TRAIL (NO.73.6) ― 2024年01月03日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* イカル 九態
*
*
※ ここのところ、シメとイカルの群れが頻繁に林内の地上に舞い降りている。彼らは枯葉の下に隠れたケヤキなどの果実を探し出しては、それらを短く太い嘴で啄ばみ、嘴の中で器用に果実を転がしながら栄養価の高い種子などの部分だけを取り出して食べているようだ。
* ベニマシコ 五題
*
※ ここのところ、河畔林にもやっと”紅いベニ”がちらほらと姿を見せるようになってきた。
* タヒバリ 三態
※ 渡良瀬での出会いは久しぶりである。
ビンズイとタヒバリはまるで双子のようなそっくりさんであるが、お互い生息場所が違うところが面白い。
ビンズイとタヒバリはまるで双子のようなそっくりさんであるが、お互い生息場所が違うところが面白い。
ビンズイの主な生息場所は林内であるのに対し、タヒバリはよく開けた水辺の周辺でみかけることが多い。
* カワラヒワ 二態
※ この時季河畔林のあちこちで見られるが、なかなか条件が噛み合わず羽の黄色い部分が綺麗に出るように撮るのが難しい。
今日は光の条件が良かったので、割と綺麗に”黄色”が浮き出てくれた。
今日は光の条件が良かったので、割と綺麗に”黄色”が浮き出てくれた。
* カワアイサ 五題
※ カワアイサのオスの撮影は久しぶりだ。
今日は、逃げられる前に何とかシャッターを切ることができた。
今日は、逃げられる前に何とかシャッターを切ることができた。
TRAIL (NO.73.7) ― 2024年01月07日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ハヤブサ 三態
※ 幼鳥だったが、ハヤブサの撮影は久しぶりだ。
残念ながら、捕獲のシーンは見られなかったが、低空で水面に浮かぶカモの群れに突っ込んでいく姿はやはり勇壮である。
残念ながら、捕獲のシーンは見られなかったが、低空で水面に浮かぶカモの群れに突っ込んでいく姿はやはり勇壮である。
* カワセミ 二態
* カワラヒワ 二態
*
<キンクロハジロ>
<ヨシガモ>
<マガモ,オオバン>
<ミコアイサ>
<カンムリカイツブリ>
* マガン 四態
※ たったの一羽だけだったが、コハクチョウと行動を共にしていたマガンはほとんど白鳥ファミリーの一員になりきっているように見えた。
*
<コハクチョウ>
<セグロカモメ>
* ハマシギ 二題
※ 何もいない干潟は実に味気ないものだが、こうしてシギ類が歩いていると、それだけで干潟の表情が変わってくる。
やはり、干潟にはシギがよく似合う。
やはり、干潟にはシギがよく似合う。
TRAIL (NO.73.8) ― 2024年01月08日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* イカル 二題
※ 今、毎日のように飛来している緑地公園のクヌギ林....
イカル独特のさえずりが冬の青空に響き渡る。
イカル独特のさえずりが冬の青空に響き渡る。
* シロハラ 二題
※ 年が明けて、やっと数が増えてきたようだ。
緑地公園周辺で姿を見かける機会が多くなってきた。
緑地公園周辺で姿を見かける機会が多くなってきた。
* カケス 二題
※ カケスのトレードマークである羽の”カケシアンブルー”(私の造語)が美しい。(笑)
* ベニマシコ 二題
※ 青空の彼方に消え去ってしまうかのようなか細くそして弱々しいベニマシコの冬の歌声.......
しかし、それもベニマシコの魅力の一つだ。
しかし、それもベニマシコの魅力の一つだ。
* コゲラ 二題
※ 等間隔に付けられた穴はまるで、音階を調節する笛の穴のようだ。
このコゲラ、どう見ても笛を製作している職人さんになりきっているようだった。(笑)
* エナガ 二題
このコゲラ、どう見ても笛を製作している職人さんになりきっているようだった。(笑)
* エナガ 二題
* アカゲラ 二題
*
<シジュウカラ>
※ 林の中だけではなく、ススキやヨシの茎に取り付いて、その中に潜んでいる昆虫や卵を執拗に探し求めている個体を時々見かける。
オオジュリンと同じような捕食スタイルだが、最近本家本元のオオジュリンの姿が少ないのが気にかかる。
オオジュリンと同じような捕食スタイルだが、最近本家本元のオオジュリンの姿が少ないのが気にかかる。
<カシラダカ>
<ビンズイ>
<シメ>
TRAIL (NO.73.9) ― 2024年01月13日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ハイタカ 二態
* ノスリ 二態
* ミサゴ 一題
※ 猛禽類の多くは来月あたりから、今季の繁殖活動に入る。
* ベニマシコ 五題
※ ”梅にウグイス”ならぬ、”梅にベニマシコ”というところか.....
紅梅は、早いところでは2月になるとちらほらと花を開き始める。
紅梅は、早いところでは2月になるとちらほらと花を開き始める。
季節は巡り巡って今年もまた春がやって来る......
*
*
* シロハラ 二態
※ ここのところ、シロハラもやっと所定の場所に居着き始めたようだ。
* ジョウビタキ 二題
* クサシギ 二態
* カワアイサ 二題
*
<カケス>
※ この個体、わずかな時間内で4個もドングリを飲み込んだ。と言っても、それらのドングリを消化するために胃に送り込んだというわけではない。
カケスの喉は袋状になっており、食べ物を一時的に貯めておくことができるのだ。カケスはドングリをこの喉袋に通常4〜5個詰め込んでお気に入りの場所に運んで行く。そこで一個ずつ吐き戻しながら地上に埋め込むようにして隠す。
カケスの記憶力は素晴らしく、一個一個隠したドングリは後でそのほとんどが掘り起越され食べられてしまうということである。
カケスの記憶力は素晴らしく、一個一個隠したドングリは後でそのほとんどが掘り起越され食べられてしまうということである。
<ビンズイ>
<モズ>
<タヒバリ>
<キセキレイ>
<ミヤマホオジロ>
※ 渡良瀬河畔林に今季もやっと姿を見せ始めたようだ。
今日は3羽ほどの小群が観察された。
今日は3羽ほどの小群が観察された。
<アオジ>
<ルリビタキ>
※ ルリビの小さな体に比べたら相当に長いミミズだったが、ルリビはそのまんま丸ごとミミズを飲み込んでしまった。
しかし、飲み込んだまではよかったが、そのミミズ、どうにも長すぎて全体を体内に収めることができず、ルリビは相当苦労している様子に見えた。
結局、嘴の先端部分から2センチくらいミミズがはみ出したままで飛び去ってしまったのだが、このルリビ、その後どうなったやら........
しかし、飲み込んだまではよかったが、そのミミズ、どうにも長すぎて全体を体内に収めることができず、ルリビは相当苦労している様子に見えた。
結局、嘴の先端部分から2センチくらいミミズがはみ出したままで飛び去ってしまったのだが、このルリビ、その後どうなったやら........
<イカル>
<カシラダカ>
<シメ>
TRAIL (NO.73.10) ― 2024年01月14日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ベニマシコ 七態
* カヤクグリ 三態
※ 久しぶりに松田ダムに行ってきた。
もしかしたら、松田は今日が今季お初かもしれない。
私にとって、松田ダムのお目当は、もちろんベニマシコとカヤクグリであるが、ここ2、3年カヤクグリとの出会いの機会が減少していることが気になる。
そんななかで、今日は、今季初めての訪問であったが、運よくカヤクグリをカメラに収めることができた。
もしかしたら、松田は今日が今季お初かもしれない。
私にとって、松田ダムのお目当は、もちろんベニマシコとカヤクグリであるが、ここ2、3年カヤクグリとの出会いの機会が減少していることが気になる。
そんななかで、今日は、今季初めての訪問であったが、運よくカヤクグリをカメラに収めることができた。
* ウグイス 三態
* アオジ 六態
*
*
TRAIL (NO.73.11) ― 2024年01月15日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* イカル 三態
※ この時季、イカルは群れで行動していることが多いが、このイカルはいつも同じ場所で単独で行動している。
人間の世界でも群れるのを嫌う輩がいるように、鳥の世界でも単独行動を良しとする個体もいるのだろう......
人間の世界でも群れるのを嫌う輩がいるように、鳥の世界でも単独行動を良しとする個体もいるのだろう......
* アオジ 三態
※ 日向で見るアオジは体色の黄色が浮き出て本当に美しい。
反対に、日陰の中では体色が周囲の暗い環境に同化してしまい今一つ冴えない鳥になってしまう。これも地上採餌が中心のアオジならではの敵から身を守るための方略なのだろう。
反対に、日陰の中では体色が周囲の暗い環境に同化してしまい今一つ冴えない鳥になってしまう。これも地上採餌が中心のアオジならではの敵から身を守るための方略なのだろう。
* ビンズイ 三態
* タヒバリ 三態
※ ビンズイもタヒバリも共にセキレイの仲間でよく似通っている種類同士だが、生息環境が微妙に違っているところが面白い。
おそらく、進化の過程で、競合することのデメリットを感じ取り、お互い違う環境で生活する方向を選んできたのだろう。
おそらく、進化の過程で、競合することのデメリットを感じ取り、お互い違う環境で生活する方向を選んできたのだろう。
* オシドリ 八題
※ ここでのオシドリの撮影は、藪の中に逃げ込まれないうちにシャッターが切れるかどうかで勝負が決まってしまうが、如何せん、オシドリの察知能力はずば抜けており、物陰からほんのちょっと顔を覗かせただけで見つかってしまう。
今日も、シャッターが押せたのはほんの僅かな時間で、後は藪に潜られ、私が観察している間は最後まで姿を見せてくれなかった。
今日も、シャッターが押せたのはほんの僅かな時間で、後は藪に潜られ、私が観察している間は最後まで姿を見せてくれなかった。
TRAIL (NO.73.12) ― 2024年01月18日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* トラツグミ 四態
※ トラツグミはこの時季、他のツグミ類に比べると、出会いの機会は格段に少ない。また、体色や声も独特で、他のツグミ類とは一線を画する。
私も、久しくトラツグミの鳴き声は聞いていないが、暗闇から夜通し聞こえて来る細く悲しげなその声は一種異様な響きをもっている。
私も、久しくトラツグミの鳴き声は聞いていないが、暗闇から夜通し聞こえて来る細く悲しげなその声は一種異様な響きをもっている。
* キツツキ 三題
<アカゲラ>
※ 一般にアカゲラを観察するときは、アカゲラの尾羽は幹にしっかりと押し付けられている場合がほとんどであるが、今日は珍しく尾羽が空中に突き出て丸見えになっていた。この尾羽は硬くアカゲラが幹をよじ登るとき、体を支えるのに大事な働きをしている。
見られそうで、なかなか見られない、アカゲラの尾羽を運良く垣間見られた瞬間であった。
*
見られそうで、なかなか見られない、アカゲラの尾羽を運良く垣間見られた瞬間であった。
*
<アオゲラ>
* 猛禽 一題
<ハイタカ>
※ 若鳥と思われる個体であった。
*
<ルリビタキ>
<ビンズイ>
<アオジ>
<イカルチドリ>
* カワアイサ 二題
※ カワアイサが水面に浮かぶ姿も好きだが、こうして力強く羽ばたく姿もいかにもダイナミックで、水に浮かぶ静的な姿とはまた一味違った魅力がある。
★ 今日の ”おまけ”
<エナガ(巣)>
※ もうこんなにも巣作りが進展していたとは予想外であった。
鳥の世界は、もう繁殖期を迎えているのである。
鳥の世界は、もう繁殖期を迎えているのである。
TRAIL (NO.73.13) ― 2024年01月19日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ノスリ 物語
*
*
※ 青空の中、上昇気流に乗り、空高く悠然と旋回するノスリの姿は、やはり何回見ても美しい。この優雅なノスリの舞い姿を眺めていると、高いところが超苦手な私だが、一度は鳥になって人間界を空から見下ろしてみたいという気持ちになってくるから不思議である。
* カワセミ 六態
*
※ ”カワセミブルー”は光の当たる角度や光量によって全く違う”青”に変化してしまう。どの瞬間の”青”も皆魅力的だが、私は”カワセミブルー”がエメラルド系の”青”に発色した瞬間が最も好きだ。
* アカハラ 三態
※ やっと、アカハラの姿を写真に収めることができた。
今季は、これまでアカハラに出会う機会がほとんどなく、写真どころではなかった。原因はわからないが今季は数が少ないことは確かだ。
これから、数が増えて来るのかどうかはわからないが、もう少しシャッターチャンスの機会を与えて欲しいものである。
*
今季は、これまでアカハラに出会う機会がほとんどなく、写真どころではなかった。原因はわからないが今季は数が少ないことは確かだ。
これから、数が増えて来るのかどうかはわからないが、もう少しシャッターチャンスの機会を与えて欲しいものである。
*
<アオサギ>
※ 遠くから見たときは、まるで太い枝の一部のように見えた今日のアオサギ
の爺様でした。
の爺様でした。
<モズ>
<カイツブリ>
<オシドリ>
※ 残念無念!!.....
今日は、瞬間的に二回シャッターを押させてもらえただけで、
後は、ひたすら”奥の院”にお引きこもりになられたままお姿は見せてくれませんでした。(笑)
今日は、瞬間的に二回シャッターを押させてもらえただけで、
後は、ひたすら”奥の院”にお引きこもりになられたままお姿は見せてくれませんでした。(笑)
TRAIL (NO.73.14) ― 2024年01月20日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカゲラ & アオゲラ
*
* アカハラ & シロハラ
*
TRAIL (NO.73.15) ― 2024年01月29日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ルリビタキ 五態
*
*
※ やっと”青いルリビ”に出会えた。もしかしたら、今シーズン初めての成熟オスとの出会いかも......
そして、この出会いがどこぞの山中ではなく、渡良瀬の河畔林であったことも尚更嬉しい。
オスの成熟個体との出会いの機会は少なく、シーズンを通してもほんの数える程度しかない。
夏のオオルリ、そして冬のルリビは そのどちらも鳥見人には欠かすことのできない貴重な”青い宝石”である。
そして、この出会いがどこぞの山中ではなく、渡良瀬の河畔林であったことも尚更嬉しい。
オスの成熟個体との出会いの機会は少なく、シーズンを通してもほんの数える程度しかない。
夏のオオルリ、そして冬のルリビは そのどちらも鳥見人には欠かすことのできない貴重な”青い宝石”である。
* トラツグミ 二態
※ これで、今季3回目の観察になった。
昨年は、緑地公園の開けた空間に姿を現してくれたが、今季の観察はいずれも河畔林の中である。
広場に姿を見せてくれると、カメラを向ける側からすると非常に有難いのだが、こればっかりは向こうさんのご都合もあることだから贅沢は言えない。
昨年は、緑地公園の開けた空間に姿を現してくれたが、今季の観察はいずれも河畔林の中である。
広場に姿を見せてくれると、カメラを向ける側からすると非常に有難いのだが、こればっかりは向こうさんのご都合もあることだから贅沢は言えない。
* ウグイス 二態
* ミヤマホオジロ 二態
※ 今季2度目の出会いである。
河畔林のどこかにいることは間違いないのだが、どこであるかは特定できない。歩いていて、うまくタイミングが合えば姿を見ることができるし、タイミングが合わなければ、近くにいても存在を確かめる術がない。
ルリビと同じく、成熟オスの姿を見たいのだが、これもなかなかままならない。ルリビの成熟オスは青だが、こちらの成熟オスは冠羽が鮮やかな黄色である。
河畔林のどこかにいることは間違いないのだが、どこであるかは特定できない。歩いていて、うまくタイミングが合えば姿を見ることができるし、タイミングが合わなければ、近くにいても存在を確かめる術がない。
ルリビと同じく、成熟オスの姿を見たいのだが、これもなかなかままならない。ルリビの成熟オスは青だが、こちらの成熟オスは冠羽が鮮やかな黄色である。
*
<イカル>
<キセキレイ>
<アオジ>
<アカゲラ>
<アオゲラ>
<シメ>
<ツグミ>
<カケス>
<ジョウビタキ>
<ビンズイ>
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