の陽光を受け、銀色に輝いていたオギの花穂である。
ススキに似ているが、ススキとはまた一味違った趣がある。

<コマユミ>

★ 今日のトンボさん

<オオアオイトトンボ>
※ 本種は寒さに強いトンボである。
成虫越冬するイトトンボを除くと、冬最も遅くまで見られる種である。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<クロコノマチョウ>
※ かつては、西日本だけにしか生息していなかったチョウであるが、近年の温暖化の影響であろうか、東日本や北日本にも進出するようになったチョウである。最近、渡良瀬でも かなりの頻度で観察されるようになったので、おそらく完全に定着してしまったものと思われる。
それにしても、お世辞にも美しいとは言い難いチョウである。

渡良瀬、その他にて2021年10月23日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

<ヤマガラ>

<ウグイス>

<ジョウビタキ>

<イカル>

     * クロツグミ 六態








※ この時季、ここでクロツグミを観察したのは初めてである。もちろん渡りの途中に一時的に立ち寄ったものであるが、ここでは これまでクロツグミは一度も観察されていない。
クロツグミは秋の渡りの時季には、小群をつくって移動していることが多い。
昨年もこの時季、当地に比較的近い山林の一角で小群がムクの大木に集まって
採食していたところを運よく写真に収めることができた。
繁殖期のクロツグミは声だけはしばしば耳にするが姿はなかなか見せてくれないので、この時季の写真撮影はかなり難しい。
写真撮影が目的ならば、むしろ秋のこの時季が狙い目かもしれない。
ただ、当所のように薄暗く条件の悪いところではなかなかいい絵が撮れないのが残念だ。
           *

<カワラヒワ>

<シメ>
※ 今季お初である。

★ 今日の ”お花さん”

        * クコ 二題



※ 花はもうとっくの昔にピークを過ぎているが、辛うじてまだ残っていた花一輪と一粒の実である。
           *

<シロヨメナ>

<ノハラアザミ>

<シロバナタンポポ>

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>

<オオアオイトトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ツマグロヒョウモン>