と或る山あいにて2022年02月14日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノスリ 四態






      * カワセミ 四態





       * メジロ 四態





     * winter visitor 七題








※ 随分と長い時間”仮眠”をとってしまったものだ。
ふと目を覚ましたら、娑婆のカレンダーは既に2月の14日。
弥生の春ももう目の前までやって来ている。
久しぶりに、山里をぶらりと散策して来たが、目はしょぼしょぼ、足はふらふら、シャッターを押す指も力入らず。
どうも、長い時間寝過ぎたようだ。
これから、少し体力をつけて頑張らないと鳥たちに笑われてしまいそうだ。

★ 今日の ”お花さん”

       * オウレン 二題



※ まだ少し早いだろう、と思いつつも試しに立ち寄ってみた。
最初のうちは、花は一つも見つからなかったが、周辺を入念に探しているうちに、辛うじて二つだけ花茎を出している株を発見した。
今年の”春一番”である。
両方の株とも、まるで”今日から咲き始めました!!”と言わんばかりの新鮮な花であった。
毎年のことではあるが、やはり、春一番の野草との出会いは嬉しいものである。

      * プラタナス 一題


※ その昔、我が幼き日々を過ごした小学校の校庭に、一本のプラタナスの大木があった。そのプラタナスは毎年この時季になると上の写真にあるような丸く固い果実をつけ、それが校庭によく落ちていた。
子供達は、プラタナスの果実を拾い集めては、それらを遊び道具にしてよく戯れたものだ。
しかし、残念なことにそのプラタナスの大木は現在の小学校の校庭のどこを探しても見当たらない。校舎のを建て替えをする際に切られてしまったのである。全く残念で仕方がない。
本来ならば、プラタナスの大木は学校のシンボル的な木だったので、どんなことをしても残しておくべきだったのである。
野山に生えている木と、昔から学校の校庭に生き続けている木とは同じ木であっても、その木が持つ意味合いは全然違うのである。
私は、どこかでプラタナスの大木に出会うと、枝先にいくつも付いた果実を眺めながら懐かしい小学校時代のことをついつい思い出してしまうのである.......

渡良瀬、その他にて2022年02月18日

★ 今日の ”風景画” 


★ 今日の”鳥さん”

     * ベニマシコ 五態







      * 水場の常連さんたち












          *


           *



※ 朝目覚めて、外を見てびっくり。雪だ。しかも、吹雪状態で激しく降っている。あっという間に、辺り一面は銀世界。
天気予報では、確か、今日の天気は晴れのはずだったのだが、どうしたことだろう.....
全く、予期しなかった雪である。
今朝の予想外の大雪には、私だけではなく、小鳥たちもさぞかし面食らったことだろう。
多くの小鳥たちにとっては、雪は天敵であり、降り続けば即生き死にの問題に発展する。
幸いにして、今日の雪は一過性のものだったので、短時間で止んだが、それでも結構積もった。
私は、これまでも雪が降ると、渡良瀬を散策するのが常であったが、ご多分にもれず今日も歩いて来た。久しぶりの雪の中の散策であったが、ここのところ春めいて来た光が白銀に反射して眩しいほどに輝きを増していた。春は近い。

利根川にて2022年02月22日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * アトリ 七題






           * 




       * ツグミ 五題






        * モズ 二態



※ 今日のタイトルは”利根川”にしたが、今日の利根川はいつも訪れる下流のゆったりとした流れの利根川ではない。前橋育英高校付近の、どちらかというと上流域の急峻な流れの利根川である。今日は、所用で前橋まで行ってきたのだが、そのついでに近くの利根川に立ち寄り、カメラを持って川際をちょいと散策したというわけである。
この周辺の利根川は、下流の利根川とは随分と様相が違い、まるで断崖絶壁の上から下の流れを見下ろすような感じである。
私は、高いところはまるっきりダメなので、このような環境は大の苦手なのだが、散策道がそのような高い位置にできているので、何とか踏ん張って歩くより仕方がなかったのである。できるだけ木々の鳥だけに意識を向け、下の流れは極力見ないようにしながら歩いたのだが、下に目が向くとやはり自然に下半身が脱力してしまいそうな感じになってしまうのを抑えることができなかった。
そんな怖い怖いの思いをしながら撮った今日の鳥の写真だが、アトリが撮れたことがせめてもの慰めになった。(笑)

★ 今日の ”お花さん”


※ 風は冷たく、まだまだ肌寒い日が続いているが、”花”の存在が何となく気になり出した今日この頃である。

と或る山あいにて2022年02月23日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * マヒワ 三態





※ この時季マヒワは群れで見られることが多いのだが、今日はどういうわけか全くの単独だった。
この個体、まさか”群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌う”ドクターXこと大門未知子の真似をしているわけでもあるまいが、どこの世界にも”はみ出し者”はいるものである。(笑)

     * ルリビタキ 十五題



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           * 


※ 今日は道中、私が進む先、進む先に姿を現し、ずーっと私の相手をしてくれた。この冷たい風の中をほっつき歩いているバカ人間を哀れに思ったのだろうか......(笑)

       * メジロ 五態






    * その他の谷間の面々 三題

<ベニマシコ>

<シジュウカラ>

<ヤマガラ>
※ ヤマガラのさえずりを聞いた。
まだまだ下手なさえずりであったが繁殖のための下準備が徐々に始まってきたのだろう

★ 今日の ”お花さん”


※ 谷間の春一番、見ーっけた!.....
ユリワサビの花である。
谷間でこの花が咲き始めたということは、これからは”春”という言葉を使っても良い、というお墨付きを得られたということでもある。
冷たい風が吹きまくり、とても春などとは言い難い日が続いているが、ユリワサビは、そんな人間の鈍感な感覚など相手にすることもなく、いち早く春を感じとり、春がきたことを教えてくれているのである。

と或る溜池、その他にて2022年02月24日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * ジョウビタキ 六態








       * アオジ 三態




      * キセキレイ 二態



       * ビンズイ 三態




       * ホオジロ 一題


       * ノスリ 二態



      * ヨシガモ 二態



        * バン 二態



      * ヒドリガモ 二態



       * オオバン 二態



       * カワウ 二態



※ 本日も所用のついでに立ち寄った場所で撮った鳥たちの素顔である。
代わり映えのしない いつもの面々であるが、出会いはやはりそれなりに楽しいものである。

★ 今日の ”お花さん”

      * オウレン 二題



※ 前回は、ちょうど咲き始めの時に訪れたのであるが、花が少なかった。
そこで、今日こそはと期待して訪れたが、花数はほとんど増えておらず期待外れの”花見”になってしまった。
どうも、以前に比べると株の数も少なくなっているような気がしてならない。
毎年、この時季、本種との出会いを楽しみにしているので、今後更に株数が減少して絶滅という最悪の方向に向かわないことを祈るのみである。