TRAIL (NO.75.53)2026年04月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

    * ニュウナイスズメ 二態




※ 河畔林のクヌギの木の枝にクヌギ特有の黄色味を帯びた細い房状の花が垂れ下がるようになると、まるでそれらの花に誘われるかのようにやってくるのがニュウナイスズメである。
今年も冬鳥が去り、夏鳥がやってくる季節になった。

          *


<ツグミ>

<シロハラ>

<ビンズイ>

<マヒワ>

★ 今日の”お花さん”

     * ニリンソウ 二題




※ 先日、北海道でニリンソウとトリカブトを間違えて食べて死亡したとのニュースが流れたが、悲惨としか言いようのない事故である。
本当にニリンソウとトリカブトの違いを知っている人間なら、絶対に間違えることはないのだが、やはり素人さんだったのだろうか.....
ニリンソウはキンポウゲ科の植物だが、ニリンソウを除いたキンポウゲ科の植物のほとんどは毒である。なかでも、トリカブトは日本三大毒植物(トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギ)の一つで、致死量を超えた量を摂取すれば必ず死に至る。トリカブトの毒に対する解毒剤は未だ発見されていないのである。
そんなキンポゲ科の植物のなかで、唯一毒性がなく山菜として利用できる植物がニリンソウである。私もかつてお浸しにして食べたことがあるが、癖がなく食べやすい印象であった。
山菜は自分の知識に自信がなかったら、絶対食べないのが鉄則である。

       * スミレ 二題



※ スミレには”なんとかスミレ”、”なんとかスミレ”と実にいろいろな種類があるが、本種は”なんとか”の形容詞が付かない、ただの”スミレ”である。
学名は"Viola mandshurica"。
どこにでもありそうなスミレだが、自生種は案外見かけないものである。
今、渡良瀬の一部の土手にはこのスミレが群生している。

           * 

<タチツボスミレ>
※ 一般にタチツボスミレの距は紫だが、この株の花の距は白い。
前回紹介したツグミ同様、遺伝子の突然変異によって生じたタチツボスミレの変種と考えられる。

<クサノオウ>

<セリバヒエンソウ>
※ 今年も河畔林の林縁を中心に、あちこちで咲き始めた。
かつては、渡良瀬では一つも見られなかった中国原産の野草だが、最近ではいつの間にか年々数を増やし、最盛期には見事な群生が見られる。
外来種だが、この植物ならいくら増えてもいいと思えるくらい可愛いらしい花である。

<ムラサキケマン>

<アケビ>
※ この近辺には、ミツバアケビ(三つ葉アケビ)とアケビ(五葉アケビ)の二種類のアケビが自生しているが、この画像はアケビ(五葉アケビ)の雄花である。ちなみにアケビは雌雄同株である。

<ヤマブキ>
※ この黄色は林の新緑の中でよく目立つ。水戸黄門に必ず登場する悪代官の大好きないわゆる”山吹色”である。(笑)

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<テングチョウ>

<ツマキチョウ>
※ 四月、五月限定のチョウである。従って、この時季に出会いがないとまた来年ということになる。
飛んでる姿を見つけてもなかなか花や葉に止まってくれないのでカメラに収めにくいチョウである。

<ミヤマセセリ>

<キタキチョウ>

★ 今日のトンボさん

      * ダビドサナエ 二題



※ ここのところ、一斉に羽化が始まったようである。
羽化したての個体が飛んでいる姿はまるで透明なオブラートを連想させるような薄く柔らかな翅をひらひらさせながら、それこそやっと飛んでいるという印象の飛び方である。しかし、これもいっときのことで、一週間もすれば翅はすっかり硬く整い大空を力強く自由自在に飛び回れるようになる。
ちなみに、ダビドとは19世紀のフランスの生物学者の名前である。

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