TRAIL (NO.7268)2023年04月24日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

   * コムクドリ(♀) 九題






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     * コムクドリ(♂) 三題


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           *


※ 相変わらず20〜30羽の群れが姿を見せている。


   * ビンズイ(水浴シーン) 四態





※ 私が橋のすぐ真上から見下ろしていることにも気づかずに、一生懸命に水浴びをしていた。

★ 今日の”お花さん”

<キンラン>
※ 渡良瀬でキンランを確認したのは初めてである。

<アイノコハナニガナ>
※ 花弁が8枚を越えれば、ハナニガナだが、これは7枚だから、”アイノコハナニガナ”である。

<ウマノアシガタ>
※ 毎年、この時季になると土手の東側斜面で観察されるが、年々数が増えてきているようだ。緑の中に黄色の花が映えて美しい。

<コウゾリナ>
※ これも、土手でよく見られる草本である。

<オオカワジシャ>
※ 花を少しアップで撮ってみたが、花の形はオオイヌノフグリによく似ている。どちらもクワガタソウ属の同じ仲間だ。

<セリバヒエンソウ>
※ 今、河畔林の中を歩くと、辺り一面にこの花が広がって咲いている場所がある。中国原産の繁殖力の旺盛な帰化植物であるが、花が可愛いので増えても
全然気にならない。

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<テングチョウ>

<コジャノメ>

<ダイミョウセセリ>

  * ジャコウアゲハ(成虫と卵)二題



※ ウマノスズクサに産み付けられたジャコウアゲハの卵である。
幼虫は、この植物の葉しか食べない単食性である。

★ 今日のトンボさん

     * ニホンカワトンボ 二題

(♂)

(♀)
      * ダビドサナエ 二題



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<シオカラトンボ>

TRAIL (NO.7269)2023年04月26日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * コムクドリ 十題




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※ ここのところ、毎日群れと出会っているが、この時季こんなにコムクドリの写真を撮った記憶はない。今季この群れはいつまで見られるのだろうか......

     * セグロセキレイ 二題 




※ セグロセキレイの親鳥と巣立ち雛である。
エナガも早かったが、セグロの巣立ちも早い。
もう、巣立ってしまったのか、と驚くばかりである。
どうやら、遅くて もたもた しているのは、私の脳みそだけのようだ。
時の流れの あまりの速さに思考が追いつけないボケ老人である。

      * カイツブリ 一題


※ 抱卵中のカイツブリの親であるが、このアングルから眺めた姿はまるで亀そのものある。もしかしたら、本人は本当に亀に擬態しているつもりなのかもしれない。
敵から可愛い我が子を守るためなら、自分は鬼にでも亀にでもなってやる、という親鳥の強い覚悟の表れだろうか.....

      * コサメビタキ 二態



※ 新緑で覆われた木々の中で、この鳥を観察するのがいよいよ難しくなってきた。今季は渡良瀬の河畔林でまだ何種類か確認できていない夏鳥もいるのだが、林がこんなに葉で覆われてしまうと、それとて確認が難しくなってしまうだろう。かつての河畔林は、この時季はまだまだ見通しが良かったのだが......

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

     * ジャコウアゲハ 四題


※ オニタビラコの花で吸蜜中の♂である。


※ 幼虫の食草である”ウマノスズクサ”を求めて飛翔している♀である。


※ ”ウマノスズクサ”を探し当てた♀は早速、葉裏に産卵し始めた。


※ これは、前回のブログでも使用した画像であるが、産卵後のジャコウアゲハの卵である。

★ 今日のトンボさん

      * シオヤトンボ 二題



※ 場所によって、出現時期は微妙に違っているが、当所では この日 羽化したての本種が多数飛び交っていた。
 
          * 

<ニホンカワトンボ(♀)>

<シオカラトンボ(♂)>

★ 今日の”お花さん”

<ノアザミ>
※ 春咲くのが”ノアザミ(野薊)”で、秋咲くのは”ノハラアザミ(野原薊)”
私が毎年見ている場所では、もうノアザミがいっぱい咲き始めた。
私は、春の この時季に この花が咲いている長閑な景色を眺めるのが好きだ。

<キツネアザミ>
※ アザミの名前の前にキツネが付いているのは、アザミの花に似ているが、似て非なるもの、アザミのまがい物という意味である。
一般に、植物の名前にイヌやキツネの名前がついていたら、たいていの場合、その植物は”偽物”とか”役に立たない”などの意味になる。

<ケキツネノボタン>
※ 一般的には、こちらは葉が”牡丹”に似ているが、”牡丹”に似て非なるもの、”牡丹”のまがい物という意味になるが、個人的には牡丹には全然似てないと思うのだが......

<オヘビイチゴ>
※ ヘビイチゴより大きいので雄蛇苺。”雄”は大型という意味。
ヘビイチゴのように果実は赤くならない。

<コウゾリナ>
※ 茎や葉には赤褐色の剛毛が多数生えており、触るとゴワゴワする。
そんな刺々しい植物体であるが、若葉は天ぷらやお浸しで食べられる。
一般に、日本名で”ナ”のついた植物は食べられることが多い。

<アカバナユウゲショウ>
※ 南アメリカ原産の帰化植物であるが、日本名は”赤花夕化粧”.....
誰が名付けたか知らないが、粋な名前をつけたものである。
今年も、また あちこちで花を咲かせ始めた。
これから、秋頃までずっと愛らしい”化粧姿”を眺めることができる。

<ウグイスカグラ>
※ 早春の林で可愛い花を見たと思ったら、もう実になってしまった。
人間が花のことをすっかり忘れてしまっても、植物はそんなことは御構い無しにひたすら成長し続ける。
赤い実は甘みは少ないが生食できる。

TRAIL (NO.7270)2023年04月27日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * コムクドリ 一題



※ 相変わらず、多数が滞在中......

      * コサメビタキ 一題


※ 新緑の葉に覆われた枝では写真に収めるのは難しいが、有難いことにコサメは時々高い枯れ枝に止まってくれるので助かる。

       * アオジ 一題


※ 藪の中で盛んにさえずっているが、なかなか表に出てきてくれないので写真には収めにくい。

      * キビタキ 八題




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※ 河畔林の中からさえずりはよく聞こえてくるのだが、林の中に入って姿を捉えるのは容易ではない。それでも、声が聞こえてくれば、美声に誘われてついつい林の中に入り込んでしまう。しかし、ひとたび入り込んだら最後、そこは地獄の三丁目。ひたすら声を追いかけ道無き道を彷徨い続けることになる......

★ 今日の”お花さん”

<シソバタツナミ>

<ギンリョウソウ>
※ 昨日の雨で一気に姿を現したようだ。
まるで、幽霊を思わせるその白い姿態は、別名ユウレイタケ.....

<ジュウニヒトエ>

<コゴメウツギ>

<ヤマツツジ>

★ 今日のトンボさん

     * シオヤトンボ 二題



      * ダビドサナエ 一題


★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<カラスアゲハ>

<コチャバネセセリ>

TRAIL (NO.7271)2023年04月30日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ノスリ 四題






※ 二羽のカラスにしつこく絡まれて逃げ惑っているノスリ......
全く、カラスというやつは自分よりデカイ鳥を見つけると、すぐちょっかいを出したくなるようである。相手がどんなに嫌がっていようとも御構い無しである。
      * キビタキ 三題




※ 声を頼りにやっと姿を見つけてはみたものの、林の中は暗いのでなかなか思うような写真が撮れない。一難去ってまた一難のキビタキさん撮りである。
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<ニュウナイスズメ>

<クロジ>

<シメ>

<コサメビタキ>

      * カイツブリ 二態



★ 今日の”お花さん”

<オオジシバリ>

<コナスビ>

<ムラサキサギゴケ>

<コウゾリナ>

<アメリカフウロ>

<マツバウンラン>

<サワフタギ>

<ウグイスカグラ>

<カマツカ>

<ノイバラ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<コミスジ>

<ジャコウアゲハ>

<クロコノマチョウ>
※ 成虫越冬した個体は、この時季になると翅はぼろぼろになってしまう。
産卵を終えると、短かき一生を終えることになる。

<コジャノメ>

<ダイミョウセセリ>

★ 今日のトンボさん

      * シオヤトンボ 二題

(♂)
(♀)
           * 

<シオカラトンボ>

<ホソミイトトンボ>

★ 今日の ”おまけ”

       * ヒレンジャク 七題








※ 我が家の敷地内に飛来したヒレンジャクである。
これで、通算三度目の我が家への飛来である。
我が家の敷地内には、サクランボの木がある。今、ちょうど実が熟して食べ頃の時期を迎えている。
ところが、この時季になると、鳥たちもよく知っていて、特にヒヨドリやムクドリが飛来して、我々人間が食べるより前に鳥たちがみんな食べてしまうのである。今年も、ご多聞にもれず すでに大半が鳥たちに食べられてしまい、この調子でいくと我々の食べる分がなくなってしまいそうになったので、昨日、熟して食べられそうなものを急遽もぎ取り、初物の味見をしたばかりであった。
そして、今年も何とか味見ができたので、後の残りはもう鳥たちにやろうと考えていた矢先であった。
”でも、どうせ、鳥が食べるなら、レンジャクでも来て食べてくれないかなあ....” などと家族と冗談半分に話をしていたら、何とまあ、それが冗談ではなく、本当の話になってしまったのである。
この画像はサクランボの木の上を通っている電線に止まっているところを撮ったものであるが、おそらく20羽近くはいたであろう。
残念なことに、今日は雨っぷりで空は暗く、全く色が出ないレンジャクになってしまったが、写真の出来具合よりも、三たび我が家に立ち寄ってくれたことが何より嬉しかった。レンジャクさん、私に渡去前の挨拶でもしてくれるつもりだったのだろうか....(笑)