粟谷にて ― 2014年07月01日
★ 今日の景色.......

★ 今日の野鳥.......
餌を口にくわえた親ホオジロです。
『いつまでも見つめていないで早くどこかに消えてくれ!!...
でないと、ヒナの所に餌を運んでやれないじゃないか!!.....』
親ホオジロは私にそう言っているように思えた......

★ 今日の
植物.......
ショクジョウソウを当地で初めて観察したのは、確か2年前......
去年は確認出来なくて、絶えてしまったのかな、と思っていたら今年は辛 うじて一株確認できた。
この周辺では、なかなか見られない種なので大事にしたいものです......

ホタルブクロ

ムラサキニガナ

シャクジョウソウ

キブシ

ノリウツギ
* <アカメガシワ>
ほんのりと甘い芳香を漂わせて、花は今真っ盛り.......

(雄花)

(雌花)
★ 今日のチョウ.......

オオチャバネセセリ
★ 今日のトンボ.......
低山でアキアカネ が頻繁に見られるようになってきました。
これから夏を迎え
、気温が更に上昇すると、アキアカネは気温の低い標高 の高い山地に移動していきます......

アキアカネ

オオシオカラトンボ
* <ニホンカワトンボ>

(♀)

(♂)
茂林寺湿原〜古城沼にて ― 2014年07月03日
★ 今日の景色........

★ 今日の野鳥........
コブハクチョウのファミリーです。
子どもを間に入れ、その前後から子どもをしっかりとガードしながらの移 動でした.......


★ 今日のトンボ........
* <チョウトンボ>
独特の翅の形と色彩、飛び方......
そのどれ一つとっても実に神秘的なトンボです......
今年も また チョウトンボが
飛び交う季節がやってきました。

(♂)

(♀)
* <コフキトンボ>

(♂)

(♀)
* <コシアキトンボ>
同じ♂でも、成熟♂と未成熟の♂では、腰の色が違います,,,,,,,

(♂)

(♂ 未成熟)
* <今日のその他のトンボ>
今日は、ナツアカネが随所で見られました。
どうやら、7月に入って一斉に羽化が始まったようです
......

ウチワヤンマ

シオカラトンボ

ショウジョウトンボ

ハグロトンボ

ナツアカネ

ノシメトンボ
★ 今日のチョウ........

イチモンジチョウ

キタテハ

ミヤマチャバネセセリ

アカボシゴマダラ

ギンイチモンジセセリ
★ 今日の植物........
人の背丈以上に伸びたヨシの間からクサレダマの黄色い花が顔を見せ始め ました......

クサレダマ

ヌマトラノオ

ヒルガオ

ヤブミョウガ

ガマ

クリ
★ 今日の
”おまけ”........
* <バラ 三題>
散策の途中で目にしたバラの花です。
余りに美しかったので、ついシャッターを切ってしまいました。
野の花はもちろん好きですが、実は、私はバラも大好きなのです。



* <鳥の巣 三題>
残念ながら、オオタカは繁殖に失敗したようです.......

メジロ?.... ウグイス?......

オオタカ

カラス
* <ニホンカナヘビ>

足利低山〜迫間湿地 ― 2014年07月08日
★ 今日の景色......

★ 今日の植物......
今日の本命は”コクラン”というラン
です。
このランは
ラン科クモキリソウ属に属するランです。
クモキリソウの仲間のランはどれも地味で目立たないのですが、どれも同 じような環境に生育しており、葉の形態などもよく似通っています。
しかし、コクランはクモキリソウほど一般的ではなく、この周辺では個体 数も極めて少なく分布の範囲も著しく局地的です。
いつまでも大切に
残していきたい種の一つです.......

コクラン(1)

コクラン(2)

コクラン(3)
* <ハスの花>
私はスイレンも好きですが、ハスの花も好きです。
スイレンとはまた一味違ったおおらかさ、温かさ、優しさがあります......



* <ヒメナミキ>

* <コムラサキ>
”ムラサキシキブ”の花は、石鹸水のような爽やかな芳香を放出るのです が、コムラサキはムラサキシキブのような芳香は放ちません。こんなに似 通った花なのに不思議です.......

* <イヌゴマ>
こんな可愛い花を咲かせる植物に、イヌゴマとはね......
もっと、違う名前は考えられなかったのでしょうか......

* <イトハコベ>
名前の
ように、まるで糸の如く繊細なハコベです。
これも、どこにでもある植物ではなく、わが群馬県でも東毛の一部の地域 に生育しているだけの貴重な花です....

* <ヌマトラノオ>

* <ハンゲショウ>

* <カナビキソウ>
半寄生の植物ですが、花は直径2、3ミリほどの小さな小さな花です。

* <ノアザミ>

* <
ヒメヤブラン>

* <ウツボグサ>
周辺にいっぱい咲いていました.......

* <ネジバナ>
螺旋状に花を付けますが、螺旋は右巻きと左巻きがあり、なかには全然螺 旋状にならない個体もあります。面白いですね......

★ 今日のチョウ......
* <ウラギンシジミ>

* <ツバメシジミ>

* <ミヤマチャバネセセリ>

* <イチモンジセセリ>

* <ギンイチモンジセセリ>

★ 今日のトンボ......
* <ハグロトンボ>

* <シオカラトンボ>

★ 今日の”おまけ”......
<スズサイコの茎葉に擬態したカマキリ>
この画像は、スズサイコという植物を狙って撮ったものですが、パソコン に落としてみたら、なんとカマキリが写っているではありませんか!!....
シャッターを切っている時は全く気が付きませんでした.....
画像をよくよく眺めてみると、カマキリとスズサイコのすらっとした茎葉 が実によく似ています。
ここで、私もやっと気が付きました。カマキリはスズサイコ
の茎葉に擬態 していたのです!!.....
スズサイコの茎葉になりすまして獲物を狙っていたのです。
この周囲にはスズサイコ
以外にもいろいろな植物があったのですが、カマ キリは他の植物ではなく、自分の姿形に似通っているスズサイコをちゃん と選びとっていたという訳です。
ここが自然の
不思議なところです。
一体カマキリは、”自分”というものが分かっているのでしょうか......

北海道にて ― 2014年07月13日
★ 今日の景色(7/12).......

(
春国岱)

(風蓮湖より羅臼岳方面を望む)

(摩周湖)
★ 今日の野鳥.......
* <オジロワシ、そして タンチョウ.......>
大空を悠然と飛翔するオジロワシ........
太い頑丈な脚指でしっかりと枯れ枝を掴み、あたかも湿原の番人の如くに
威厳を示しながら仁王立ちをするオジロワシ.......
そして、優雅な衣装を纏って広大な湖の浅瀬で独り餌を啄んでいるタン チョウヅル.......
その どちらも、アイヌにとっては”神の鳥”である.......
オジロワシは
コタンコロカムイ(村の守り神).......
タンチョウヅルはサルルンカムイ(湿原の守り神)......
私は今日オジロワシとタンチョウヅルに対面して、改めてアイヌの言説に 納得できた。
オジロワシとタンチョウヅルは、やはり”神の鳥”であった......
<オジロワシ>






(左はカラス)





<タンチョウヅル>

遊水地にて ― 2014年07月14日
★ 今日の景色........

★ 今日の野鳥........
人の背丈ほどに伸びたヨシ原の中は、まるで蒸し風呂......
聞こえてくる鳥の声はヨシキリとコヨシキリ......
この暑さのなかでは、どちらの声も鬱陶しさを増すばかり.......

コヨシキリ
★ 今日の植物........
オミナエシが咲き、ミソハギも咲き始めた........
遊水地もこれから本格的な夏を迎える.......

エゾミソハギ

ホソバオグルマ

クサフジ

オミナエシ

ヒレアザミ

ヒシ

ヒルガオ

アゼオトギリ
★ 今日のトンボ........
前回、あんなにたくさん見られたイトトンボはほとんど姿を消し、代りに 現れたトンボはチョウトンボ.......
沼の水面近くをまるで”蝶”のように上に下へとひらひらと飛び交ってい た.......

ショウジョウトンボ

チョウトンボ

コシアキトンボ

コフキトンボ
★ 今日のチョウ........
決して目立つ蝶ではありませんが、なかなかステキな蝶です.....
花に囲まれてとっても幸せそう......

モンキチョウ
北金井にて ― 2014年07月16日
★ 今日の景色.......

★ 今日の野鳥.......
近くの常緑樹にメジロの集団がやって来た。
生い茂った葉の間を忙しく動き回っているので、姿を確認するのも容易で はない。葉と葉の間に運よく現れた時にカメラをさっと向けるのだが、焦 点を合わせた時にはすでにそこにはいない.......
そんなことをもう何回繰り返して
きたことか.......

★ 今日の植物.......

ヤブカンゾウ

オオバギボウシ
* <ヒメコウゾ>
いかにも美味しそうなコウゾの実.......
”見かけの美味しさ”に誘われて口に入れたら さあ 大変!!......
”毛”が口の中に貼り付いて、ちょっとやそっとでは取れません。
”君子危うきに近寄らず”......これが一番です。

ヒメコウゾ
★ 今日のチョウ.......

コミスジ
* <ミドリシジミ>
前回見た時は、あんなに初々しく美しかったチョウも、今は もう翅の色も すっかり変色してしまい、かつての翅の輝きは見られなくなってしまった。
チョウが美しく輝くのは、ほんの一瞬の間です......

ミドリシジミ

ダイミョウセセリ

ウラギンシジミ

テングチョウ

ヒメウラナミシジミ
* <ゴイシシジミ>
成虫は、笹の裏側にいるアブラムシが分泌する液を吸って生活をしている が、幼虫はアブラムシを食べて生長する。
従って、このチョウは笹があって、尚かつアブラムシがいるところでない と見つからない.......

ゴイシシジミ
★ 今日のトンボ.......

コシアキトンボ
* <オオシオカラトンボの
表と裏、そして雌.......>

オオシオカラトンボ(表)

オオシオカラトンボ(裏)

オオシオカラトンボ(♀)
* <マユタテアカネ>
これは♂の未成熟です。
これから、日が経つに
つれて体の赤味は増して”赤トンボ”になっていきま す。

マユタテアカネ
★ 今日の”おまけ”....... <カイツブリの子育て>
産卵してから、すでに20日は経過しているだろう.......
そろそろ孵化
してもいい時期に入ったはずだが、今日はまだヒナは見られ なかった。カイツブリの抱卵日数は20〜25日だから、ここ2、3日のうち には間違いなく孵化するものと思われる。
* 抱卵している親カイツブリ......

* ”私”に気が付いたようだ.......

* 慌てて卵を隠し始めた......

* 周囲のゴミを寄せ集め、必死に卵を
隠している......

* 違う方向からもゴミ集め.......

* 卵を隠し終わって一段落.....
親は危険が去るまでそばでじっと卵を見守っている.......

金山にて ― 2014年07月17日
★ 今日の景色.......

★ 今日の野鳥.......
* キビタキの幼鳥です。
顔も姿もまだまだあどけなさが残っていますが、随分と大きくなりました
このまま無事に成鳥に育ってほしいと思います。

* コムクドリです。
20前後の群れでした。近くのウワミズザクラの木に止まり、盛んに赤く なった実を啄んでいた。
どこから飛んできた群れだろうか.......
もう繁殖を終えてしまったのだろうか........
この時季に、こんな大きな群れを観察するのは珍しい.......

★ 今日の植物.......
スイレンとヤマユリ.......
あなたは、どちらの”美しさ”を選ぶでしょうか.........
<スイレン>



<ヤマユリ>



* <木の花、木の実、野辺の花........>

ネムノキ

リョウブ

ウワミズザクラ

キリ

オオバギボウシ

ノササゲ

オオカモメヅル

ヒメガマ
★ 今日のトンボ.......

コシアキトンボ

オオシオカラトンボ
★ 今日のチョウ.......

イチモンジセセリ

コチャバネセセリ

ヒメウラナミジャノメ
★ 今日の”おまけ”.......



松田にて ― 2014年07月18日
★ 今日の野鳥....... <カイツブリの子育て(2)>
と或る溜め池で抱卵中のカイツブリです。
遂に第一子が誕生しました!!.......
* 例によって、私の存在に気が付くと、親は巣から離れた.......
双眼鏡で巣を覗くと、何やら動くものが.......
『ヒナだ!!.....』

* 雨っぷりだったせいもあり、親は間もなく巣に戻ってきた......
まるで、ヒナに何かを語りかけているような親の素振りだ......

* 親はヒナを抱くような恰好で再び巣の上に腰を下ろした。
この時ヒナは親の背中に潜り込んでいた.......

* しばらくして、別の親が餌をくわえて何処からともなく現れると、ヒナは背中からちょこんと顔を出し、親の方を見つめた.......

* 親が首を突き出して、ヒナを誘う.......

* ヒナは背中から下りて、餌をもらう.......

* 親が餌探しに離れると、ヒナもつられて水の中に入ってしまった.......

* 巣から少し離れて浮かんでいるヒナ.......

* 餌を
採りに行った親が慌ててヒナの傍に戻って来た......
ヒナは親の背中に乗り、羽の間に潜り込む......
親はヒナを背中に乗せたまま、再び餌探しに出かけた.......

※ もう一方の親は相変わらず巣の上に
座りっぱなしだ。
今日は
ヒナは一羽しか確認出来なかったので、きっと、まだ孵化していな い卵があるのだろう.......
最初の段階で確認できた卵の数は、最低でも3個あったので、まだこれか らも残りの卵が孵化する可能性が十分にある。
造巣、産卵から今日で23日目に
なる.......
できることなら、全部の卵が無事孵ってほしいものである........
北部運動公園〜唐沢山 ― 2014年07月20日
★ 今日の景色......

★ 今日の野鳥......

シジュウカラ(幼鳥)
★ 今日の植物......
秋の七草の一つであるクズの花が咲き始めました
。
これから夏本番を迎えようとしているのに、もう、至る所に”秋”が見え隠 れ
するようになりました......
そういえば、今日はヒグラシ
も鳴き始めました。
一昔前までは、ヒグラシの鳴き声は、私にとっては文字通り”夏の終り”を 告げる寂しい声だったのですが........

クズ

オオバギボウシ
★ 今日のチョウ......
特別に”シジミ”を揃えたわけではありませんが、結果的に4種類
のシジミ が集まってしまいました。
同じシジミの仲間でも、一年の間に世代交代を繰り返しながら何回も発生
するものもあれば、或る限られた時季にだけ発生して、子孫を残すと来年 まで姿を見せなくなってしまうものがあります。
今日、運よく出会ったミドリシジミも、恐らく生き残っている数少ない個 体のなかの一つだったに違いありません。
来月になれば、林からは完全に姿を消してしまうでしょう.......

ゴイシシジミ

ミドリシジミ

ムラサキシジミ

ツバメシジミ
★ 今日のトンボ......
今日のトンボは全部♀でした!!.....
エッ 何ですって??....
♂と♀は、何処で区別するか?って.....
そりゃ〜あなた、人間様と同じですよ.....
でっぱりがあるのが♂で、でっぱりがないのが♀!!......

コオニヤンマ

ハラビロトンボ

オオシオカラトンボ
利根川にて(千代田) ― 2014年07月21日
★ 今日の景色......
久しぶりに利根川を歩いて来た。
私は渡良瀬はもちろん好きだが、利根川も好きだ
。
川幅の広さ、大きさ、ゆったりとした水の流れ......
そこには渡良瀬では味わうことの出来ない利根川ならではの景色がある。
若い頃は、リール竿をかついで、よく鯉釣りに通ったものだ.....
土手を歩いていると、そんな若き日の想い出が甦ってくる.....
ふと、空を見上げると、セスナが一機、気持ちよさそうに飛んで行った....



★ 今日の植物...... <土手を歩けば......>

ノアザミ

ワルナスビ

ヘクソカズラ

ハルシャギク

アカツメクサ
★ 今日のチョウ......

イチモンジセセリ
★ 今日の”おまけ”...... <カイツブリの子育て(3)>
* 利根川の帰りに、例の子育て中のカイツブリの溜め池に寄ってみた。

『残りの二卵も、もう全部孵っただろうな.....』
『きっと、三羽の可愛いヒナたちが親にまとわりついて
楽しそうに遊んで いるのだろうな.....』
そんなことを想像しながら私は車を運転していた......
運転していた時間は15分ぐらいだったろうか、間もなく現地に到着した。
車を車道脇に止めると、私はカメラを持って、そっと池に
近づいた.......
『????????..........』
『何だこれは!!......』『巣がないじゃないか!!.....』
私はと呆然とした....
溜め池の水面には、巣もなければ、あんなに生い茂っていた水草の一本も
なく、きれいに澄み切っていたのだ。
いったい、溜め池に何が起きたのだろうか.......
すぐには理解出来なかった。
それより、カイツブリはどうなったのか、そっちの方が心配だった。
私は、溜め池を端から端まで隈無く探した。
すると、池の端の木陰に親鳥が一羽ぽつんと浮かんでいるのが目に留っ た。『ヒナはどうした!!?......ヒナがいないではないか!!.....』
わたしはヒナを見つけるために再び溜め池を端から端まで探した。
しかし、いくら探してもヒナはどこにも見つからなかった.......
私の体から力が一気に抜け落ちた......
『いったい、溜め池に何が起きたのだろうか.......』
再び、この疑問が頭に持ち上がって来た。
人為的な仕業か、それとも自然現象か?.......
人為的なものであれば、周囲にその痕跡が残っているはずだと思い、池の 周りを確認してみた。しかし、人が入った形跡はなく、水草を
掻き揚げた 様子も見られなかった。
だとすれば、後は増水によって、水草が流されたか沈んでしまったかのど ちらかだ。
.........そういえば、この2、3日、結構激しい雨が降ったが.......
いずれにしても、もはやヒナがいなくなってしまったことは事実である。
私は、がっかりしながら車の方に向かって歩き始めた。
そして、何歩か歩いた所で、ふと、或る考えが頭をよぎった。
『あの水面にいた親カイツブリ、何か変だ。今まで見てきたカイツブリ は、みな活動的で、あんなふうにポカンと水面に浮いていることはな かった..... もしかしたら.....』
そうです。カイツブリのヒナは親の背中に潜り込んで、休んだり、温まっ たり、移動したりすることを思い出したのです。
私は車に戻ると、スコープを取り出し、再び遠くのカイツブリに向けた。 すると.......
見えました!!見えました!!.......
背中からちょこんと顔を出したヒナです!!......
ヒナは親の背中に潜り込んで
いたのです。
私も嬉しくて、何だか急に元気が出てきたような気がした。
卵は最低でも3個はあったはずだから、2個は恐らく孵る直前に流されたか 沈んでしまったのでしょう。
あと、一日あればヒナになり、溺れずに済んだであろうに......
可哀想なことをしたものです.......
しかし、これが現実なのです。
自然状態で繁殖するとは、それほどに厳しいことなのです。
たとえ、一羽だけでも生き延びることができたことを”良し”としなければ ならないのです。
これまでは運良く生き延びることができたこのヒナが果たして成
鳥まで育 つことができるか、これとて保証の限りではありません。
ヒナが成鳥になるまでには、これからも幾多の苦難を乗り越えなければな らいでしょう.......
このヒナが立派な成鳥になるまで、唯只無事に育ってくれることを祈るの みです!!......
* <ヒナを背中に背負って浮かんでいるカイツブリの親>

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