TRAIL (NO.73.40)2024年05月03日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * キビタキ 七題






(♂)
           *


(♀)
※ 河畔林の中を追いつ追われつの行動をとっている一対のキビタキがいた。
てっきり、雄同士の闘争だと思っていたが、近くに雌が現れたので、雄雌のやりとりだったことが判明した。
まさか渡良瀬の河畔林で繁殖などということは考えにくいが昨今の気候の変動や環境の変化を考慮すると可能性はゼロではないような気もする。

     * センダイムシクイ 二態



※ やっと囀りの音源に辿り着いたまでは良かったが、生い茂った葉の中で姿を確認するのは容易なことではない。苦労してやっと撮れた”証拠写真”である。(笑)
今日は、エゾムシクイも一声、二声聞こえたような気がしたが、こちらは全然歯が立たなかった。

     * コサメビタキ 一題


※ コサメ同士の一時の追いかけ合いは見られなくなり、クヌギ林は静かになった感がある。営巣活動が進行しているのだろう。
きっと、どこかの枝の上に巣はかけられているのだろうが、クヌギの高木を下からちょっと見回したくらいでは、とても巣は発見できない。

      * コムクドリ 五題






※ やっと我が家のサクランボが色づき始めてきた。
それを目当てに飛来したのかどうかわからないが、我が家の敷地内にある庭木及び電線に六羽のコムクドリが飛来した。
コムクドリの我が家への飛来はおそらく初めてではないかと思うが、予期しなかった嬉しい”訪問者”であった。
ちなみに、昨年はサクランボ目当てに、レンジャクが多数飛来してくれたので今年も楽しみにしているのだが、さてどうだろうか......

           * 

<エナガ>
※ ”団子”三兄弟というところだろうか、いつ見ても微笑ましい光景である。
            
<アオジ>

<ビンズイ>
※ アオジもビンズイも繁殖場所は山間部のイメージが強いのであるが、これから山間部に移動するのであろうか?それとも、山には登らずここで繁殖でもしようと思っているのか......

<メジロ>

<オオタカ>
※ いつものコースを歩いていると、突然 河畔林の中から、けたたましいキジの鳴き声と羽音が聞こえてきた。その時は、特に何も考えなかったのだが、林の一角に本種が止まっているのを見つけたので、もしかしたら、キジはこのオオタカに追いかけられたのではないかと思った。
キジが襲われたかどうかはわからなかったが、その後もキジの鳴き声が続いていた。

★ 今日の”お花さん”

<ノアザミ>
※ 今年も早くも咲き出した春の薊、ノアザミである。

<オヘビイチゴ>

<コウゾリナ>


<トチノキ>
※ 今、トチの花が満開である。
花弁が赤くなっているのは、ミツバチやマルハナバチに蜜が出なくなったことを知らせるためのサインである。
では、まだ蜜が分泌されている花弁の色は?.....
それは、黄色っぽい色をした花弁である。
この情報をミツバチやマルハナバチに提供することによって、トチノキはハチたちに合理的に吸蜜活動をさせ、効率よく送粉させようとしているのである。
トチノキの驚くべき繁殖戦略である。
ちなみに、花弁の色の意味を読み取れる能力を持っているのはミツバチとマルハナバチだけである。

<カマツカ>
※ 今年もいつもの場所のいつもの木で花を咲かせ始めた.....
これまで、そんなことは考えてもみなかったが、私は一体これまでこの花と何度の出会いを繰り返してきたのだろうか......

<ジャケツイバラ>

<ノイバラ>
※ まだ満開とまではいかないが、あちこちで可憐な花を咲かせ始めた。
これから、河畔林のあちこちで、甘い香りを漂わせながら嬉しそうに咲き誇っている本種に頻繁に出会うことになるだろう......

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

<コジャノメ>

<ダイミョウセセリ>

<ヒメウラナミジャノメ>

<アゲハ>
※ ナヨクサフジで吸蜜をしている華麗な姿のアゲハであるが、クサフジの花のとのコラボがより一層華麗さを醸し出しているように思われた。

<ジャコウアゲハ(♀)>
※ ウマノスズクサを求めて土手の地表近くを不器用げに飛翔しているメスだが、今日はメスよりオスをより多く見かけた。

★ 今日のトンボさん

<シオカラトンボ>
※ シオカラトンボの姿を見つけると、今年もトンボの本格的なシーズンが始まったことを実感する。

<ハラビロトンボ>

<ニホンカワトンボ>

TRAIL (NO.73.41)2024年05月05日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * エナガ(幼鳥)四題






※ 餌をくわえた親の後を追いかけ回し、餌をおねだりする巣立ち雛たち....
この時季、親は雛たちが独り立ちするまで、餌を与え続ける。
子育てはどの世界でも好むと好まざるとにかかわらず親が引き受けなければならない宿命であるが、それでもやはり子供の世話は大変な大仕事である。

          *


<コサメビタキ>

<キビタキ>
※ 今、渡良瀬の河畔林にはそれぞれのポイントごとに少なくとも三個体の雄が滞在していると思われる。
先日は雌も確認できたので、間違って営巣でもしてくれないかしら.....(笑)

<オオルリ>
※ いつも通りの遠距離及び逆光という悪条件のもとでのピンボケ撮影であったが、最大限努力すれば何とかキビタキではなくオオルリとして見ていただけるだろうか......(笑)

★ 今日の”お花さん”

<キンポウゲ>

<コヒルガオ>

<ニガナ>

<フタリシズカ>

<ギンラン>
※ 年々数は少なくなってきているようだが、今年も何とかいくつかの個体に出会うことができた。
何ということはない地味で小さな花であるが、毎年、この時季、いつもの場所で出会えることが何より嬉しいのである。

<ササバギンラン>

<オオアオカモメヅル>

<ツボスミレ>

<ツクバネウツギ>

<コゴメウツギ>

<ヤブデマリ>

★ 今日のトンボさん

<ホソミイトトンボ>
※ 本種には越冬型と夏型の2タイプがあるが、この時季観察されるのは越冬型のタイプである。越冬型は昨年の秋に羽化したものがそのまま成虫で越冬して今春産卵をする。

<ヤマサナエ>
※ 本種の口の部分をよく見ると、トンボの黒い目玉が二つ見える。
どうやら、本種は、同定はできないが別種のトンボを捕食したようだ。
何だか残酷のような感じもするが、鳥の世界ではオオタカがハトを襲って肉を食するようなものである。

<ニホンカワトンボ>

<シオカラトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

<クロヒカゲ>

TRAIL (NO.73.42)2024年05月06日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * シギ 二題


<キアシシギ>

<クサシギ>
※ 渡良瀬でキアシシギを最後に見たのはいつだったろうか......
それほど、久しく観察してなかったキアシシギである。
かつては、渡りの季節になると毎年かなりの数を確認していたのだが、川の様相の変化などもあり、近年はほとんど観察する機会がなかった。
今日は偶然にも川べりでクサシギと行動を共にしている場面に遭遇し、運よく写真に収めることができた。いつもながら距離があり過ぎて証拠写真の域を出るものではなかったが、懐かしくも嬉しい出会いとなった。
 

         *


<コムクドリ>
※ 先日は我が家の庭木に飛来してくれたコムクドリだが、今日の個体は渡良瀬川産である。渡良瀬といっても、観察されるエリアは局所的であるが、今年は随分早いうちから河畔林に飛来して、現在も20羽前後の群れが滞在しているようだ。

<オオヨシキリ>
※ 今年も渡良瀬にギョギョシ、ギョギョシ......の鳴き声が響き渡る季節になった。一時は少なくなった個体数も最近はヨシ原のエリア拡大とともに徐々に増えてきたようだ。
かつては、オオヨシキリの飛来とともに、この時季になるとカッコウの声もよく聞いたものだが、オオヨシキリの数が減り始めてからはカッコウもほとんど飛来することがなくなってしまった。寂しい限りである。

★ 今日の”お花さん”

<アカバナユウゲショウ>

<セイヨウミヤコグサ>

<ノアザミ>

<ブタナ>

<ハナニガナ>

<ノイバラ>

★ 今日のトンボさん

<ニホンカワトンボ>

<シオカラトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コジャノメ>

<ダイミョウセセリ>

TRAIL (NO.73.43)2024年05月07日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * セッカ 十題





           * 




           *





※ この時季の渡良瀬のくさ原と言えばやはりセッカだろう......
雨上がりの曇天模様の空もなんのその、雄は
くさ原上空に舞い上がってはヒッヒッヒッヒッ......と鳴きながら自分が造った巣に雌を誘い込もうと懸命である。運よく、自分が造った巣を雌が気に入ってくれれば、交尾、産卵と進み、その巣で雌による子育てが始まるのである。
ちなみに、抱卵、育雛、給餌は全て雌が行い、雄は子育てには参加しない。
雄の仕事は、”家造り”と”交尾”の二つだけである。

       * ヒバリ 三態




※ 私が小道を歩いていると、またしても前方の路上にヒバリが現れた。
前回の親ヒバリは雛に与えるための餌をくわえていたが、今日の個体は餌はくわえていなかった。おそらく、前回のものとは違う個体であろう。
とは云うものの、ヒバリの育雛日数は10日くらいだから前回の雛はとっくに巣立ってしまっている筈である。だとしたら、同じ個体が新たな繁殖に備えて、その準備中であるとも考えても不思議はない。
ちなみに、ヒバリは年に1〜3回繁殖すると云われており、前回の雛が巣立ってから次の繁殖までは19日の間隔がある。

        * キジ 四態





        * トビ 二態

(1)
(2)
※ 最初(1)のポーズで止まっている姿を見たときは、一瞬”あれっ....”と思ってしまった。どのように止まっているのか理解できなかったのである。
やがて、飛び立つ寸前になって、やっこさんが体の向きを変えて初めて、”なるほど、そうなっていたのね.....”と合点がいった次第である。(笑)
全く自然界にはいろいろなシーンがあるものである。

★ 今日の”お花さん”

<スイカズラ>
※ 咲き始めの頃の花の色は白で、しばらく時間が経過すると黄色に変わる。
このため、スイカズラの別名を”金銀花”とよぶことがある。
一花摘んで車の中に入れておくと、甘い芳香が車内いっぱいに漂う。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

★ 今日のトンボさん

<ニホンカワトンボ(♀)>

TRAIL (NO.73.44)2024年05月10日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * キビタキ 六態








※ センダイムシクイ、エゾムシクイ、コムクドリなどの夏鳥はすでに姿を消し、唯一残っているのはキビタキである。まだ、3〜4の個体が河畔林で過ごしているようだ。まさか、渡良瀬で繁殖ということはないだろうが、いつまで滞在しているか、もう少し観察を続けようと思っている。

★ 今日の”お花さん”

     * ナヨクサフジ 二題




※ 今、渡良瀬の土手は、この植物が一面に広がり、実に見事である。
そんなムラサキの花の中に、ポツンと一株白花を咲かせている個体を見つけた。おそらく、突然変異によって生まれたナヨクサフジの変異種であろう。
紫は紫で見事であるが、白い花もそれはそれで趣があっていい。

     * ジャケツイバラ 二題



※ この植物の名前を漢字表記すると”蛇結茨”であるが、いかにも恐ろ恐ろしい名前である。茎いっぱいに鋭い棘を付け、それ等が絡み合って生育している様子を表したものである。
花はこんなにも美しいのに、残念な名前である。
  
         * 

<コウゾリナ>

<ノイバラ>

<イボタノキ>

<レンリソウ>

<オオキンケイギク>
※ 今年も土手に姿を見せ始めた見事なオオキンケイギクの群生である。
とは云うものの、その筋からは大変嫌われている植物でもある。

     * ”マユミ”の木 二題

<マユミ>

<コマユミ>
           * 

<マグワ>
※ 子どもの頃、よく食したクワの実である。
今年も、もう、色が付き始めてきた。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

      * ジャコウアゲハ 二題

(成虫♂)

※ ウマノスズクサの葉の上にいるのは、ジャコウアゲハの幼虫である。
このチョウの幼虫はウマノスズクサの葉っぱしか食べない。
従って、成虫はこの植物のあるところを飛び交い、お目当の植物体を見つけると葉に産卵する。
  
         * 

<ツマグロヒョウモン>
※ まるでメスのような出で立ちをしているが、これはオスである。
このチョウは、メスの方がオスより翅の模様が凝っていて美しい。
鳥で云えば、タマシギの雄と雌のような感じである。雌の方が体色が鮮やかで美しいのである。

<コミスジ>

★ 今日のトンボさん

     * ニホンカワトンボ 二題

<橙色翅型(♂)>

<無色翅型(♂)>
           *

<ヤマサナエ>
※ ここのところ、よく見かけるようになった。

★ 今日の ”おまけ”

  * ホンドギツネ(アカギツネ) 六態







※ 土手下の道を歩き始めて間もなくだった。
前方遠くの路上に、ネコらしき動物がこちらに向かって歩いてくるのを認めた。そのときは遠くで小さく見えたのでてっきりネコだと思った。
私は立ち止まり一応カメラを向けて見た。
”あれっ?.....””キツネだ!!.....”
私は最近ネコをよく目撃していたのですっかり先入観でネコと思ってしまったのだが、まさかキツネだったとは......
私のなかで、キツネは全くのノーマークだった。

やっこさん、まだ私に気づいていない。私の方に向かってどんどん歩いてくる。私は、どこまで気づかないで向かってくるか観察することにした。
そして、やっと道の中間までやってきた辺りで、キツネが立ち止まり、ふっと私の方を見た。やっこさん、ここでやっと私に気がついたようだ。
しかし、慌てる様子もなく立ち止まったまま次の行動をどうしようか考えているようだった。
キツネはしばらくすると横を向き、
くさ原の中に消えていった。

TRAIL (NO.73.45)2024年05月11日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * コサメビタキ 五態






       * キビタキ 四態





※ 昨日のブログで、”センダイムシクイ、エゾムシクイ、コムクドリなどの夏鳥はすでに姿を消し、唯一残っているのはキビタキである....” と言ったばかりなのに、その一日後の今日にはもう前言を覆すような文言を書かなければならないのは大変心苦しいところであるが、今日はキビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、コサメビタキ、それに旅鳥のキアシシギまで確認するに至ってしまったのである。彼らの移動はまだ終わっていなかったのだ。
特に、センダイムシクイとエゾムシクイは河畔林の中をかなり追いかけ回してあと一息のところまでいったのだが、残念ながら写真に収めることはできなかった。
葉が生い茂ったこの時季、林中の撮影は無理だと思いながらも、あのさえずりを聞いてしまうとついつい誘惑されて林の中に足を踏み入れてしまうのである。欲を出さずに、この時季はさえずりだけを楽しめば良いものを、今年もそれができずに年甲斐もなく林中を彷徨い歩くバカな私がいた.....。(笑)

           * 

<コゲラ>
※ ヒナに与えるための餌だったのだろうか.....
蛾の幼虫らしきものをくわえ、何回も何回も幹に打ち付けて食べやすいようにしていた。

<コサギ>
※ 頭から生殖羽を垂らしたコサギである。
最近、めっきり数が少なくなってしまったサギだが、その後少しは数が増えているのだろうか......

★ 今日の”お花さん”

<ギンリョウソウ>
※ 今年も もう姿を見せ始めた。
葉緑素を持たないこの植物体の異様さは まさに別名の”幽霊茸(ユウレイタケ)”そのものである。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

    * ゴマダラチョウ 二態



※ これは本家本元、在来種のゴマダラチョウであるが、下のアカボシゴマダラは外来種である。最近は、外来種のアカボシゴマダラに出会う機会の方がはるかに多い。

    * アカボシゴマダラ 二態 



           *

<ヤマキマダラヒカゲ>
※ 本種とはまるで双子のような”サトキマダラヒカゲ”というチョウがいるが
あまりにもそっくりなので両者を識別するのは非常に難しい。

<コチャバネセセリ>

<ツマグロヒョウモン(♂)>

<ジャコウアゲハ(♀)>

★ 今日のトンボさん

<ニホンカワトンボ>

<ヤマサナエ>

TRAIL (NO.73.46)2024年05月17日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

<キビタキ>
※ 水曜の時点ではさえずりを聞くことができなかったので、いよいよ河畔林から飛び去ったかと思ったら、今日はまだ滞在していた。
河畔林には、まだ オスが最低二個体は残っているようだ。
そういえば、今日は写真に収めることはできなかったが、ホトトギスが緑地の河畔林で声高らかに囀っていた。

<コサメビタキ>
※ おそらく、クヌギの木のどこかに営巣していると思われるが、巣は発見できない。

<セグロセキレイ>
※ セグロをこんなアングルから撮るのは珍しいことだが、枝に止まって盛んに囀っていた。

★ 今日の”お花さん”

<キショウブ>
※ 花だけ見ると、日本産の花のような気がするが、ヨーロッパ原産の帰化植物である。

<ムシトリナデシコ>
※ ムシトリ(虫捕り)と名がついているが、謂わゆる食虫植物ではなく、実際に虫を捕るわけではない。茎の一部に、ちょっとした粘り気があるので、そこからついた名前に過ぎない。

<ニワゼキショウ(白花)>

<ゼニアオイ>
※ 本種の他に、”ゼニバアオイ”という種類があるのでややこしい。

<ツルマンネングサ>
※ 本種は中国原産の帰化植物だが、これと同じ仲間のマルバマンネングサは
ロシアの植物学者、マキシノビッチが牧野富太郎(万太郎)にちなんで命名した在来種である。

<コウゾリナ>

<ヤセウツボ>
※ ヨーロッパ原産の寄生植物。
この株はアカツメクサに寄生している。

<ウツギ>
※ ヒメウツギによく似ているが、本種はヒメウツギより花期が遅い。

<ギンリョウソウ>

★ 今日のトンボさん

     * ヤマサナエ 二題


(♂)
(♀)

<シオヤトンボ>

<アオハダトンボ>
※ ハグロトンボによく似ているが、本種の方が出現時期が早い。
出現の時期をずらすことで、ハグロトンボと競合しないようにうまく棲み分けているのかもしれない。

<ニホンカワトンボ>

<クロイトトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<イチモンジチョウ>

<トラフトンボ>
※ 翅がボロボロの老い先短い年老いた個体であろうか......
まるで自分を眺めているようで悲しい......(涙)

<アカボシゴマダラ>
※ 本種は、近年、頻繁に観察されるようになったが、外来種である。
本種は春型と夏型の二つのパターンがあるが、これは春型のタイプである。
在来種のゴマダラチョウと姿形がよく似ている。
どちらの種もエノキを植樹にしている。

<アオスジアゲハ>