遊水地にて ― 2014年08月05日
★ 今日の景色......
まるで北海道の根釧原野を彷彿とさせるような広大な遊水地のヨシ原......
その景観たるや、流石は日本一の遊水地です。


★ 今日の野鳥......
* ♀の親キジです。
4、5羽の幼鳥がすべて道路を渡り切ったのを見届けて、先ずは一安心とい うところです......
この後、♀親も草叢の中に消えて行きました。

* オオヨシキリの幼鳥です。
ヨシ原で あんなに騒がしく鳴いていたヨシキリたち......
この時季になると、ぴたりと鳴くのを止めてしまいます。
繁殖行動も終焉を迎えたのでしょう.....
この幼鳥が
成鳥に育つころには、広大なヨシ原からヨシキリの姿はほとん ど消えてしまうことでしょう......

★ 今日の植物......
* 水面が
”ヒシ”の葉で覆われた遊水地の
と或る沼です。
水面近くをたくさんの”チョウトンボ”が飛び交っていました......

ヒシの群落

ヒシの花

オミナエシ
* ガガイモの花です。
この花は、外見的には大変やさしい表情をしていますが、花のつくりは結 構複雑な構造をしています。

ガガイモ
★ 今日のチョウ......
* ヤナギの幹に止まった正真正銘の”ゴマダラチョウ”です。
ここのところ、外来種のアカボシゴマダラが急激に増えてきて、本家本元 の”ゴマダラチョウ”
に出会う機会が少なくなってい
ました。
今日は久しぶりの出会いでした.......

ゴマダラチョウ
★ 今日のトンボ......
* チョウトンボ 二題
このチョウトンボが飛び交う光景は、夏の沼の風物詩といってもよいで しょう。
もし、夏の沼で この”チョウ”が飛び交う姿が見られなくなってしまった ら、どんなにつまらない景色になってしまうことだろうか......


* ”コフキトンボ”です。
”コフキトンボ”を漢名で表すと、”粉吹蜻蛉”となります。
”コフキ”とは”粉吹”で、粉を吹くということなのです。
画像をご覧下さい。
体が白っぽく、まるで粉を吹いているように
みえるでしょう.....

コフキトンボ
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