TRAIL (NO.72.113)2023年10月18日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * エゾビタキ 二態




※ 渡良瀬緑地公園で今季初めて撮ったエゾビタキである。
これまで毎年この時季になると、公園内のアカメガシワの果実を求めて飛来していたエゾビタキであるが、ここ2、3年、アカメガシワの木が痩せ細ってきてそれに伴い果実の付き方も悪くなり、これまで飛来していたエゾビタキの数も激減してしまった。そんな状況の中での今日の緑地の”初エゾ”であった。

     * メボソムシクイ 三態




※ ここのところ、河畔林で頻繁に観察されているので、目下河畔林周辺を通過中なのかもしれない。今日も同じ場所で、4、5羽の個体を観察したから、どうやら彼等は小群で移動しているようだ。

      * ”????” 二態



※ さて、さて、この鳥は?......
つい最近までNHKの朝ドラでやっていた”らんまん”の主人公、牧野万太郎風に語るなら、”おまん、何者じゃ!!?....”ということになるだろうか.....
残念ながら、一瞬の出現でこの二枚の写真しか撮れなかったので、同定が非常に難しいのであるが、羽をだらんと垂らした後ろ姿から、まずツグミの仲間であることが推測できる。しかし、ツグミやシロハラの飛来はまだ早すぎる。
では、今の時季に見られるツグミ類と言ったら何になるか.....
先ず考えられるのは渡り途中のクロツグミやマミジロであるが、クロツグミの眉班はこの個体ほどは目立たない。ではマミジロか?....
しかし、マミジロにしては全体の体色が今ひとつフィットしない。
他に考えられるツグミ類はいないだろうか?......
いた、いた!!..... もう一ついた!!..... マミチャジナイである!!
そうだ、マミチャなら、季節も今であるし、白い眉班も目立つ。
それにメスの若い個体なら、この画像の個体と体色も合致している。
下腹の白色もよく似ている。欲を言えば胸や腹の正面からの写真が一枚でもあればそれが決定打になるのだが、残念ながら、ない。
ということで、一応、この時点ではこの画像の主をマミチャジナイということにしておきたい。
もちろん他種の可能性も大いにありうるので、それが判明した時点で変更したいと思う。

★ 今日の”お花さん”

<クコ>
※ クコの花が咲き始めた。
何となく愛嬌のある可愛い花であるが、いつの間にか、そんな花が見られる季節になってしまいました....

<セイタカアワダチソウ>

<ミゾソバ>

<シロヨメナ>

<カマツカ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<アサギマダラ>
※ 渡りの途中に立ち寄ってくれた ひと時の出会い......
オオムラサキに勝るとも劣らない美しい彩りに飾られたチョウである。

<クロコノマチョウ>
※ いずれがチョウで、いずれが枯れ葉か......
動かなければ、そこにチョウがいることもわからないだろう。

★ 今日のトンボさん

<リスアカネ>

<マユタテアカネ>

<ミヤマアカネ>
※ 真っ赤に染まったトンボたちは、 郷愁を誘うあの懐かしい”夕焼け小焼けの赤とんぼ”そのものです。

    * オオアオイトトンボ 二題

(♂)

(♀)