粟谷、その他にて2019年06月18日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * オオルリ 一題


★ 今日の ”お花さん”

<ノカンゾウ>
この花が咲き出したということは、今年もいよいよ暑い夏がやって来たということだ....
これから暑さが増すに従って、あちこちでこの花を見ることになるだろう....
(八重咲きのものは”ヤブカンゾウ”という)
本種は、私のなかでは、夏とセットになっている花である......

<ミヤマタムラソウ>
別名、”ケナツノタムラソウ”ともいう.....
山中にあって、これと言って特に目立つ花ではないが、何となく心惹かれる花である.....

<ミゾホオズキ>
ホオズキといっても、本来のホオズキの仲間ではない。ホオズキはナス科であるのに対して、本種はハエドクソウ科である。
小さな果実が、ほんの少しだけ本来のホオズキを連想させることによる命名である。”ミゾ”とあるように、湿り気のある場所に生育している可愛い花である......

<ギンレイカ>
ギンレイカは漢字で表すと”銀鈴花”となる。
なかなか風情のある命名だが、その割には花がちょいと寂しい......

★ 今日のトンボさん

<オオシオカラトンボ>

<シオカラトンボ(♂)>

<シオカラトンボ(♀)>
別名、”ムギワラトンボ”ともよばれ、昔から親しまれてきたトンボである.....
”ムギワラ(麦わら)”.......
  今では懐かしい響きをもった言葉になってしまった.....

<モノサシトンボ>
今季初めての観察である。
生息場所が、年々減少しているが悲しい.....

<クロイトトンボ>
池に浮かんだ一枚の”葉舟”の上で一休みというところか.......

<アキアカネ>

<コシアキトンボ>

<ショウジョウトンボ>

<コオニヤンマ(♀)>

<ダビドサナエ(♀)>

<ヤマサナエ(♀)>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ウラナミアカシジミ>
昨日は56頭もいたアカシジミが、今日は予測に反して何とゼロ!!.....
いくら探しても1頭も姿を確認することができなかった。
唖然呆然とは、まさに このことである!!....
これだから、自然は面白い......
自然条件が変われば、それに応じてチョウの動きも全く変ってしまうのである。
では、昨日と今日では一体何が変ったのか?......
風だ!!.....
昨日はかなり強い風が吹き、木々の葉が裏返る程揺れていた....
そんな状態では、アカシジミもコナラやクヌギの葉にのんびり止まっていることはできない。当然、風の当たらない草叢に避難して、じっと風が弱まるのを待つしかない。
ちょうど、昨日観察していた時がまさにアカシジミたちが草叢に避難しているその最中だったというわけだ。
条件がよければ高い所にある木の葉に止まっていたであろうチョウたちが低い草叢に舞い降りて避難していたのである。
今日は、全く風がなかった。
チョウたちが今日草叢にいなかったのは、草叢に身を隠す必要がなかったのである.....

    * ムラサキシジミ(♀)二態

(翅裏)
(翅表)
           *

<ムラサキシジミ(♂)>(参考)
雄と雌、どっちが美しいかって?......
そりゃ、誰が見たって、断然 雌の方がきれいでしょうが!!.....
じつは、私、これまでずっと雄のほうがきれいだと勘違いしていたのです......

    * ヒメキマダラセセリ 二態



写真で見ると、大きく見えるが、実際はとても小さなセセリです.....
           * 

<キチョウ>