TRAIL (NO.73.9)2024年01月13日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ハイタカ 二態




       * ノスリ 二態



       * ミサゴ 一題


※ 猛禽類の多くは来月あたりから、今季の繁殖活動に入る。

      * ベニマシコ 五題



※ ”梅にウグイス”ならぬ、”梅にベニマシコ”というところか.....
紅梅は、早いところでは2月になるとちらほらと花を開き始める。
季節は巡り巡って今年もまた春がやって来る......

          * 


           * 



       * シロハラ 二態



※ ここのところ、シロハラもやっと所定の場所に居着き始めたようだ。

      * ジョウビタキ 二題



       * クサシギ 二態



       * カワアイサ 二題



           * 

<カケス>
※ この個体、わずかな時間内で4個もドングリを飲み込んだ。と言っても、それらのドングリを消化するために胃に送り込んだというわけではない。
カケスの喉は袋状になっており、食べ物を一時的に貯めておくことができるのだ。カケスはドングリをこの喉袋に通常4〜5個詰め込んでお気に入りの場所に運んで行く。そこで一個ずつ吐き戻しながら地上に埋め込むようにして隠す。
カケスの記憶力は素晴らしく、一個一個隠したドングリは後でそのほとんどが掘り起越され食べられてしまうということである。


<ビンズイ>

<モズ>

<タヒバリ>

<キセキレイ>

<ミヤマホオジロ>
※ 渡良瀬河畔林に今季もやっと姿を見せ始めたようだ。
今日は3羽ほどの小群が観察された。

<アオジ>

<ルリビタキ>
※ ルリビの小さな体に比べたら相当に長いミミズだったが、ルリビはそのまんま丸ごとミミズを飲み込んでしまった。
しかし、飲み込んだまではよかったが、そのミミズ、どうにも長すぎて全体を体内に収めることができず、ルリビは相当苦労している様子に見えた。
結局、嘴の先端部分から2センチくらいミミズがはみ出したままで飛び去ってしまったのだが、このルリビ、その後どうなったやら........

<イカル>

<カシラダカ>

<シメ>

TRAIL (NO.73.8)2024年01月08日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * イカル 二題




※ 今、毎日のように飛来している緑地公園のクヌギ林....
イカル独特のさえずりが冬の青空に響き渡る。

       * シロハラ 二題



※ 年が明けて、やっと数が増えてきたようだ。
緑地公園周辺で姿を見かける機会が多くなってきた。

       * カケス 二題



※ カケスのトレードマークである羽の”カケシアンブルー”(私の造語)が美しい。(笑)

      * ベニマシコ 二題



※ 青空の彼方に消え去ってしまうかのようなか細くそして弱々しいベニマシコの冬の歌声....... 
しかし、それもベニマシコの魅力の一つだ。

       * コゲラ 二題



※ 等間隔に付けられた穴はまるで、音階を調節する笛の穴のようだ。
このコゲラ、どう見ても笛を製作している職人さんになりきっているようだった。(笑)
       * エナガ 二題



       * アカゲラ 二題



           * 

<シジュウカラ>
※ 林の中だけではなく、ススキやヨシの茎に取り付いて、その中に潜んでいる昆虫や卵を執拗に探し求めている個体を時々見かける。
オオジュリンと同じような捕食スタイルだが、最近本家本元のオオジュリンの姿が少ないのが気にかかる。


<カシラダカ>

<ビンズイ>

<シメ>

TRAIL (NO.73.7)2024年01月07日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ハヤブサ 三態





※ 幼鳥だったが、ハヤブサの撮影は久しぶりだ。
残念ながら、捕獲のシーンは見られなかったが、低空で水面に浮かぶカモの群れに突っ込んでいく姿はやはり勇壮である。

       * カワセミ 二態



     * カワラヒワ 二態



           * 

<キンクロハジロ>

<ヨシガモ>

<マガモ,オオバン>

<ミコアイサ>

<カンムリカイツブリ>

       * マガン 四態





※ たったの一羽だけだったが、コハクチョウと行動を共にしていたマガンはほとんど白鳥ファミリーの一員になりきっているように見えた。

           * 

<コハクチョウ>

<セグロカモメ>

       * ハマシギ 二題



※ 何もいない干潟は実に味気ないものだが、こうしてシギ類が歩いていると、それだけで干潟の表情が変わってくる。
やはり、干潟にはシギがよく似合う。

TRAIL (NO.73.6)2024年01月03日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * イカル 九態





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※ ここのところ、シメとイカルの群れが頻繁に林内の地上に舞い降りている。彼らは枯葉の下に隠れたケヤキなどの果実を探し出しては、それらを短く太い嘴で啄ばみ、嘴の中で器用に果実を転がしながら栄養価の高い種子などの部分だけを取り出して食べているようだ。

      * ベニマシコ 五題




           * 



※ ここのところ、河畔林にもやっと”紅いベニ”がちらほらと姿を見せるようになってきた

       * タヒバリ 三態




※ 渡良瀬での出会いは久しぶりである。
ビンズイとタヒバリはまるで双子のようなそっくりさんであるが、お互い生息場所が違うところが面白い。
ビンズイの主な生息場所は林内であるのに対し、タヒバリはよく開けた水辺の周辺でみかけることが多い。

      * カワラヒワ 二態



※ この時季河畔林のあちこちで見られるが、なかなか条件が噛み合わず羽の黄色い部分が綺麗に出るように撮るのが難しい。
今日は光の条件が良かったので、割と綺麗に”黄色”が浮き出てくれた。

      * カワアイサ 五題





※ カワアイサのオスの撮影は久しぶりだ。
今日は、逃げられる前に何とかシャッターを切ることができた。

TRAIL (NO.73.5)2023年12月29日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * カケス 七態









※ 最近、この場所でよく見かけるが、複数の個体が舞い降りて地上採餌をしている。彼らは芝生の中で、どんな餌を探しているのであろうか......
見た所、ドングリ拾いでもなさそうだが、近くにシンジュの木があるので、風に乗って、周辺に散らばったシンジュの果実でも探しているのかもしれない。

        * アオジ 二態



※ この時季、そこそこに見られるようになったアオジだが、すぐに藪の中に逃げ込んでしまうので、なかなか思うような写真が撮れない。
今日は、たまたま少しの間、枝の上でじっとしていてくれたので何とかカメラに収めるこことができたが、それにしても、今日のアオジの目は眠たそうである。徹夜でもして、ぼーっとしていたのだろうか......(笑)

      * ジョウビタキ 二態



★ 今日の”お花さん”

<センダン>
※ センダンの木は花期の花も趣があるが、冬の果実もまた見応えがする。
たくさんの果実がついている様は まるで 青空をバックに打ち上げられた打ち上げ花火の火の粉が四方八方に飛び散っていくような印象を受けた。

★ 今日の ”おまけ”

<ウスタビガ>
※ これはウスタビガ(薄足袋蛾)という蛾の繭である。
何という美しい色をした繭であろうか......
かつて、山歩きをよくしていたころ、山中で時々見かけた繭であるが、葉の落ちた冬枯れの林の中でとりわけ目立っていた。
幼虫は、クヌギやコナラの葉を食べ成長するので、それらの木の枝にぶら下がっていることが多い。上の写真も、クヌギ林を散策中に落ち葉のなかで見つけたものであるが、枯葉の中にあって、その爽やかな色はまるで春の若葉を想わせるほどの新鮮さがあった。

TRAIL (NO.73.4)2023年12月27日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * 渡良瀬オシドリ劇場
























※ 雄雌合わせて二十羽以上はいただろうか......
今日は逃げられずに何とかカメラに収めることができた。
それにしても、雄の艶やかな衣装は何度見ても見飽きることがない。
この色彩豊かな衣装をデザインしたのは、一体どこの誰であろうか.......(笑)

TRAIL (NO.73.3)2023年12月25日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * キツツキ 四題




<アカゲラ>

          *


<コゲラ>

   * ”渡良瀬マシコ” 十一題




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     * キセキレイ 二態




      * ジョウビタキ 二態



        * イカル 三題




       * カワセミ 三題




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<シメ>

<エナガ>

<カワラヒワ>

<カシラダカ>

<クサシギ>

      * カモとバン 六題


<カワアイサ>

<ヨシガモ>

<ヒドリガモ>

<ハシビロガモ>

<オオバン>

TRAIL (NO.73.2)2023年12月22日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * キツツキ 三種







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          *



※ 渡良瀬の河畔林はこの時季落葉が進み今や落葉樹のほとんどの葉が枯れ落ちてしまった。そんな河畔林の中を東に西に北へ南へと餌を求めて絶えず移動しているアカゲラやアオゲラなどのキツツキ類の姿はよく人目につく。
冬枯れの林の中でキツツキ類とのひと時の出会いは冬の河畔林散策の楽しみの一つでもある。

      * マヒワ 三態





※ ここのところの冷え込みと雪の影響だろうか、マヒワたちも北地から暖地の里山に南下してきたようである。数は少なかったが、ハンノキの枝に止まり果実を啄む姿が何とも愛らしかった。

       * カケス 二態




※ ここのところ、渡良瀬のカケスはいくらか人馴れしてきたように見えるが
私の思い過ごしだろうか.....

       * イカル 二態



※ 冬さえずる鳥はほとんどいないが、このイカルだけは通年、独特の節回しで美しい歌声を聞かせてくれる。今日も、冬晴れの穏やかな河畔林の一角から美しい音色を奏でていた。

       * ノスリ 二態



※ 最近、どこに行ってもよく見かけるノスリである。止まっている姿はなんとものんびりとしているようで、他の猛禽類に比べると、あまり獰猛さを感じさせない。とは言え、小動物を捕食する猛禽であることは間違いない。
  
         * 

<カシラダカ>

<ビンズイ>

<アオジ>

<エナガ>

★ 今日の”お花さん”

<イヌザクラ>
※ あまりの鮮やかさに思わずカメラを向けてしまった。
他の桜はとっくに葉を落としてしまったなかで、このイヌザクラの葉っぱの最後の輝きは見事である。

<ムラサキシキブ>

<ガマズミ>

<サザンカ>
※ この時季、サザンカの花がなくなってしまったらどんなにか寂しく味気ない冬になってしまうだろうか.....
サザンカの花は身に滲みる寒さの中で、見る人の心をほんのりと温めてくれる花である。

TRAIL (NO.73.1)2023年12月21日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

   * 果実を啄む冬鳥たち 二題


<シメ>

<ツグミ>
※ 残り少なくなった果実を求めてシメやツグミが河畔林を訪れる。
彼らのお好みの果実は、エノキやムクノキなどであるが、それとても数が少なくなってしまった昨今である。
上の写真のツグミが啄んでいるのはノイバラの果実であるが、鳥たちはノイバラの果実は、そんなに好きな果実でもないようだ。
これは、人間とて同じだと思うが、目の前に色取り取りの食べ物が置いてあれば、やはり自分の好みにあったものから順に食べるのが自然で、鳥も、脂肪分が多く栄養価の高い果実から順に食して行く傾向があるようだ。
そんなわけで、ノイバラの果実は周りにお好みの果実が少なくなったこの時季、鳥たちにとっては”若干不本意ではあるが....”という部類に属する果実の一つなのかもしれない。


     * トラツグミ 二態




※ 渡良瀬の河畔林では、今回が今季3度目の出会いということになる。
河畔林全体の個体数はそんなに多くはないはずなので、もしかしたら同じ個体を見ている可能性もある。

      * カシラダカ 二態



※ この時季 河畔林の所々で必ず出会う小鳥であるが、以前ほど大きい群れに出会うことがなくなった。大きな群れで、せいぜい10羽弱というところである。全体としては、個体数が減少している冬鳥なのかもしれない。

       * アオジ 二態



※ 今季はまだ数が少ないようだ。例年に比べて出会いの機会が少ない。

           * 

<ベニマシコ>
※ せっかく”赤い”のに出会ったのに、残念ながら枝の向こう側であった。
赤とんぼがいなくなってしまったこの時季、赤い色をした鳥との出会いは貴重である。

<セグロセキレイ>
※ 塒入りする時以外は、地上歩きのシーンがほとんどのセグロだが、時には日中この写真のように枝に止まることもある。
枝上に止まる姿もなかなかいいものである。

<ジョウビタキ>

★ 今日の”お花さん”

<クコ>
※ この時季になってもまだ枝に残っていた。
熟していかにも美味そうな果実である。

TRAIL (NO.72.128)2023年12月19日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノスリ 九態











※ 電柱に止まっているノスリの姿はまるで置物のように見えるが、ただ ぼーっと止まっているわけではない。眼下に獲物を発見すれば、すぐに舞い降りて獲物を捕獲する。今回は、トカゲを捕食したように見えた。

        * キジ 三態




※ 繁殖期のオスの肉垂(にくだれ)は大きく発達し、真っ赤になるが非繁殖期の冬はほとんど目立たない。

      * トモエガモ 三態




※ トモエガモとの出会いは久しぶりだ。
たった一羽だけであったが、オシドリの群れに混じって飛来したようだ。
なかなか可愛いカモである。

★ 今日の”お花さん”

<ムクロジ>
※ 果皮を除去すると、中に黒く硬い核が現れるが、この核は昔から追羽根の球として使われてきた。
今年もあと少しで正月を迎えることになるが、羽根付きなどという正月の遊びは昔の過去の遊びとして記憶に残るのみになってしまったようだ。
時代は随分と変わったものである。私も明日はまた一つ歳を重ねて更に”昔の人”となる。


<ヤツデ>
※ ヤツデは”八つに割れた手”に例えたものだが、実際には八つに割れたものはなく、ほとんどが7つか九つである。
でも、(7+9)÷2=8になるが、これは偶然か?.....(笑)