TRAIL (NO.73.16)2024年02月01日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * カワセミ 五態





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※ 今日の”カワセミブルー”は、これまでとはまた一味違った”ブルー”であった。エメラルドグリーンとコバルトブルーが程よく混じり合った絶妙な配色である。こんな配色をデザインしたのは一体どこのどなた様でしょうか......

       * オシドリ 七態








※ ざっと数えたら、100羽近くの大きな群れであった。
こんな大きな群れを渡良瀬で観察したのは初めてである。まるで、松田ダムのオシドリが全部渡良瀬に飛来してしまったのではないかと思うくらいの数であった。
残念ながら、例によって、思うところまで近づくことができず、写真に収められたのはほんの数枚で、あとは大群が飛び立つのをただ呆然と眺めるだけのあっけない幕切れになってしまった。
何れにしても、渡良瀬の中流域でオシドリを観察できることは非常に喜ばしいことで、これからも継続的な飛来を期待したいものである。

       * メジロ 三態




      * ジョウビタキ 二態



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<カワラヒワ>

<エナガ>

<シジュウカラ>
※ どうやら春のさえずりが始まったようだ。
さえずりを聞いたのは今日で2回目だが、この時季のさえずりにしては上出来の歌声であった。

★ 今日の”お花さん”

<オオアラセイトウ>
※ ”ハナダイコン”とも言うが、渡良瀬に春の到来を告げる大切な花である。
今日のこの花は正真正銘の一番バッターであるが、今年は春の到来がいつもより早いのだろうか......

TRAIL (NO.73.17)2024年02月07日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    ※ 雪降りし日の渡良瀬にて.......

     * ルリビタキ 八態










        * イカル 八態









       * アトリ 七題








      * イカル & アトリ






      * カシラダカ & アトリ





   * カシラダカ & アトリ &  スズメ


       * ツグミ & アトリ


       * ツグミ & シメ


       * アカゲラ 四態





       * アオジ 二態



       * タヒバリ 三態




      * イカルチドリ 二態



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<クサシギ>

<ツグミ>

<モズ>

<シメ>

<カケス>

TRAIL (NO.73.18)2024年02月08日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ハイタカ 九題







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※ 周囲を薮と雑木で囲まれた山あいの小さな溜池で、アトリとカワセミを撮っていると、突然アトリやカシラダカの群れが一斉に飛び立った。
『???.....』と思っていると、次の瞬間、まるで飛び立った小鳥たちを追いかけるかのように一羽のハイタカがサーっと、雑木の込み入った枝の中に舞い降りた。
私のいる場所からはハイタカの影は見えるが、たくさんの蔓や小枝に邪魔されて とても写真に収められるような位置関係ではない。それでも苦労してやっと何とかカメラが構えられる位置へと体を移動させた瞬間だった。ハイタカに気付かれ、一度もシャッターを切ることなく敢えなく逃げられてしまった。
通常なら、これで『以上お終い!!....』ということになり物語は終わりになるわけだが、今回は違っていた。そのハイタカは遠方に飛び去ることなく近くの桜の大木の枝に止まったのだ。しかし、近くに止まってくれたのは良かったものの、これまた 枝が込み入っていて、簡単にカメラを向けられるような場所ではない。それでも 何とか枝の隙間はないものかとハイタカに気づかれないように少しづつ場所を移動させながら、やっとカメラを向けて枝と枝の隙間から撮った写真が上段6枚の画像である。
結局、そのハイタカは私にシャッターを何回か押させた後に何処にか飛び去ってしまったのだが、間もなくして、再びタカが例の溜池の込み入った枝の上に舞い降りた。
『あんりゃまあ、またお戻りかい!!?.....』そう思いながら、再び撮影ポイントを探して枝の隙間から辛うじて撮った写真が下段3枚の画像である。
普通、一度逃げたタカがまた同じ場所に戻ってくるなどということは先ずあり得ないことなのだが、その時は『へえ〜、こんなこともあるもんかいのう.....』くらいの思いを抱きながら一応その場を引き上げた。
家に帰って編集をしてみて驚いた。
『あれっ、これ、違う個体じゃない!!?.......』
どうみても、前者と後者では姿が違うのである。
撮影時はてっきり同じ個体が舞い戻って来たと思い込んでいたので、改めてその違いに気が付いた時は、全く唖然としてしまった。
要するに、二羽の別個体のハイタカが、時を移さずして、相次いで同じ場所にやって来ていたということになるわけである。
全くこんな経験は後にも先にも初めてである。
それは呆け老人にとっては、まさに狐につままれたような予期しない出来事であった。
 
       * カワセミ 二態



       * アトリ 二題



      * ジョウビタキ 三態




       * アカゲラ 二態



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<ホオジロ>

<カシラダカ>

★ 今日の”お花さん”



TRAIL (NO.73.19)2024年02月10日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ホオアカ 五態







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<ホオジロ>
※ ホオジロだと思ってカメラを向けたら、何と”白”ではなく、”赤”だった。
ホオアカは決して珍しい鳥ではないが、私の住む地域では、なかなかお目にかかれない鳥である。
私が最後にホオアカに出会ったのは確か利根川の土手下だったから、もう かれこれ10年近くは経つだろうか.....
何れにしても、本種に限らず予期しない鳥との出会いは嬉しいものである

        * ケリ 七態








※ 当所には、確か3、4年前にタゲリと共に飛来したことがあったが、その後環境が整わずタゲリもケリも観察することがなかったので、今回の確認はそれ以来ということになる。
まさか、前回と同じ個体ということはないだろうが、ここは整備されればやはりケリ好みの条件を備えた環境ということになるのだろう。


      * ヒレンジャク 二態



※ レンジャクのメッカである赤城や大室公園にはすでに相当数の個体が飛来しているとの情報が入っているが、当地ではお初のヒレンジャクである。
昨年は、私の家の屋敷内に多数の個体が飛来し、自宅の部屋から活動の様子を逐一観察することができたが、今年はどうだろうか.....
昨年はサクランボの果実を好んで食べていたので、今年も果実がたくさん実るることを期待しているのだが、今年の実の付き具合はどうだろうか。
レンジャクより、そっちの方が心配な昨今である。(笑)
今年も再び、我が家に飛来してくれたらこんな嬉しいことはないのだが、状況は毎年違うので何とも言えない。
何れにしても大きな声では言えないが、自宅にレンジャクが飛来するなどとはまったく、贅沢な話ではある。(笑)

       * カワセミ 三態




       * 猛禽 三題

<オオタカ>

<チョウゲンボウ>

<ノスリ>

      * カシラダカ 三態




       * カケス 二態



       * タヒバリ 二態



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<アオジ>

<ツグミ>

      * カモ類 二題

<ハシビロガモ>

<ヒドリガモ>

      * オシドリ 四題





※ ここのところ、遠出をすることなく身近な場所で本種を観察できるのが嬉しい。とは云うものの、超がつくほど警戒心の強いオシドリである。
この鳥を写真に収めることはそれほど簡単なことではない。

★ 今日の”お花さん”


★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<モンキチョウ>
※ 早くも動き始めたモンキチョウ......
梅の花数も増して来て、今年もいくらか春が近づいて来たようだ。

TRAIL (NO.73.20)2024年02月16日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * ミヤマホオジロ 十二題




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※ 林の中を歩いていると、周囲に比べて比較的立ち木が少なく明るく開けた感じの場所に出くわすことがある。そこは植物学の世界では”ギャップ”とよばれているような場所である。そんな場所がミヤマホオジロのお好みの環境であるが、渡良瀬の河畔林には、ミヤマホオジロ好みの条件を備えたポイントがいくつかある。今日の出会いもその中の一つであった。
最近、この場所を訪れるたびに本種を確認しているが、なかなか撮影条件が整わず、うまい具合にカメラに収めることができなかった。
そんななかで今日は比較的撮影条件が良かったせいもあり、かなりまとめ撮りができて幸運であった。
出来栄えは、いつもの通りイマイチであるが、とりあえず今年も渡良瀬のミヤマホオジロに出会うことができたということで良しとしよう。

     * ルリビタキ 四態






※ 画像に写っている白い果実はナンキンハゼの果実である。   
この時季、果実はだいぶ少なくなっているがまだ辛うじて少数が枝に残っている。
そんな残り少なくなってきた果実目当てに、一年のうちでも最も餌が乏しくなっているこの時季、鳥たちは三々五々この木にやってくる。
今日も、ルリビ以外にヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、そしてアオゲラまでもやって来て、果実を啄んでいた。
この果実には脂肪分が多く含まれているので、この時季の鳥たちのエネルギー補充には適しているのだろう。

      * ヒレンジャク 三態




※ 今季、二度目の出会いである。
今日は四羽くらいいたような気がするが、藪のなかに潜られてしまってそれっきり姿を見せることがなかった。
 

      * シロハラ 二題




      * ジョウビタキ 二題



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<ノスリ>

<アカゲラ>

<アオジ>

<エナガ>

<ビンズイ>

<ベニマシコ>

<カケス>

<ツグミ>

<イカルチドリ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<モンキチョウ>

<キタテハ>

<ムラサキシジミ>
※ こう暖かくなると、チョウたちも仮眠状態から思わず目が覚めてしまうのだろう。今日は、キタテハを七、八頭確認した。

TRAIL (NO.73.21)2024年02月19日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * ケリ 八態





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※ 車の中からいつもの場所を一通り見渡したが、ケリの姿はどこにも見えない。”もう、ここにはいなくなってしまったのか..... ”と思いつつも、更に探し続けていると、突然、上空からキキッ、キキッ、キキッ.....とケリ独特の鋭い声が聞こえて来た。”ケリだ!!.....”
急いで声のする方角に目を向けると、なんと、ケリがこちらに向けて飛んで来るではないか!!.....
私は車の中なので、ケリは私の存在には全く気がつかないのだろう。そのまま車から割と近いところに着地した。
ケリはキキッ、キキッ、キキッ....と鳴きながら、周辺を歩き始めた。
私は車の中からカメラをケリに向けた.......
それにしても、このケリ、どこから飛来したケリなのだろうか.....
たった一羽だけというのも気にかかる。
数年前に飛来したケリもたった一羽だった。
もしかしたら、数年前に飛来したのと同じ個体なのだろうか.....
つい、そう考えたくなってしまう当地のケリである。

       * ノスリ 三態




        * カケス 二態



        * ヒガラ 五態



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      * ヒレンジャク 八題









※ 今季、三度目の出会いである。
三回共、同じ場所である。どうも、ヒレンジャクはこの周辺に滞在しているようである。数は今日は10羽程度であったが、日によって変わるので正確な数はわからない。餌としては高木に絡みついたキヅタの果実と藪の中に生育しているヤブランの果実が中心になっているようである。

TRAIL (NO.73.22)2024年02月24日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * メジロ 七態









※ まるで桜の花が開くのを待ちわびていたかように、花から花へと飛び移っては花の蜜を吸っていた。メジロは別名、花吸い”(はなすい)”とよばれることもあるように花の蜜が大好きだ。
メジロの舌は先がブラシ状に細かく別れているので蜜を吸いとるには大変都合の良いつくりになっている。

      * ヒレンジャク 六題







※ 前回は小雨交じりの曇り空で暗くてピントが合わずダメ、今回は今回で晴れたのは良いが今度は込み入った林からちっとも出てきてくれず、やっぱりダメ、一体いつになったら条件の揃ったいい写真を撮らせてもらえるのだろか......(涙)

       * ビンズイ 二態



       * キツツキ 二題

<アカゲラ>

<コゲラ>
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<ツグミ>

       * オシドリ 七題




           * 



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※ 当地のオシドリは最初の出会い頭が勝負である。
最初のチャンスを逃すと藪の奥に隠れ去ってしまい、観察をしている間は先ず姿を現すことがない。残念ながら今日もシャッターを押せた回数はわずかだった。
 
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<ハシビロガモ>

<カンムリカイツブリ>

<ホシハジロ>

★ 今日の”お花さん”

<シロバナタンポポ>

<フクジュソウ>

<河津桜>
※ 地表には、タンポポや福寿草が花開き、上を眺めると早咲きの桜の花がちらほらと目立つようになってきた。
徐々にではあるが、なんとなく春の気配が感じ取れるようになってきた今日この頃である。