TRAIL (NO.74.51) ― 2025年10月03日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* ノビタキ 三題



※ あんなに辺り一面が雑草で覆われていた河川敷の草はらであったが、例年 最も飛来数の多いこの2、3日の間に、高いところでは人の背丈ほどあった雑草があっという間に見事に刈り取られてしまった。
私は、見通しのよくなった草はらを前にして、”これではノビタキも期待できないだろう...”と思いつつも、散歩がてら いつもの散策道を歩いて行った。
そして、ちょうど中程のところまで歩いた辺りで、刈り残された背丈の低い草の上に一羽のノビタキが止まっているのを見つけた。”こんなに刈り取られてしまった草地にも舞い降りるんだ.....”と思いながら、周囲を見渡していると、あっちにもこっちにも飛び上がったり、舞い降りたりと結構な数のノビタキがいることに気がついた。ノビタキは背丈の高い草類がなくなったことをあまり苦にしていない様子である。否、それどころか、見通しが良くなった分だけ餌が見つけ易くなったようにも見えた。
私は、見通しのよくなった草はらを前にして、”これではノビタキも期待できないだろう...”と思いつつも、散歩がてら いつもの散策道を歩いて行った。
そして、ちょうど中程のところまで歩いた辺りで、刈り残された背丈の低い草の上に一羽のノビタキが止まっているのを見つけた。”こんなに刈り取られてしまった草地にも舞い降りるんだ.....”と思いながら、周囲を見渡していると、あっちにもこっちにも飛び上がったり、舞い降りたりと結構な数のノビタキがいることに気がついた。ノビタキは背丈の高い草類がなくなったことをあまり苦にしていない様子である。否、それどころか、見通しが良くなった分だけ餌が見つけ易くなったようにも見えた。
地上に降りたり、低い草の茎に止まったりと結構忙しく餌探しをしている今日のノビタキであった。
* コサメビタキ 三題


※ エゾビタキ、コサメビタキといえば、アカメガシワであるが、今日は、彼らは この時季 アカメだけではなくカジノキの熟れた実も食することを確認した。もともとカジノキはクワ科の樹木で、遠目に見ると、葉も大きめでなんとなくアカメガシワと感じが似ているのである。それで、これまで、私は その木をてっきりアカメとばかり決め込んで見ていたのであるが、今日は、藪のなかに一歩踏み込んでコサメを観察していたところ、葉の影からちらっと熟れ始めた赤い果実がいくつか目に入ってきたのである。あれっと思い、もう一度注意深くその木をよく見直したところ、その木はアカメではなくカジノキであることが判明したというわけである。
ここのところ、その木に、いつもコサメがいるので、アカメの実もないのに変だなあとは思っていたのだが、真相はこういうことであったという実にお粗末な私のお話でありました。
ここのところ、その木に、いつもコサメがいるので、アカメの実もないのに変だなあとは思っていたのだが、真相はこういうことであったという実にお粗末な私のお話でありました。
* キジ 五態





★ 今日の”お花さん”
* 曼珠沙華 二題


※ 赤だけのヒガンバナの群生も見事であるが、赤いヒガンバナの中に白い個体のヒガンバナが混じって咲いているのも、また一味違った趣があっていいものである。植物の中には、時々、突然変異で生じた白い花を咲かせる個体が見つかることがあるが、白花のヒガンバナは、もともとあったショウキズイセン(黄色みのある花を咲かせる)という植物とヒガンバナとの自然交雑によって生まれた種であると云われている。
*

<アキノノゲシ>

<マメアサガオ>

<クコ>
※ いつの間にか、またクコの花が見られる季節になってしまった.....
私は、この12月でまた歳を一つ重ねる。この先、あと何回 このクコの花を見ることができることやら......
私は、この12月でまた歳を一つ重ねる。この先、あと何回 このクコの花を見ることができることやら......

<コヒルガオ>
★ 今日の ”トンボさん”
* ”似た者同士” 二題


※ この二つの画像を見て、すぐに種類が違うことに気がついた御仁は、”鳥キチ”ならぬ相当なトンボ気狂いの”トンキチ”である。(笑)
上が”リスアカネ”で下が”コノシメトンボ”である。
上が”リスアカネ”で下が”コノシメトンボ”である。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ルリタテハ>
※ 我が身を見る思いの、色褪せたボロボロのルリタテハである。(涙)
TRAIL (NO.74.50) ― 2025年09月28日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* ノビタキ 八題


*


*


*


※ 例年、渡良瀬の”秋ノビ”は10月に入ってからピークを迎えるが、どうも、今年はピークになる前に草はらの草が刈り取られてしまいそうな気配である。
私は "そうなる前に"と思い、いくらか早い時季から草はらに出向いているのであるが、それは人間様の身勝手というもので、ノビタキからすれば、人間様の都合に合わせて飛来するなどということはないのである。
私は "そうなる前に"と思い、いくらか早い時季から草はらに出向いているのであるが、それは人間様の身勝手というもので、ノビタキからすれば、人間様の都合に合わせて飛来するなどということはないのである。
私としては、この時季、何とか ノビタキの通過を待って草刈りをしてもらいと思うのであるが、今度は、人間様の刈り取り業者から、あんたの都合で草刈りをしているのではないと云われてしまいそうで、何とも、この世の中、思う通りにはいかないものである。
* エゾビタキ 三題



※ エゾビタキの好物であるアカメガシワの果実もほとんど食べ尽くされて、どうやら今年もアカメガシワへの飛来のピークは過ぎたようだ。
* コサメビタキ 一題

* セッカ 四題


*


※ 繁殖期には、あんなに草はらの上空を鳴きながら飛び交っていたセッカたちも、今や、鳴き声どころか姿さえ見る機会が少なくなってしまった。
今年も繁殖活動が終了したのである。
かつては、繁殖期になると草はらを駆け回り、巣探しなどをしていた私であるが、最近は、それもやらなくなった。
今年も繁殖活動が終了したのである。
かつては、繁殖期になると草はらを駆け回り、巣探しなどをしていた私であるが、最近は、それもやらなくなった。
実際のところ、今季のこの場所での繁殖成功率はどのくらいだったのだろうか........
★ 今日の”お花さん”
* 秋の”三原色”

<ヒガンバナ>

<マルバアメリカアサガオ>

<キクイモ>
※ まるで信号機のような色模様になってしまったが、どれもこの時季の景色の中にはぴったりの配色である。
★ 今日の ”トンボさん”
* ”赤とんぼ” 三題

<アキアカネ>

<ナツアカネ>

<ミヤマアカネ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* ウラナミシジミ 三題



※ 夏が終わり、秋の気配が感じられるようになると出現するチョウであるが、秋の深まりとともに消え去っていくチョウでもある。
TRAIL (NO.74.49) ― 2025年09月25日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* エゾビタキ 七題







※ 昨年は”不作”で、ほとんど見る機会がなかったエゾビタキだが、今年はどうやら”豊作”のようだ。好物のアカメガシワの果実を求めて、かなりの数のエゾビタキが今アカメの木に飛来している。
★ 今日の”お花さん”

<ヤブラン>
※ 河畔林の林床に、まるで絨毯のように広がって花を咲かせているヤブランであるが、先週に比べると一段と色が濃くなってきた印象である。

<ヒガンバナ>
※ この時季を迎えて、あちこちで一気に花が目立ってきた。
人によっては、好き嫌いがあるだろうが、この時季には欠かせない花である。
人によっては、好き嫌いがあるだろうが、この時季には欠かせない花である。

<センニンソウ>
※ この時季、草叢に白い花の群生を見つけたら、ほとんど本種に間違いないだろう。花が終わり、結実する頃になると、文字どおり、”仙人”の髭になる。

<ツルボ>
※ この時季に土手の草むらの中に群生している本種を見つけると何となく嬉しくなる。目立たないが優しいピンク色をした可愛い花である。
★ 今日の ”トンボさん”
* ミヤマアカネ 二題


* マユタテアカネ 二題


*

<アキアカネ>

<リスアカネ>
※ この時季になると、”赤とんぼ”のオスは真っ赤になって、文字通りの”赤とんぼ”となる。今日は、やっと、リスアカネにも出会うことができた。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ムラサキシジミ>
※ いつもは ほとんど翅を開いてくれないので、この”ブルー”を鑑賞できないのであるが、今日はほんの少しの間だけ翅を開き、その美しさを披瀝してくれた。

<キマダラセセリ>

<ミドリヒョウモン>
※ 夏の暑い時期は”夏眠”していると云われているが、ここのところの気温の低下で、目が覚めて動き出したようだ。

<キタテハ>
※ セセリチョウとのツーショットであるが、なかなか見ることのできない珍しい組み合わせである。

<ヤマトシジミ>

<コミスジ>
★ 今日の ”おまけ”
* タシギ 二題


* タカブシギ 二題


* イソシギ 一題

※ これは9/22付の画像であるが、ついにこの日が最後の休耕田のシギとなった。水量は減り、次の日にはほとんど日干し状態になってしまうであろうことが予想された。
この日は、観察し始めて30分が経つか経たないかくらいだったと思うが、突然、近くにいたシギ類全部が騒がしく飛び立った。
オオタカの奇襲である。
こうなっては、観察どころでは無い。もはや万事休すである。
これで、今季の休耕田のシギの観察は完全終了と相成ったわけである。
この日は、観察し始めて30分が経つか経たないかくらいだったと思うが、突然、近くにいたシギ類全部が騒がしく飛び立った。
オオタカの奇襲である。
こうなっては、観察どころでは無い。もはや万事休すである。
これで、今季の休耕田のシギの観察は完全終了と相成ったわけである。
TRAIL (NO.74.48) ― 2025年09月21日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* オグロシギ 四態




* エリマキシギ 五題





* タカブシギ 四題




* トウネン 二題


* オジロトウネン 二題


* ケリ 二態


※ ” 今日は朝から天気も良く、おまけに北からの気持ちの良い秋風も吹いている。この気象条件なら きっと シギたちはこの風に乗って動くに違いない!!”
そう考えたのが運の尽き。昨日が”最後”と決めた筈なのに、日付の変わった今日になると、あっという間に心変わりをしてしまった私である。
かくして、またもやいつもの休耕田に出向く羽目になってしまった。
これで、”最後”破りは何回めになるだろうか......(笑)
それにしても、”最後”まで楽しませてくれる休耕田である。
TRAIL (NO.74.47) ― 2025年09月20日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* ノビタキ 二題


* キビタキ(♀) 一題

* センダイムシクイ 三態



* エゾビタキ 三題



* コサメビタキ 二題


※ ここのところの気温の低下で、河畔林の渡り途中の小鳥さんたちの数が一気に増えたようだ。林内でのエゾビタキの姿も頻繁に目につくようになった。
また、草はらではノビタキが早々に姿を見せ始めた。
ここに来て、いよいよ渡り鳥たちの移動が本格化して来たようだ。
そういえば、来月は もう 冬鳥たちの飛来が始まる季節だ.....
また、草はらではノビタキが早々に姿を見せ始めた。
ここに来て、いよいよ渡り鳥たちの移動が本格化して来たようだ。
そういえば、来月は もう 冬鳥たちの飛来が始まる季節だ.....
★ 今日の”お花さん”

<キクイモ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<モンキチョウ>
★ 今日の ”トンボさん”

<マユタテアカネ>
★ 今日の ”おまけ”
* オグロシギ 二態


* コアオアシシギ 二態


*


* タカブシギ 三題



*

* タシギ 一題

※ 休耕田の最後を見届けようと思い、”今日こそは最後、今日こそは最後...”と口走りながら出向くのであるが、いざ目的地の僅かに残された休耕田に着くと、依然として数種類のシギ類の姿が目に入ってきてしまうのである。
今や、大多数の休耕田からは水が抜かれ、まだ辛うじて水の張られている休耕田は、ほんの一、二枚である。しかし、その休耕田も 今日明日のうちには完全に干上がってしまうだろう。
そうなったら、それが休耕田の最後である。つまり、休耕田からは全てのシギが撤退してしまうということである。それは同時に、今季の私の休耕田でのシギ類の観察の終了をも意味することになる。
そんなわけで、最後に残された一、二枚の休耕田でのシギ類の去就を確かめるべく、多分 今日もいそいそと出かけることになるのだろう。
今や、大多数の休耕田からは水が抜かれ、まだ辛うじて水の張られている休耕田は、ほんの一、二枚である。しかし、その休耕田も 今日明日のうちには完全に干上がってしまうだろう。
そうなったら、それが休耕田の最後である。つまり、休耕田からは全てのシギが撤退してしまうということである。それは同時に、今季の私の休耕田でのシギ類の観察の終了をも意味することになる。
そんなわけで、最後に残された一、二枚の休耕田でのシギ類の去就を確かめるべく、多分 今日もいそいそと出かけることになるのだろう。
もしかしたら、今日こそは本当に”最後の日”になるかもしれない。(笑)
TRAIL (NO.74.46) ― 2025年09月18日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* エゾビタキ 二態


※ 我々人間どもは、毎日、暑い暑いと言いつつ、 愚痴と汗を大量に垂れ流しながら、時には冷房の効いた部屋でボ〜ッとして過ごしていればそれで済むかもしれないが、鳥たちはそうはいかない。特に渡りをする鳥たちは季節を読み違えたら大変である。それこそ命取りになってしまう。従って、渡りをする鳥たちは、その時季がくれば必ず移動を始めるのである。
鳥の場合は、行動開始の合図は日照時間にあるといわれている。日照時間の変化によって、渡りの行動を促すホルモンが分泌され、それによって個々の渡りの行動が実行に移されるらしいのである。
そんな渡り鳥の一つであるエゾビタキがいつものように渡良瀬の河畔林に姿を見せ始めた。
最近、渡良瀬で見かける機会が少なくなっているが、それでも姿を見つけると嬉しくなるものである。
鳥の場合は、行動開始の合図は日照時間にあるといわれている。日照時間の変化によって、渡りの行動を促すホルモンが分泌され、それによって個々の渡りの行動が実行に移されるらしいのである。
そんな渡り鳥の一つであるエゾビタキがいつものように渡良瀬の河畔林に姿を見せ始めた。
最近、渡良瀬で見かける機会が少なくなっているが、それでも姿を見つけると嬉しくなるものである。
* センダイムシクイ 二態


※ 春の渡りの時季には、独特な声でさえずってくれるので、声でその存在を察知することができるのであるが、秋の渡りの時には、もう さえずることはない。従って、秋の渡りの時は、耳ではなく目を頼りにして探さねばならない。しかし、この時季、河畔林の木々にはまだまだ大量の青葉が生い茂っている。そんな中で、この地味な出で立ちの小鳥を見つけ出す困難さは春の比ではない。多くの場合、偶然の発見に頼るしかないが、それでも、運よく見つけられた時はこれまた嬉しいものである。
* コサメビタキ 四題


*


※ 最近、コサメビタキは低地でも繁殖が確認されるようになったので、この時季、河畔林での出会いの機会はエゾビタキよりずっと多くなっている。
おそらく、この周辺で繁殖した個体と北地で繁殖した個体とが入り混じって現れているのだろう。
おそらく、この周辺で繁殖した個体と北地で繁殖した個体とが入り混じって現れているのだろう。
★ 今日の”お花さん”

<センニンソウ>
※ いつもはもっと早い時季から花を見つけているのであるが、今年は花に気づくのが遅かった。やはり、暑さのせいで、外出を渋っている間に花が咲き始めたのであろう。
自然は、私が出てくるのを待ってくれるほど優しくはないのである。
自然は、私が出てくるのを待ってくれるほど優しくはないのである。

<アキノノゲシ>
※ この花を見つけると、取り立てて目立つ花でもないのに、なんとなく秋の穏やかな光と爽やかな空気が感じられて好きだ。

<マメアサガオ>
※ 名前の通りの小さく可愛い花である。この時季、あちこちの草むらの中に
見つけることができるが、いつ見ても可愛らしい花である。
見つけることができるが、いつ見ても可愛らしい花である。

<クズ>
※ 言わずと知れた秋の七草の一つであるが、今、近くを通ると、その独特な芳香が風に乗って漂ってくる。

<ヒガンバナ>
※ ”彼岸花”、”曼珠沙華”、”葉見ず花見ず”、どれも本種に与えられたネーミングである。昔から、日本人の生活の中に深く関わって来た植物であることが伺える。しかし、なかには西洋かぶれのへそ曲がりがいて、日本語よりも英名の方がいい、などとのたまわって、本種のことを”Red Spider lily”とよぶ輩がいるかもしれない。

<キクイモ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ウラナミシジミ>
※ 秋に姿を現す鳥がエゾビタキだとすれば、ウラナミシジミは秋風に誘われて秋に姿を現す蝶である。
クズの花があるところでよく見かける。
クズの花があるところでよく見かける。

<アゲハ>

<キタテハ>

<オオチャバネセセリ>

<コチャバネセセリ>
★ 今日の ”トンボさん”

<アキアカネ>
※ まだまだ数は少ないが、やっとちらほらと姿が見られるようになってきた。しかし、低地は相変わらずの高気温状態が続いているので、高温に弱い本種がこの気温に耐えて生き延びるのは大変であろう。

<ウスバキトンボ>

<ハグロトンボ>
※ 私にとっては、”夏”のイメージが特に強いトンボだが、今年も、そろそろお別れの時季が近づいて来たようだ.....

<マユタテアカネ>

<ミヤマアカネ>

<ホソミイトトンボ>
★ 今日の ”おまけ”
* コアオアシシギ 四態




※ 最後、最後と言いつつ、つい休耕田に足が向かってしまう。
今日は、たったの一羽であったが、”最後”に本種の姿を見られて運が良かった。
今日は、たったの一羽であったが、”最後”に本種の姿を見られて運が良かった。
* クサシギ 三態



* トウネン 二題


* タカブシギ 一題

TRAIL (NO.74.45) ― 2025年09月12日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* バン(成鳥と幼鳥) 二題



* カイツブリ(成鳥と幼鳥) 二題

* カイツブリ(成鳥と幼鳥)+ バン(幼鳥)


※ 休耕田でのシギの観察にかまけていたら、近所の調節池で繁殖していたバンやカイツブリの幼鳥が驚くべきスピードで生長していた。
この調節池は これから冬にかけて水が涸れてしまうので、それまでに飛べるようになっていないと、この池から脱出できなくなってしまうが.......
しかし、それも人間の浅はかな考えで、実際は、鳥たちがそんなバカな失敗をする筈もないのであるが......
要するに、人間如きがいらぬ心配をするなということかもしれない。
この調節池は これから冬にかけて水が涸れてしまうので、それまでに飛べるようになっていないと、この池から脱出できなくなってしまうが.......
しかし、それも人間の浅はかな考えで、実際は、鳥たちがそんなバカな失敗をする筈もないのであるが......
要するに、人間如きがいらぬ心配をするなということかもしれない。
★ 今日の”お花さん”

<ガマ>
★ 今日の ”トンボさん”

<ウチワヤンマ>

<ショウジョウトンボ>

<セスジイトトンボ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アカボシゴマダラ>
TRAIL (NO.74.44) ― 2025年09月11日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* セッカ(幼鳥) 二態


* コサメビタキ 三題



* イカル(幼鳥) 一題

※ まだまだ暑い日が続いている渡良瀬であるが、河畔林にはコサメやキビタキの姿がちらほらと目につくようになった。
エゾビタキもそろそろと思っているのだが、まだ確認はできていない。
エゾビタキもそろそろと思っているのだが、まだ確認はできていない。
★ 今日の”お花さん”

<クズ>

<ヤブラン>

<ヒガンバナ>

<ツルボ>

<ヘクソカズラ>
※ ヒガバナの姿を見るようになると、いくら暑くても いつまでも夏と言っているわけにはいかない。自然界の生き物たちは静かに、しかし着実に季節の歩を進めている。
★ 今日の ”トンボさん”

<ミヤマアカネ>

<ハグロトンボ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アカボシゴマダラ>
★ 今日の ”おまけ”
* アオアシシギ 九題









* タカブシギ 二題


※ アオアシシギは休耕田を訪れるシギのなかではツルシギやエリマキとともに常連の主役級のシギであるが、今季はこれまで一度も観察できていなかった。そんなわけで、今季はもうダメかと半ば諦めかけていた矢先の出会いが今日のアオアシシギであった。休耕田の”店じまい”を目前にして、今季のアオアシの見送りができたことは幸運であった。
TRAIL (NO.74.43) ― 2025年09月09日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* ヒバリシギ 三態



* タカブシギ 八題





*



* タシギ 五題





* オグロシギ 二態


* エリマキシギ 四題




* イソシギ 二題


※ これが、今季最後の”休耕田シギ”の画像になるだろうか......
昨年、今年と、これまで毎年通っていたエリアに休耕田が全くなくなってしまったので、今年もダメかとほとんど諦めていただけに、今季の この休耕田での思いがけないシギたちとの出会いは嬉しかった。
この休耕田も来年残っている保証は全くないが、来年も また ここでシギたちに会えることを楽しみに待ちたいものである。
昨年、今年と、これまで毎年通っていたエリアに休耕田が全くなくなってしまったので、今年もダメかとほとんど諦めていただけに、今季の この休耕田での思いがけないシギたちとの出会いは嬉しかった。
この休耕田も来年残っている保証は全くないが、来年も また ここでシギたちに会えることを楽しみに待ちたいものである。
TRAIL (NO.74.42) ― 2025年09月05日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* エリマキシギ 十一題











* イソシギ 四題




* タカブシギ 二題


* トウネン 二題


* タシギ 二題


※ シギ・チドリ類にとって、旅の途中、疲れを癒し、エネルギーを補給をするための重要な場所になっているのが休耕田という環境である。
では、休耕田があればどこでもいいかというと、そういうわけにもいかない。
もちろん、その休耕田が渡りのコース上に位置していることは大前提であるが、餌がそこで採れるということも絶対的に重要な要件になることは言うまでもない。しかし、いくら餌が豊富な休耕田であっても、その休耕田に降りることができなければその休耕田は鳥たちにとっては何の価値もない休耕田で終わってしまう。
もちろん、その休耕田が渡りのコース上に位置していることは大前提であるが、餌がそこで採れるということも絶対的に重要な要件になることは言うまでもない。しかし、いくら餌が豊富な休耕田であっても、その休耕田に降りることができなければその休耕田は鳥たちにとっては何の価値もない休耕田で終わってしまう。
従って、シギ・チドリ類にとっては、それぞれの種類の大きさ形態に見合った水深水量を維持している休耕田が必須なのである。
シギ・チドリ類の大きさ形態は様々で、体が大きいのがいれば小さいのもいる。また、足の長いのがいれば短いのもいるし、嘴が長いのがいれば短いのもいる。従って、それぞれのシギ類の大きさ形態に見合った適切な水深水量でなければ、仮に休耕田があったとしても餌を採るどころか、そこに降りることすらできないのである。
いったい、シギ・チドリ類は休耕田の水深水量をどのように”計測”判断しているのだろうか.....
これまで、シギ・チドリ類が実際に休耕田に入って水深水量を確かめている場面など見たことはないし、いわんや、水深水量の判断を間違えて溺れてしまったシギ・チドリ類なども一度たりとも見たことがない。
いったい、シギ・チドリ類は休耕田の水深水量をどのように”計測”判断しているのだろうか.....
これまで、シギ・チドリ類が実際に休耕田に入って水深水量を確かめている場面など見たことはないし、いわんや、水深水量の判断を間違えて溺れてしまったシギ・チドリ類なども一度たりとも見たことがない。
彼らは、間違いなく、休耕田の水深水量を正確に把握して行動しているのである。
では、彼らは、いったい、どの時点で、どのようにして、休耕田の水深水量を正確に把握するのだろうか....
その判断は、実際に地上に一時的に降りておこなわれるものなのだろうか......
では、彼らは、いったい、どの時点で、どのようにして、休耕田の水深水量を正確に把握するのだろうか....
その判断は、実際に地上に一時的に降りておこなわれるものなのだろうか......
それとも飛翔時にすでに直感的、本能的に全てが理解されてしまっているのであろうか.......
私には、後者のようにしか思えないのだが、謎である。
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