TRAIL (NO.73.32) ― 2024年04月09日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* 桜の花と”鳥さん”と......
<シメ>
<ビンズイ>
<シロハラ>
*
<ベニマシコ>
<カシラダカ>
※ 夏鳥のコムクドリが飛来したというのに、ベニマシコもカシラダカもまだ
頑張っている。おそらくカシラダカはこの画像が今季は最後になると思うが、
正確な渡去日は誰にもわからない。
渡り鳥はおしなべてそうであるが、ある日パタっと突然いなくなってしまうのが常である。
頑張っている。おそらくカシラダカはこの画像が今季は最後になると思うが、
正確な渡去日は誰にもわからない。
渡り鳥はおしなべてそうであるが、ある日パタっと突然いなくなってしまうのが常である。
<カケス>
* キツツキ 二題
<アオゲラ>
<コゲラ>
*
<キジ>
* カモ類 二題
<キンクロハジロ>
<オシドリ>
※ 一時に比べると随分と数が減ってはきたものの まだ いつもの場所に飛来し続けている。この周辺の渡良瀬で、こんなに長期にわたりオシドリを観察したのは初めてである。よほど、この場所がオシドリにとってはお気に入りの場所になったのだろう。
渡良瀬は、台風などの襲来により川の環境が大きく変化していく。従って、この先これまでの環境が変わらない保証は全くない。
その時は、オシドリはまた別の環境を求めてここを去っていくに違いないが、私としては少しでも多くの時間をこの地で過ごしてもらいたいと思っている。
その時は、オシドリはまた別の環境を求めてここを去っていくに違いないが、私としては少しでも多くの時間をこの地で過ごしてもらいたいと思っている。
さて、来季はどうなるだろうか......
★ 今日の”お花さん”
<ナヨクサフジ>
<ムラサキケマン>
<オカスミレ>
<ヤマブキ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<アゲハ>
<スジグロシロチョウ>
<キタキチョウ>
<キタテハ>
<ベニシジミ>
<ルリシジミ>
* 春のチョウ 二題
<ミヤマセセリ>
<ツマキチョウ>
※ ミヤマセセリとツマキチョウは それぞれ 属する科が全く違う上に生息環境も違う。ミヤマセセリはクヌギなどのナラ類がある雑木林が生息環境であるのに対して、ツマキチョウは林縁部の日当たりの良いところでよく見られる。
しかし、両者には共通している部分もある。
それは、ミヤマセセリもツマキチョウも姿が見られるのは一年のうちで春の4、5月だけの短期間であるということだ。
しかし、両者には共通している部分もある。
それは、ミヤマセセリもツマキチョウも姿が見られるのは一年のうちで春の4、5月だけの短期間であるということだ。
両者はこの時期を過ぎると地上から姿を消してしまい、次に会えるのは来春の4月ということになってしまう。
私は、毎年、春になるとチョウのなかではこの二種に出会うことを何よりの楽しみにしている。どちらも色彩的には地味なチョウで目立たないチョウあるが、私にとっては春には欠かすことのできない存在になっている。
私は、毎年、春になるとチョウのなかではこの二種に出会うことを何よりの楽しみにしている。どちらも色彩的には地味なチョウで目立たないチョウあるが、私にとっては春には欠かすことのできない存在になっている。
TRAIL (NO.73.31 ― 2024年04月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* コムクドリ 四態
※ 渡良瀬への夏鳥の飛来、第一号である。
それにしても今年は早い。
例年、渡良瀬の河畔林でコムクドリが観察されるようになるのは今月の下旬過ぎあたりからであるが、今日はまだ五日である。
近年、温暖化の影響で、ムクドリの繁殖時期が若干早くなってきているというデータがあるが、やはり事実なのかもしれない。
何れにしても、今年も また 夏鳥のシーズンがやってきたということである。
次に河畔林に姿を見せてくれるのは”誰”になるだろうか.....
それにしても今年は早い。
例年、渡良瀬の河畔林でコムクドリが観察されるようになるのは今月の下旬過ぎあたりからであるが、今日はまだ五日である。
近年、温暖化の影響で、ムクドリの繁殖時期が若干早くなってきているというデータがあるが、やはり事実なのかもしれない。
何れにしても、今年も また 夏鳥のシーズンがやってきたということである。
次に河畔林に姿を見せてくれるのは”誰”になるだろうか.....
* アカゲラ 四態
* カワセミ 二態
* キジ 二態
* オシドリ 四題
* キンクロハジロ 二題
※ この水域で本種を観察するのは珍しい。
季節の変わり目で、カモたちの移動が活発化している証拠である。
日本での彼らの滞在も、あと僅かである。
季節の変わり目で、カモたちの移動が活発化している証拠である。
日本での彼らの滞在も、あと僅かである。
★ 今日の”お花さん”
<アケビ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ルリタテハ>
TRAIL (NO.73.30) ― 2024年04月02日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* オシドリ 十態
※ この日、渡良瀬は最近では珍しいくらいの増水だった。
幾組かのオシドリのペアが本流の濁流を避けるかのように流れの静かな水域に身を寄せていた。
幾組かのオシドリのペアが本流の濁流を避けるかのように流れの静かな水域に身を寄せていた。
* アオゲラ 五態
*
*
※ ここのところ、アオゲラが地上に降りて採餌している場面を何回か見かけた。アカゲラの地上採餌姿ははとんど見ることはないが、アオゲラはその時々の餌の状況により地上に舞い降りて餌探しをすることがある。
* イカルチドリ 三態
* ベニマシコ 二題
※ 今年は、渡良瀬の河畔林で、あと何回出会うことができるだろうか。
今春もそろそろお別れの時節が近づいてきたようである.......
今春もそろそろお別れの時節が近づいてきたようである.......
*
<キジ>
*
<ジョウビタキ>
★ 今日の”お花さん”
<オカスミレ>
<タチツボスミレ>
<オトメスミレ>
<ニオイタチツボスミレ>
<シハイスミレ>
<センボンヤリ>
<シュンラン>
<ツルニチニチソウ>
<キランソウ>
<ジュウニヒトエ>
<シャガ>
<ウグイスカグラ>
<ヤマツツジ>
<ミツバアケビ>
<モミジイチゴ>
<ヒュウガミズキ>
TRAIL (NO.73.29) ― 2024年03月29日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカゲラ 三題
(♀)
(♂)
* ミヤマホオジロ 四題
※ 今年は年が明けてから、4、5羽の小群を結構頻繁に見かけるようになっているが、どうも同じ個体群が観察されているようだ。
観察されるエリアは大体決まっているが、それでも河畔林のあちこちに姿を現す。広い河畔林の中で小移動を繰り返しながら餌探しをしているようだ。
観察されるエリアは大体決まっているが、それでも河畔林のあちこちに姿を現す。広い河畔林の中で小移動を繰り返しながら餌探しをしているようだ。
* シロハラ 四態
※ 落ち葉を掻き分け、掻き分けしながら、植物の果実や昆虫類を探している最中であるが、餌を見つけ食している場面はあまり見たことがない。
鳥たちの冬の期間の餌探しはやはり我々が思うほどに簡単ではないのだろう.....
*
鳥たちの冬の期間の餌探しはやはり我々が思うほどに簡単ではないのだろう.....
*
<カケス>
<ジョウビタキ>
<シメ>
<ベニマシコ>
※ 繁殖期を控えてオスはこれだけ赤くなる。
今日は、河畔林の一角で5、6羽の小群を見かけた。
今日は、河畔林の一角で5、6羽の小群を見かけた。
★ 今日の”お花さん”
<ニホンタンポポ(シナノタンポポ型)>
※ タンポポは、大きく分けるとセイヨウタンポポとニホンタンポポがあるが
セイヨウタンポポの花が厳寒期を除いてほぼ一年中見られるのに対して、日本タンポポは春のこの時期にしか見られない。
セイヨウタンポポとニホンタンポポでは、繁殖形態が違うためである。
セイヨウタンポポの花が厳寒期を除いてほぼ一年中見られるのに対して、日本タンポポは春のこの時期にしか見られない。
セイヨウタンポポとニホンタンポポでは、繁殖形態が違うためである。
<ニリンソウ>
※ 河畔林の一角に、本種が生育しているエリアがある。
なかなか人目にはつきにくい所にあるので、目にしたことがある人は少ないと思うが、私は毎年この時季、この花を見るのが楽しみである。
以前に比べると若干だが年々少しづつ株数が増えてきているようで嬉しい。
これからも大切にしていきたい河畔林の花である。
なかなか人目にはつきにくい所にあるので、目にしたことがある人は少ないと思うが、私は毎年この時季、この花を見るのが楽しみである。
以前に比べると若干だが年々少しづつ株数が増えてきているようで嬉しい。
これからも大切にしていきたい河畔林の花である。
<タチツボスミレ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ベニシジミ>
<アゲハ>
※ ”今さなぎから羽化したばかり...”と思えるほどの新鮮な個体だ。
春の訪れを感じさせてくれる出会いの瞬間でもある。
春の訪れを感じさせてくれる出会いの瞬間でもある。
<テングチョウ>
※ これは、アゲハとは違い、成虫のままで越冬し、今目覚めたばかりの個体である。
チョウは、種類によって、越冬のスタイルが違う。
或るものは、卵だったり、幼虫だったり、また或ものは さなぎだったり、成虫だったりするのである。
チョウは、種類によって、越冬のスタイルが違う。
或るものは、卵だったり、幼虫だったり、また或ものは さなぎだったり、成虫だったりするのである。
<モンシロチョウ>
★ 今日の ”おまけ”
※ 画面手前のぼやけた木の間をじっと見つめて下さい。
背後に何か動物のような姿形が浮かんで来ないでしょうか.....
そうです、ウサギです。それも、これは”飼いウサギ”ではなく
れっきとした野生のウサギで”ノウサギ”です。
とは言っても、令和の今の時代では野生のウサギなどは見たこともないと
言う方がほとんどでしょう。
しかし、実際には渡良瀬の河畔林には少数であるがまだノウサギが
生息しているのです。私も出会う機会は少ないが、林の中を高速で
走って逃げていく様子を何回ともなく目撃しています。
背後に何か動物のような姿形が浮かんで来ないでしょうか.....
そうです、ウサギです。それも、これは”飼いウサギ”ではなく
れっきとした野生のウサギで”ノウサギ”です。
とは言っても、令和の今の時代では野生のウサギなどは見たこともないと
言う方がほとんどでしょう。
しかし、実際には渡良瀬の河畔林には少数であるがまだノウサギが
生息しているのです。私も出会う機会は少ないが、林の中を高速で
走って逃げていく様子を何回ともなく目撃しています。
ちなみに、私が歩いているコースの周辺には、イノシシ、シカ、タヌキ、イタチ、そして時にはキツネも姿を現します。
クマはまだ見ていませんが、クマだけは会いたくありませんね!!...(大笑)
TRAIL (NO.73.28) ― 2024年03月14日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* キレンジャク 十八題
*
*
*
*
*
* ヒレンジャク 五題
*
※ 今日はキレンジャクが主役だ。
いつもなら、ヒレンジャクの群れの中に、キレンジャクが1、2羽でも交じっていればレンジャク観察としては幸運な出会いということになるのだが、そのような機会は滅多に訪れない。
この周辺で観察されるレンジャクはヒレンジャクが圧倒的に多いのである。
だが、今日は違っていた。キレンジャクよりヒレンジャクを撮る方が難しかったのだ。キレンジャクは私のすぐそばの枝まで飛来してくれるのに、ヒレンジャクは高い枝かキヅタの藪の中を出入りしているだけで、全然私の近くには寄ってくれないのである。近くに寄ってくるのはヒレンジャクではなくキレンジャクばかり。こんなことは、いまだかつて一度もなかったことだ。
いつもなら、ヒレンジャクの群れの中に、キレンジャクが1、2羽でも交じっていればレンジャク観察としては幸運な出会いということになるのだが、そのような機会は滅多に訪れない。
この周辺で観察されるレンジャクはヒレンジャクが圧倒的に多いのである。
だが、今日は違っていた。キレンジャクよりヒレンジャクを撮る方が難しかったのだ。キレンジャクは私のすぐそばの枝まで飛来してくれるのに、ヒレンジャクは高い枝かキヅタの藪の中を出入りしているだけで、全然私の近くには寄ってくれないのである。近くに寄ってくるのはヒレンジャクではなくキレンジャクばかり。こんなことは、いまだかつて一度もなかったことだ。
全く予想だにしなかった嬉しい誤算であった。
ということで、自然界では全くもって何が起こるかわからない、そんな印象を強くもった今日のレンジャクとの出会いであった。
ということで、自然界では全くもって何が起こるかわからない、そんな印象を強くもった今日のレンジャクとの出会いであった。
* エナガ 三態
* アカゲラ 二態
* カモ浮かぶ池の春景色
* ヨシガモ 四題
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ベニシジミ>
<キタテハ>
TRAIL (NO.73.27) ― 2024年03月12日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* オシドリ 十七題
*
*
*
※ 今日のオシドリも渡良瀬産であるが、主役はオスではなくメスのオシドリである。これまで、オシドリといえば、ほとんどオスが主役で、メスはオスのド派手な色彩に隠れて単独ではあまりクローズアップされることがなかった。
しかし、今日は違った。今日は比較的近距離で撮れたせいもあるが、アップの写真を見て、メスのあまりの愛らしさに思わず魅せられてしまったのである。
確かに、オスに比べれば、色彩の華やかさでは比べるべくもないが、よくよく見るとメスはメスで、その地味な色合いが実に味がある。そして、何よりも目のくりっとした表情が実に愛らしくて魅力的だ。オスにはない魅力的な顔の表情である。私は、これまでメスをこんなにも愛らしく感じたことはなかった。
おそらく、私のなかにメスはオスに比べると魅力的ではないという先入観があったのだろう。そんな意味からも大いに考えさせられた今日のオシドリとの出会いであった。
しかし、今日は違った。今日は比較的近距離で撮れたせいもあるが、アップの写真を見て、メスのあまりの愛らしさに思わず魅せられてしまったのである。
確かに、オスに比べれば、色彩の華やかさでは比べるべくもないが、よくよく見るとメスはメスで、その地味な色合いが実に味がある。そして、何よりも目のくりっとした表情が実に愛らしくて魅力的だ。オスにはない魅力的な顔の表情である。私は、これまでメスをこんなにも愛らしく感じたことはなかった。
おそらく、私のなかにメスはオスに比べると魅力的ではないという先入観があったのだろう。そんな意味からも大いに考えさせられた今日のオシドリとの出会いであった。
* ”セキレイ” 三題
<セグロセキレイ>
<ハクセキレイ>
<キセキレイ>
* ビンズイ 三態
*
<カシラダカ>
<ホオジロ>
※ ここのところ、カシラダカやホオジロの茶系の”衣”が赤みを帯びてきたように思われる。繁殖期に入ってきたせいであろう。
彼らはもともと地味な出で立ちであるが、繁殖期になると彼らは彼らなりにおめかしをしたくなるのだろう。(笑)春である。
彼らはもともと地味な出で立ちであるが、繁殖期になると彼らは彼らなりにおめかしをしたくなるのだろう。(笑)春である。
<モズ>
※ モズの餌は昆虫やトカゲ、ミミズなどの小動物である。しかし、時にはスズメを襲ったりと、かなりどう猛な一面も持ち合わせている。
しかし、モズの目や顔の表情からは、そんな獰猛さは全然感じられない。それどころか、むしろ、その表情からは優しささえ伝わってくる。
私は、そんなモズの表情が好きだ。
しかし、モズの目や顔の表情からは、そんな獰猛さは全然感じられない。それどころか、むしろ、その表情からは優しささえ伝わってくる。
私は、そんなモズの表情が好きだ。
<カケス>
★ 今日の”お花さん”
<ホトケノザ>
※ 車の運転していると、本種が群生している空き地で、空き地全体がまるで、紫色の絨毯を敷き詰めたかのような見事な景観を呈している場所が目につくことがある。こんな早春の景色に出会うと思わず嬉しくなってしまう。
今年も、春本番がいよいよ待ち遠しい時節になってきた......
<ハナニラ>
<ヒメズイセン>
TRAIL (NO.73.26) ― 2024年03月11日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ルリビタキ 八態
*
*
※ 若いオスの個体とメスは非常よく似ているが、メスは尾羽以外に”青”が入らないことで区別できる。
一冬を低山、平地で過ごしてきたルリビタキの越冬生活もそろそろ終わりに近づいてきた。彼らの繁殖地は亜高山帯であるが、高山はまだまだ雪深く積もる厳しい冬山である。
早くお山に帰り育てに励みたいだろうがまだ無理である。
今少しの辛抱である。
* ベニマシコ 三態
※ 繁殖期を前にして、より一層赤みが増したベニマシコのオス......
繁殖地である北海道に帰る頃には、更に赤みが増し、より美しいオスに変身していることだろう。ただ、残念なのはこちらではさえずりを聞くことができないことである。繁殖期の北海道で聞くベニマシコのさえずりは冬場のあの物哀しげな地鳴きからはとても想像ができないような見事なさえずりである。
繁殖地である北海道に帰る頃には、更に赤みが増し、より美しいオスに変身していることだろう。ただ、残念なのはこちらではさえずりを聞くことができないことである。繁殖期の北海道で聞くベニマシコのさえずりは冬場のあの物哀しげな地鳴きからはとても想像ができないような見事なさえずりである。
* シロハラ 二態
* トラツグミ 二態
※ 迷彩色をまとったようなトラツグミの体色模様は、見事に周囲の環境に溶け込んで、一瞬目を離したら次に探すのが容易ではない。
天敵に対して特別に”武器”を持たない弱い鳥たちは身を隠すことで敵から身を守る他はないのである。
天敵に対して特別に”武器”を持たない弱い鳥たちは身を隠すことで敵から身を守る他はないのである。
* アカゲラ 一題
★ 今日の”お花さん”
* 早春の野草 と 花木
<アズマイチゲ>
<ダンコウバイ>
<キブシ>
※ 早春の野草や早咲きの木の花を見つけると、春がやってきたことを五感を通して実感できるものである。どうやら、今年も確かな春が到来したようだ。
TRAIL (NO.73.25) ― 2024年03月08日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* リュウキュウサンショウクイ 八態
※ 早春の野草をカメラに収め終わって、ふと顔を上方に向けた時だった。
前方の杉の小枝に止まっている小鳥の黒いシルエットが目に入った。しかし、この時は全くの逆光だったので瞬時に種類を識別することが出来なかったのだが、その後すぐにシルエットの体型のスマートさと長めの尾羽から”サンショウクイ”であることを直感した。
前方の杉の小枝に止まっている小鳥の黒いシルエットが目に入った。しかし、この時は全くの逆光だったので瞬時に種類を識別することが出来なかったのだが、その後すぐにシルエットの体型のスマートさと長めの尾羽から”サンショウクイ”であることを直感した。
間もなく、そのシルエットは別の枝に小移動し、体色も識別できるようになった。”あっ、やっぱりサンショウクイだ!!.....”
私の直感が正しかったことが証明された瞬間だった。とは云え、なぜこの時季に”サンショウクイ”がいるのか!!?....すぐさまこの疑問が頭をよぎった。”サンショウクイは夏鳥である。その夏鳥が、ウグイスがやっとさえずりだしたばかりの3月初旬のこの時季になぜいるのだ?......”
”いくら早い渡りと言ってもツバメの渡来情報も聞いていないこの時季の渡りはいくらなんでも早過ぎるだろうに!!.....”
そんな疑問を抱えながら、家路に着いたのだが、この鳥がただの”サンショウクイ”ではなく”リュウキュウサンショウクイ”であることが判明したのは写真をパソコンに落とし込んでいる正にその最中であった。
これで、なぜ、この時季にサンショウクイが観察されたのか明らかになった。
サンショウクイは夏鳥だが、”リュウキュウサンショウクイ”は留鳥なのだ。
留鳥ならば、この時季に観察されたとしてもおかしくはないのである。
”リュウキュウサンショウクイ”はもともとは、沖縄や九州南部に生息していた南方系のサンショウクイであるが、近年は北上を続けて現在は関東辺りまで飛来しているらしいのである。
私の直感が正しかったことが証明された瞬間だった。とは云え、なぜこの時季に”サンショウクイ”がいるのか!!?....すぐさまこの疑問が頭をよぎった。”サンショウクイは夏鳥である。その夏鳥が、ウグイスがやっとさえずりだしたばかりの3月初旬のこの時季になぜいるのだ?......”
”いくら早い渡りと言ってもツバメの渡来情報も聞いていないこの時季の渡りはいくらなんでも早過ぎるだろうに!!.....”
そんな疑問を抱えながら、家路に着いたのだが、この鳥がただの”サンショウクイ”ではなく”リュウキュウサンショウクイ”であることが判明したのは写真をパソコンに落とし込んでいる正にその最中であった。
これで、なぜ、この時季にサンショウクイが観察されたのか明らかになった。
サンショウクイは夏鳥だが、”リュウキュウサンショウクイ”は留鳥なのだ。
留鳥ならば、この時季に観察されたとしてもおかしくはないのである。
”リュウキュウサンショウクイ”はもともとは、沖縄や九州南部に生息していた南方系のサンショウクイであるが、近年は北上を続けて現在は関東辺りまで飛来しているらしいのである。
今日、そのことが改めて実証されたわけである。
”リュウキュウサンショウクイ”は少なくとも、群馬県の太田市まで北上してきたと......
*
<カワセミ>
<アカゲラ>
* カワアイサ 十一題
※ 警戒心の強いオシドリ同様、このカワアイサもオシドリに負けず劣らずの警戒心の強さである。遠方にその存在を確認しても、いくらか近寄っただけですぐに察知されて逃げられてしまう。
”この距離感で、もう逃げるのかあ!!?.....”と、これまで何回ぼやきを入れてきたことか.....
そんなカワアイサであるが、他のカモ類同様そろそろお帰りの時季が近づいてきた。渡良瀬を去る前に、あと少しばりカメラの被写体になって欲しいものである。
”この距離感で、もう逃げるのかあ!!?.....”と、これまで何回ぼやきを入れてきたことか.....
そんなカワアイサであるが、他のカモ類同様そろそろお帰りの時季が近づいてきた。渡良瀬を去る前に、あと少しばりカメラの被写体になって欲しいものである。
* カンムリカイツブリ 二態
※ すっかり夏羽に換わってきたカンムリカイツブリである。
近年、国内各地から繁殖情報が聞こえてくるようになってきたが、おそらくこの近辺でも繁殖していることはほぼ間違いないだろう。
毎年、渡良瀬でも2、3羽の越冬個体が観察されるようになっているが、これの個体がどこで繁殖活動に入るのか確かめてみたい気がする。
近年、国内各地から繁殖情報が聞こえてくるようになってきたが、おそらくこの近辺でも繁殖していることはほぼ間違いないだろう。
毎年、渡良瀬でも2、3羽の越冬個体が観察されるようになっているが、これの個体がどこで繁殖活動に入るのか確かめてみたい気がする。
*
<オオバン>
★ 今日の”お花さん”
TRAIL (NO.73.24) ― 2024年03月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* オシドリ 二十七題
*
*
*
*
*
※ 今日のオシドリは渡良瀬産のオシドリである。
今季渡良瀬で観察されたオシドリはこれで何回目になるだろうか.....
これまで、渡良瀬でしかも定期的にこんなに多くのオシドリが観察された記憶がない。
今季この近辺で定期的にオシドリが観察されている場所は松田湖を除いて二箇所ある。渡良瀬はそのうちの一つである。
なかでも今季の渡良瀬は飛来数が多かった。今後、どうなるかわからないが、環境が大きく変化しない限りは飛来は続きそうである。いや、是非そうあってほしいと思う。渡良瀬でオシドリの観察ができることは”鳥見人(とりみじん)”の私にとっては大きな楽しみの一つでもあるのだから.....。
今季渡良瀬で観察されたオシドリはこれで何回目になるだろうか.....
これまで、渡良瀬でしかも定期的にこんなに多くのオシドリが観察された記憶がない。
今季この近辺で定期的にオシドリが観察されている場所は松田湖を除いて二箇所ある。渡良瀬はそのうちの一つである。
なかでも今季の渡良瀬は飛来数が多かった。今後、どうなるかわからないが、環境が大きく変化しない限りは飛来は続きそうである。いや、是非そうあってほしいと思う。渡良瀬でオシドリの観察ができることは”鳥見人(とりみじん)”の私にとっては大きな楽しみの一つでもあるのだから.....。
*
※ 20〜30いたオシドリたちに混じって、他のオシドリとは明らかに体色の色彩が違った個体が一羽いた。
おそらく、アルビノ系の変種だと思うが、これはこれで、なかなか味わい深い色彩である。私も初めて出会った個体である。
自然界では、動植物を含めて、稀にこのような突然変異体が出現するが、生き残れる確率は極めて低い。
今回のこの変種も追跡調査ができれば大変面白いと思うが、それは所詮無理な話ではある。
おそらく、アルビノ系の変種だと思うが、これはこれで、なかなか味わい深い色彩である。私も初めて出会った個体である。
自然界では、動植物を含めて、稀にこのような突然変異体が出現するが、生き残れる確率は極めて低い。
今回のこの変種も追跡調査ができれば大変面白いと思うが、それは所詮無理な話ではある。
何れにしても、私にとっては、この変種との出会いは稀な貴重な出会いとなった。
*
* 早春の小鳥たち 五題
* カモ類 六題
(マガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,カルガモ,コガモ,ハシビロガモ)
※ カモたちも、そろそろ繁殖と渡去に向けての動きが出始めてきたようだ。
少しずつ動きが忙しくなってきた。
少しずつ動きが忙しくなってきた。
* バン & オオバン
※ バンとオオバン、ありそうで なかなかないツーショットである。
TRAIL (NO.73.23) ― 2024年03月04日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ミヤマホオジロ 七題
*
※ ここのところ、河畔林でよく見かけるようになった。
地上で採餌しているケースがほとんどなので、注意深く観察しないと見逃してしまうことが多い。
地上で採餌しているケースがほとんどなので、注意深く観察しないと見逃してしまうことが多い。
* トラツグミ 三態
* シロハラ 四題
*
* ルリビタキ 四題
*
*
※ 今日は一つの観察路で、3個体のルリビに遭遇した。
一羽でさえ、なかなか出会う機会が少ないのに三羽とは......
時には、こんな予期しない出会いもあるということです。
一羽でさえ、なかなか出会う機会が少ないのに三羽とは......
時には、こんな予期しない出会いもあるということです。
* ノスリ 二態
* キクイタダキ 三態
※ 小さい上に、針葉樹の葉の間での餌探しときているので、撮影はなかなか難しい。
出来具合はともかく、姿をカメラに収めることが出来ただけでもラッキーである。
出来具合はともかく、姿をカメラに収めることが出来ただけでもラッキーである。
★ 今日の”お花さん”
<ツルニチニチソウ>
<アズマイチゲ>
※ 春の妖精たちの一つであるアズマイチゲが早くも花を開き始めた。
こうなると、カタクリの開花ももう間近だ。
今年も花の春がやって来る.........
こうなると、カタクリの開花ももう間近だ。
今年も花の春がやって来る.........
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