TRAIL (NO.73.48)2024年05月22日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * サンコウチョウ 一題



※ 今季お初で、しかも正真正銘の渡良瀬河畔林産のサンコウチョウである。
渡良瀬では、これまでも何回かは確認していたが、姿をカメラに収めることはできなかった。
今日も、最初の一声を聞いたときは、ガビチョウの鳴き真似かと思ったが、再度耳を澄まし声を再確認した結果、本物のサンコウチョウであると確信した。
また、今日は、サンコウチョウのすぐそばで、ホトトギスもさえずり、まるでこの二種が歌比べをしているようだった。

     * キビタキ 一題


※ 五月も下旬を迎え、まだ、渡良瀬に滞在しているキビタキ.....
それも、一羽だけではなく、河畔林のそれぞれのエリアごとに、合計三個体は棲息しているようだ。一時的な滞在にしては随分と長居をしているように思えるが、果たして営巣している可能性はあるのだろうか......
やがては、河畔林からキビタキの美声が聞こえなくなる日が来るのだろうか....

        * バン 一題


★ 今日の”お花さん”

<ノアザミ>

<ナンテンハギ>

<ギンリョウソウ>
※ 葉緑素を持たないので、自力で栄養を生産することができない。このため、地中に菌根という構造体を形成し、菌から全ての栄養をもらっている。

       * ”ウツギ” 三題

<ウツギ>

<ハコネウツギ>
※ 本種の花は白から赤へと変色する。

<ヤブウツギ>
           * 

<テイカカズラ>

<スイレン>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ウラゴマダラシジミ>
※ アカシジミに次いで、ゼフ(ミドリシジミ族)の第二弾、ウラゴマダラシジミである。本種は幼虫の食樹がイボタノキであるため、成虫はイボタが生育している場所で観察されることがほとんどである。今日は、河畔林で4頭ほど確認できた。羽化したばかりの初々しい個体である。

<アカボシゴマダラ>

    * ウラギンヒョウモン 二態



※ 本種によく似た”ヒョウモン”でギンボシヒョウモンという種がいるが、こちらは山地性なので、少し高い山に行かないと見られない。

    * ”イチモンジチョウ” 二題

<イチモンジチョウ>

<アサマイチモンジ>
           * 

<ルリシジミ>

★ 今日のトンボさん

<ヤマサナエ>

<シオカラトンボ>

<コシアキトンボ>

<シオヤトンボ>

<アオハダトンボ(♀)>
※ 今季もポツリポツリと姿を見せ始めた。
本種はハグロトンボとよく似ているが、出現時季が若干ずれる。
本種の方がハグロより早い時季に出現する。
また、アオハダトンボはハグロトンボより数は少なく稀少性が高い。
群馬県では、本種は準絶滅危惧種に指定されている。

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