渡良瀬、その他にて ― 2021年11月01日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* カンムリカイツブリ 四態
※ 今年もこの水域にやって来たカンムリカイツブリである。
昨年と同じ個体である可能性はあるが、定かではない。
何れにしても、渡良瀬にカンムリが定期的に飛来するようになって、今年で三年目である。一昨年は幼鳥も見られたので、この水域を訪れるカンムリがどこから飛来してくるのかも興味があるところだが今のところ確かめる術がない。
昨年と同じ個体である可能性はあるが、定かではない。
何れにしても、渡良瀬にカンムリが定期的に飛来するようになって、今年で三年目である。一昨年は幼鳥も見られたので、この水域を訪れるカンムリがどこから飛来してくるのかも興味があるところだが今のところ確かめる術がない。
* ウズラシギ 四態
※ と或る調節池を覗いたら、2羽飛来していた。
大多数のシギ類はほとんど通過し終わって越冬地に到達していると思われるが、まだいくつかの種類が通過途上にあるようだ。
先日も多々良沼にソリハシセイタカシギやダイゼンが飛来してカメラマン達を大いに賑わせていたようだが、今季は常連に混じってシギ・チの珍鳥が確認されているのも興味深い。
ただ、例年ならばすでに観察されている筈のツルシギやトウネンの姿が見られないとの情報もあるので気がかりである。
大多数のシギ類はほとんど通過し終わって越冬地に到達していると思われるが、まだいくつかの種類が通過途上にあるようだ。
先日も多々良沼にソリハシセイタカシギやダイゼンが飛来してカメラマン達を大いに賑わせていたようだが、今季は常連に混じってシギ・チの珍鳥が確認されているのも興味深い。
ただ、例年ならばすでに観察されている筈のツルシギやトウネンの姿が見られないとの情報もあるので気がかりである。
* タシギ 一題
* カワセミ 三態
* ”大物” 二題
<コウノトリ>
<オオハクチョウ>
※ 今年もいよいよハクチョウ達の飛来が始まったようだ。
これは、と或る調節池でたまたま出会った個体であるが、おそらく多々良や城沼にも姿を見せ始めている筈である。
これは、と或る調節池でたまたま出会った個体であるが、おそらく多々良や城沼にも姿を見せ始めている筈である。
★ 今日の ”お花さん”
* 似た者同士(その1)
<マルバルコウ>
<ハゴロモルコウソウ>
※ ルコウソウとマルバルコウとの雑種がハゴロモルコウソウであると言われているが、本種(ハゴロモ)を野外で観察するのは稀である。
* 似た者同士(その2)
<ノゲシ>
<オニノゲシ>
※ 両者の花はほとんど同じようであるが、葉っぱが違う。
ノゲシの葉は柔らかいが、オニノゲシの方は葉縁に鋭い棘がいっぱいある。
ノゲシの葉は柔らかいが、オニノゲシの方は葉縁に鋭い棘がいっぱいある。
*
<イモカタバミ>
※ 根っこの上部にイモ状の塊茎を持つことから、この名前が着いたが、元々は南アカメリカ原産の外来種である。ピンクの花が人目を惹く。
<フウセンカズラ>
★ 今日の ”トンボさん”
* ”赤とんぼ” 五題
<アキアカネ>
<マユタテアカネ>
<ミヤマアカネ>
<リスアカネ>
*
<ショウジョウトンボ>
※ 本種も”赤とんぼ”には違いないが、上掲4種のアカネ属の”赤とんぼ”とは分類学的には別のグループに属する。もう、時季的に見られないと思っていたので今日の出会いは嬉しかった。
* イトトンボ 一題
<オオアオイトトンボ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* ウラナミシジミ 二態
※ この近辺では秋にしか見られない季節のチョウであるが、翅表の青といい、翅裏の波模様といい、魅力的なシジミチョウである。
* 対照的な”二人”
<モンシロチョウ>
<クロコノマチョウ>
※ 日向と日陰、生息環境が著しく対照的な”二人”である。
モンシロはほとんど写真に収めることのないチョウであるが、
こうやって”二人”を並べてみると、不思議にモンシロが美しく見える。
モンシロはあまりにも当たり前のチョウなので、写真に収める機会はほとんどないが、たまには撮ってやらないと可哀想な気がしないでもない。(笑)
モンシロはほとんど写真に収めることのないチョウであるが、
こうやって”二人”を並べてみると、不思議にモンシロが美しく見える。
モンシロはあまりにも当たり前のチョウなので、写真に収める機会はほとんどないが、たまには撮ってやらないと可哀想な気がしないでもない。(笑)
利根川、多々良沼にて ― 2021年11月02日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ノスリ 二態
* トビ 一題
* オジロトウネン 二態
※ 相変わらず”トウネン”の姿は見えなかったが、”オジロ”はここのところ数が増えて来ているようだ。
* シロチドリ 二態
* ハマシギ 二題
★ 今日の ”お花さん”
* クコ 二題
※ 利根川などの川べりでよく見られる植物だが、この時季になってもまだ花も実も残っている。
ちなみに、クコの実は非常に栄養価が高く、地球上でもっとも豊富な栄養素を含むフルーツと云われ、栄養素の数は なんと100種類にも及ぶという。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ヒメアカタテハ>
<ジャコウアゲハ(幼虫)>
※ 九月に訪れた時は、成虫(♀)がウマノスズクサを求めて土手のあちこちを飛び交っていたが、それらが産卵したものが孵った幼虫だろうか。
渡良瀬、その他にて ― 2021年11月04日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ジョウビタキ、2021.秋の陣
『いい天気じゃのう、気持ちがいいのう.......』
『秋はやはりこうでなくちゃのう.....』
『秋はやはりこうでなくちゃのう.....』
『ややっ!!....』
『侵入者だ!!....』
『侵入者だ!!....』
『あやつめ、俺のシマに無断で入り来よって!!.....』
『絶対許せん!!....』
『絶対許せん!!....』
『おい、お前!!』
『ここを誰のシマだと思ってるんだ!!.....』
『ふん、そんなこと知るもんか!!.....』
『なんじゃと!!.....』
『ここを誰のシマだと思ってるんだ!!.....』
『ふん、そんなこと知るもんか!!.....』
『なんじゃと!!.....』
『もう一度、よ〜く聞こえるように言うぞ!!』
『いいか、ここは俺のシマだ!!お前、ここから すぐ出て行け!!......』
『嫌だね!!....』
『第一、ここは太田市の公共の施設だ。』
『お前さんにとやかく言われる筋合いはねえよ!!....』
『なんじゃと!!.....』
なんだか、”二人”の雲行きが怪しくなってきたが、その後”二人”がどうなったかは誰も知らない......
一説によれば、元々の”住人”が”侵入者”を追い出したとも、また別の説では、侵入者によって、この土地が乗っ取られたとも聞いているが、真相は定かではない。
何れにしても、この土地を巡って両者の間で激しいつばぜり合いがあったことは確かだ。
警察沙汰になっていなければいいのだが......(笑)
『いいか、ここは俺のシマだ!!お前、ここから すぐ出て行け!!......』
『嫌だね!!....』
『第一、ここは太田市の公共の施設だ。』
『お前さんにとやかく言われる筋合いはねえよ!!....』
『なんじゃと!!.....』
なんだか、”二人”の雲行きが怪しくなってきたが、その後”二人”がどうなったかは誰も知らない......
一説によれば、元々の”住人”が”侵入者”を追い出したとも、また別の説では、侵入者によって、この土地が乗っ取られたとも聞いているが、真相は定かではない。
何れにしても、この土地を巡って両者の間で激しいつばぜり合いがあったことは確かだ。
警察沙汰になっていなければいいのだが......(笑)
* ベニマシコ 五題
※ 河畔林の一角から『ヒッヒッヒッヒッ、ヒッホー.... ヒッヒッヒッヒッ、ヒッホー......』と、懐かしい歌声が聞こえてきた。
ベニマシコだ!!....
ベニマシコの初飛来である。今年も早々と渡良瀬にやって来てくれた。
今日は残念ながら紅色の”ベニ”は観察できなかったが、最初から贅沢は云えない。今日のところは とりあえず”ベニ”の初撮りができたことだけでも感謝しなければ......
ベニマシコだ!!....
ベニマシコの初飛来である。今年も早々と渡良瀬にやって来てくれた。
今日は残念ながら紅色の”ベニ”は観察できなかったが、最初から贅沢は云えない。今日のところは とりあえず”ベニ”の初撮りができたことだけでも感謝しなければ......
<ヤマガラ>
<アオジ>
<ビンズイ>
<シメ>
<ホオジロ>
<エナガ>
<イカルチドリ>
<カンムリカイツブリ>
* オシドリ 四題
※ オシドリたちはよほどこの小さな池がお気に入りのようだ。
この池は、山中にあり、小さいながらも池の周囲が木で囲まれており且つ木々の枝が水面に複雑に張り出しているので、オシドリたちにとっては いざという時にはすぐに身を隠すことができる格好の条件を備えていると云える。
この池は、山中にあり、小さいながらも池の周囲が木で囲まれており且つ木々の枝が水面に複雑に張り出しているので、オシドリたちにとっては いざという時にはすぐに身を隠すことができる格好の条件を備えていると云える。
そんな環境で昼間は休息をとっている彼らだが、人がその池に彼らに気付かれずに近づくことは極めて難しいのである。
★ 今日の ”お花さん”
<スズメウリ>
★ 今日の ”トンボさん”
* リスアカネ 二題
(♂)
(♀)
梅田湖にて ― 2021年11月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ベニマシコ 四題
*
※ 秋風に誘われて、ふらっと出かけた今日の桐生ダム....
昔は山歩きだ、植物だ、鳥だ、魚釣りだと言って、結構足繁く通っていたものだが、最近はめっきり出向く回数が減ってしまった。
おそらく歳のせいだろう。
今日もダム湖の周辺を少し歩いただけだったが、妙に疲れを感じてしまった。
昔は山歩きだ、植物だ、鳥だ、魚釣りだと言って、結構足繁く通っていたものだが、最近はめっきり出向く回数が減ってしまった。
おそらく歳のせいだろう。
今日もダム湖の周辺を少し歩いただけだったが、妙に疲れを感じてしまった。
”全く歳は取りたくないものだ”という年寄りの常套句が最近は何となく真実味を帯びてきたように感じられるのも確かである。
さて、愚痴ばかりこぼしていても仕方がないので、この辺で話をベニマシコの方に切り替えるが、幸いなことに、今日は散策の途中で運良くベニマシコの雄に出会うことができのだ。全くの想定外だったので、嬉しくなった。
どうも雄の あの”紅”には、人の気持ちを高揚させる効果があるらしい。
あの”紅”を見て疲労感が何となく和らいだように思えたのも事実である。
全くヒョウキンなジジイである。われながら、呆れるばかりである。(笑)
これで、今季は 昨日は渡良瀬、今日は桐生ダムと、飛来し立てのベニマシコを図らずも二日連続で写真に収めることができたのだが、これも偶然の非常にラッキーな出会いだったと言う他はない。
鳥は撮ろうと必死に追い求めているときは、案外撮れないものなのである。
さて、この次に紅色のベニマシコに出会えるのはいつになるだろうか、楽しみである。
* アオジ 二態
★ 今日の ”お花さん”
<アズマヤマアザミ>
<ナギナタコウジュ>
<コムラサキ>
★ 今日の ”トンボさん”
<オツネントンボ>
※ まるっきり木の色に同化してしまって、一度目を離すと次に探すのが難しくなるようなイトトンボである。このトンボは成虫越冬をすることでも知られているトンボであるが、この個体は、おそらく、このまま越冬に入るものと思われる。
越冬中は仮死状態になっているようだが、真冬の氷点下の気温になっても耐えることができると云われている。
まさに驚異という他はない生命力である。こんな小さな体の一体どこに、そんな強力なエネルギーが隠されているのだろうか。
最近、野外で鳥やトンボやチョウなどを観察していると、”いのち”というものの不思議さに改めて思いを巡らすことが多くなった。これも歳のせいなのだろうか.....。
越冬中は仮死状態になっているようだが、真冬の氷点下の気温になっても耐えることができると云われている。
まさに驚異という他はない生命力である。こんな小さな体の一体どこに、そんな強力なエネルギーが隠されているのだろうか。
最近、野外で鳥やトンボやチョウなどを観察していると、”いのち”というものの不思議さに改めて思いを巡らすことが多くなった。これも歳のせいなのだろうか.....。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<キタテハ>
渡良瀬川にて ― 2021年11月06日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* エナガ(水飲み&水浴シーン)
※ 結構水量があり流れも速い用水路の水面に先端が突き刺さるようにして入り込んでいた一本の枝があった。その枝に次々とやってきては水飲みや水浴行動を始めたエナガの群れである。
私はこの場面を目撃して、臨機応変のエナガの環境適応能力につくづく感心してしまった。
これまで、私の頭の中では、水飲みや水浴行動は小さな水溜りや水が流れていてもちょろちょろ程度の流れの水路でしか行われないと思っていたので、今日のように一本の枝を伝わって流量・流速 共にある水面まで降りて行き、そこで水飲みや水浴行動をするエナガたちの姿を見せられたときは、全く予想外の新鮮な驚きを覚えた。
私はこの場面を目撃して、臨機応変のエナガの環境適応能力につくづく感心してしまった。
これまで、私の頭の中では、水飲みや水浴行動は小さな水溜りや水が流れていてもちょろちょろ程度の流れの水路でしか行われないと思っていたので、今日のように一本の枝を伝わって流量・流速 共にある水面まで降りて行き、そこで水飲みや水浴行動をするエナガたちの姿を見せられたときは、全く予想外の新鮮な驚きを覚えた。
鳥たちは私の頭の中にあったような決まり切った教科書通りの行動をしているだけではなかったのである。彼らは、もしその時そこに水飲みや水浴行動に最適な場所がなければ多少の危険を冒してでも、よりベターな環境を探し出し、その環境を最大限に活用することで水飲みや水浴行動を行うことがあるということである。
今日は実にいい場面を見させてもらった。
* ジョウビタキ、2021.秋の陣(続編)
※ 呆れたことに、先日紹介した”戦場”でまだ彼らの”陣取り合戦”は続いていた。”戦争”は終結していなかったのである。
一日も早く戦いを終結させて平和条約を締結した方がお互いのためだと思うのだが、これは人間サイドのご都合主義で、彼らには全く通用しない論理なのかもしれない。
”お前ら人間様には関係ないことだ。横から口出しするんじゃねえ!!”
そんな声がふと聞こえてきたような気がした。
一日も早く戦いを終結させて平和条約を締結した方がお互いのためだと思うのだが、これは人間サイドのご都合主義で、彼らには全く通用しない論理なのかもしれない。
”お前ら人間様には関係ないことだ。横から口出しするんじゃねえ!!”
そんな声がふと聞こえてきたような気がした。
*
<コゲラ>
<カワラヒワ>
<カシラダカ>
※ やっと、今季お初の写真が撮れた。
これで、ツグミ類を除くと、だいたい冬のメンバーが出揃ったようだ。
これで、ツグミ類を除くと、だいたい冬のメンバーが出揃ったようだ。
<ビンズイ>
★ 今日の ”お花さん”
<コマユミ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<アサギマダラ>
※ いつ見ても惚れ惚れするような美しい容姿である。この個体、これからどこに向かうのであろうか......
無事、目的地に到着できることを願うばかりである。
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
<リスアカネ>
<マユタテアカネ>
松田湖、その他にて ― 2021年11月08日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカハラ 一題
※ 今季初撮りである。
ツグミ、シロハラはまだ確認していない。
ツグミ、シロハラはまだ確認していない。
* クロジ 三態
※ アオジは頻繁に見られるようになったが、クロジの観察は今季初めてである。
*
*
<アオジ>
<シメ>
<ウグイス>
<コジュケイ>
<セグロセキレイ>
※ 花の鮮やかさに惹かれて自分からやってきたのか、それとも、花に招かれてやってきたのか、私には知る由もないが、鳥と花との見事なコラボである。
* オシドリ 六題
※ 数は把握できなかったが、今季は結構な数が飛来しているようだ。
こちら側の車道からは遠く離れた対岸の水際で警戒しながら行動しているので写真に収めるは難しい。
こちら側の車道からは遠く離れた対岸の水際で警戒しながら行動しているので写真に収めるは難しい。
★ 今日の ”お花さん”
<シラネセンキュウ>
※ かつて山歩きをよくしていた頃は、時々見かけていた花であるが、最近は
遠出することもほとんどなくなってしまったので、久しく忘れていた花である。”複散形花序”というセリ科特有の花のつくりをしている。
遠出することもほとんどなくなってしまったので、久しく忘れていた花である。”複散形花序”というセリ科特有の花のつくりをしている。
<マムシグサ>
<リュウノウギク>
<トネアザミ>
<タカサゴユリ>
※ この時季、たった一輪だけ咲き残っていたタカサゴユリの花である。
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
<マユタテアカネ>
渡良瀬川にて ― 2021年11月11日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アオジ 三態
* キツツキ 四題
<アカゲラ>
<コゲラ>
※ 河畔林の中から時々アカゲラの声が聞こえるようになってきた。
そう云えば、今日はムクの大木の繁みからも複数のシロハラの声が聞こえてきたし、カシラダカの群れも見られるようになってきた。河畔林全体が冬のモードに切り替わったようだ。冬鳥たちが揃うと河畔林は活気付く。
そう云えば、今日はムクの大木の繁みからも複数のシロハラの声が聞こえてきたし、カシラダカの群れも見られるようになってきた。河畔林全体が冬のモードに切り替わったようだ。冬鳥たちが揃うと河畔林は活気付く。
★ 今日の ”お花さん”
<センニンソウ>
※ これぞ まさしく”仙人の髭”である。
センニンソウの果実であるが、ここに”仙人草”の名が与えられた所以がある。
センニンソウの果実であるが、ここに”仙人草”の名が与えられた所以がある。
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
<ミヤマアカネ>
<マユタテアカネ>
<リスアカネ(♂)>
<リスアカネ(♀)>
<オオアオイトトンボ>
※ 今季は まだ 気温が高いせいか、河畔林の随所にアカネの姿が見られている。と云って、これがずっと続くかというと、そんなことはない。
これから気温が低下して冷え込むと、ある日、ぱたっと姿を消してしまう。
今飛び交っている個体は、もう翅は劣化して潤いもなく、体は日に日に黒っぽく変色してきている。きっと今は最後のエネルギーを使って辛うじて命の灯を灯している状態なのだろう。
今年も河畔林のトンボたちが河畔林から姿を消す日が近づいてきた。
これから気温が低下して冷え込むと、ある日、ぱたっと姿を消してしまう。
今飛び交っている個体は、もう翅は劣化して潤いもなく、体は日に日に黒っぽく変色してきている。きっと今は最後のエネルギーを使って辛うじて命の灯を灯している状態なのだろう。
今年も河畔林のトンボたちが河畔林から姿を消す日が近づいてきた。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* クロコノマチョウ 四題
※ 落ち葉に擬態しているとしか考えられないコノマチョウの翅の色と模様である。よく見ると、それぞれの個体にも、翅の色と模様に微妙な差異があり、
自分の翅の色と模様にマッチした落ち葉を選んでいるようにも見える。
チョウは本当に自分の翅の色や模様の在り様をわかっていて行動しているのだろうか。いつも感じることであるが実に不思議である。
自分の翅の色と模様にマッチした落ち葉を選んでいるようにも見える。
チョウは本当に自分の翅の色や模様の在り様をわかっていて行動しているのだろうか。いつも感じることであるが実に不思議である。
渡良瀬川にて ― 2021年11月12日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ベニマシコ 四態
※ ここのところ、複数の個体をよく見かけるようになった。
願わくは、紅い個体を、とつい思ってしまうが、それは 無い物ねだりの贅沢な願望というものだろうか.....
願わくは、紅い個体を、とつい思ってしまうが、それは 無い物ねだりの贅沢な願望というものだろうか.....
* ヤマガラ 三態
※ ヤマガラといえば、真っ先に頭に浮かぶのがエゴの実であるが、この時季、エゴ以外にも、イヌザンショウや松などの果実を啄んでいる場面をよく見かける。
* メジロ 二題
* メジロ 二題
※ 自然は厳しい面ばかりではなく、時にはこの画像のように思いもかけないユーモラスな顔も見せてくれる。私も、この画像を見たときは思わず吹き出してしまった。
*
<カシラダカ>
<ジョウビタキ>
<シメ>
★ 今日の ”お花さん”
<アメリカイヌホオズキ>
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<モンキチョウ>
※ すっかり色褪せて破れた翅からは、かつてのみずみずしい生命力は感じられず、あとは死の訪れを待つばかり......
そんな印象を受けた今日のモンキチョウであった。
そんな印象を受けた今日のモンキチョウであった。
渡良瀬、その他にて ― 2021年11月13日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* カケス 四態
※ 羽の一部を飾るブルーの模様はカケスのトレードマークである。
山歩きをしていて、山中で時たま、このブルーの羽が落ちていることがあるが、すぐにカケスのものであることがわかる。
また、このブルーの羽はフライフィッシング用の毛針としても利用価値が高く釣り人の間でも人気のある羽の一つであるようだ。
今、季節は実りの秋真っ只中。カシ類のある林ではカケスたちはどんぐり集めに余念がない。
山歩きをしていて、山中で時たま、このブルーの羽が落ちていることがあるが、すぐにカケスのものであることがわかる。
また、このブルーの羽はフライフィッシング用の毛針としても利用価値が高く釣り人の間でも人気のある羽の一つであるようだ。
今、季節は実りの秋真っ只中。カシ類のある林ではカケスたちはどんぐり集めに余念がない。
*
<シメ>
<カシラダカ>
<アオジ>
★ 今日の ”お花さん”
<メマツヨイグサ>
※ ここのところ、河原を歩いていると昼間でもこの花がよく目につく。
この花はもともと夜行性なので、朝になり明るくなると萎んでしまうことが多いのであるが、ここのところ日中でも結構花が開いているのである。
冬に向かい夜が長くなっている分だけ開花している時間も伸びているのだろうか。
そういえば、我が家のツキミソウも未だに白い花を咲かせているのであるが、今までは朝になると花弁が白からピンクに変色していたものが、ここのところ朝になってもピンクに変色せずに白のままなのである。
やはり、これも日照時間の変化が影響しているのであろうか......
それにしても、両者とも花期の長さには驚かされる。
この花はもともと夜行性なので、朝になり明るくなると萎んでしまうことが多いのであるが、ここのところ日中でも結構花が開いているのである。
冬に向かい夜が長くなっている分だけ開花している時間も伸びているのだろうか。
そういえば、我が家のツキミソウも未だに白い花を咲かせているのであるが、今までは朝になると花弁が白からピンクに変色していたものが、ここのところ朝になってもピンクに変色せずに白のままなのである。
やはり、これも日照時間の変化が影響しているのであろうか......
それにしても、両者とも花期の長さには驚かされる。
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
<ミヤマアカネ>
近くの公園にて ― 2021年11月14日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ジョウビタキ 二態
* アオジ 二態
※ 毎年、この時季になるとルリビタキの姿が観察される場所であるが、今季はまだ飛来していないようだ。
今日は複数のアオジが見られたのみである。
今日は複数のアオジが見られたのみである。
★ 今日の ”お花さん”
<リュウノウギク>
※ 今、平地では菊の季節である。
色とりどりの菊の花が、やがて訪れる冬を前にして、ひと時の間 人々の目を楽しませてくれている。山では、今白い花を咲かせるこのリュウノウギクが目立っている。爽やかな印象を与える菊である。
色とりどりの菊の花が、やがて訪れる冬を前にして、ひと時の間 人々の目を楽しませてくれている。山では、今白い花を咲かせるこのリュウノウギクが目立っている。爽やかな印象を与える菊である。
<コウヤボウキ>
※ 今季、最後の一輪というところであろうか、他を見渡して見てもどこにも花を見つけることはできなかった。
<センボンヤリ>
※ この植物は、春と秋の二回花を咲かせる。
春はタンポポを小さくしたような白っぽい花をつける”開放花”、秋は花茎を長く伸ばすが花が開くことのない”閉鎖花”である。
上の写真は、”閉鎖花”にできたセンボンヤリの果実である。
春はタンポポを小さくしたような白っぽい花をつける”開放花”、秋は花茎を長く伸ばすが花が開くことのない”閉鎖花”である。
上の写真は、”閉鎖花”にできたセンボンヤリの果実である。
<ムラサキシキブ>
※ 実の数も減り、なんとなく寂しさを感じさせるこの時季の”ムラサキ”である。
<ミヤマガマズミ>
※ 果実の”赤”はその実が熟したことを鳥たちに知らせるサインであるが、実際のところ、ガマズミの実は鳥たちにはあまり好かれていないようだ。
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
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