金山にて ― 2014年10月16日
★ 今日の景色.....

画面前方に見える、”おむすび”のような小さな お山さん.....
名前を”薬師山”と書き、”やくしゃま”と呼ぶ。
私が幼少の頃、よく遊んだ山である.......
★ 今日の景色.....
* オオルリ 三態
時、すでに10月も半ば過ぎ.....
まだ、こんな処でうろうろしているのだろうか.......



* エゾビタキ 三態
エゾビタキを
当地で今季初めて観察したのが、9月の11日だから、もうかれこれ一ヶ月以上も見られていることになる.....



* キビタキ(♀)...... ”トンボを捕らえる”
今季は、エゾビタキ
がトンボを補食したのも観察したが
、この時季、ヒタキ類は案外トンボをタンパク源として食べているのかもしれない。
それにしても、あんなに飛行術に長けているトンボを”flying catch”で捕まえるとしたら、これまたヒタキ類の飛行術も驚くべきものである......


★ 今日の植物.....

<キチジョウソウ>
名前からして、如何にもおめでたい
感じのする花である。この花は、葉の下の方に花をつけるので、ちょっと見ただけでは花が咲いているのかどうかわからない。この時季、この植物を見つけたら、葉をより分けて下の方を確認して下さい。きらびやかな上品な花が姿を現します.......

<サラシナショウマ>

<ノハラアザミ>

<コウヤボウキ>
本種の親戚筋でナガバノコウヤボウキという植物があるが、これも本種とそっくりな花を咲かせる。
昔、高野山では、竹の代りに本種の枝を集めて帚を作ったという。
それが、コウヤボウキ(高野帚)の由来である。
なんだか、花そのものも竹帚のような感じがするが、どうだろうか......

<シロダモ>
この木はなかなか面白い。花の咲く時季と実のなる時季がいっしょなのだ。
花が秋に咲き、実は一年後の秋に熟す。すると、花と実が同時に付くということになる。

<オクモミジハグマ>
上記のコウヤボウキ、カシワバハグマ、それに本種のオクモミジハグマ.....
みんな同じような花のつくりをしている。
実は、この類いの花は皆、小さな花が複数集まって束ねられて一個の”風車”のような形になっているのです。
★ 今日のチョウ.....
* ウラギンシジミ 三題

<ウラギンシジミ>
翅裏が銀色をしているのは、♂も♀もいっしょです。
表の模様が♂と♀では違うのです。

<ウラギンシジミ(♂)>

<ウラギンシジミ(♀)>
* ムラサキシジミ 一題

<ムラサキシジミ>
いつもは
、なかなか翅表を見せてくれないシジミさんですが、流石に今日は気温が低く、体を温める必要がでてきたのでしょう。美しい紫色の翅表をご披露してくれました......
★ 今日のトンボ.....

<アキアカネ(♂)>

<アキアカネ(♀)>
★ 今日の”おまけ”..... ”隠し絵”
この画面の中に、チョウ、正確には蛾が一頭
隠れているのですが、おわかりになるでしょうか?......
蛾の仲間には、このように夜ではなく昼間行動する種類もいるのです。
ちなみに、チョウは夜は活動しません。夜活動する”夜の蝶”とは昆虫ではなく人間ですから.....(笑)

<イカリモンガ>
私は、昔
、チョウをかじり出した頃、この蛾をチョウだと思って、一生懸命チョウ図鑑を紐解いて調べたが、どこにも見つけることがきなかった。
そのはずです。チョウではなく、蛾
だったのですから......
今となっては懐かしい想い出となりました......
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kneko.asablo.jp/blog/2014/10/16/7459919/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。