多々良沼、遊水地、その他にて ― 2018年06月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
<オオタカ>
<アオバズク>
<ホトトギス>
<コアジサシ>
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『おやっ?......』
『あの青い花は、もしかして、”アジサイ”?......』
その通りじゃよ......
今年は、花がいつもより10日以上も早いという話じゃよ.....
『やっぱり、そうなんだ.....』
『いつもなら、今頃はまだ花は咲いていないものね....』
『気温が高いと、植物の生長も早いのかなあ.....』
そうじゃのう.....
植物は温度に敏感じゃからのう......
『ところで、おっちゃん.......』
『そこに咲いているアジサイの花は青だけど、アジサイの花って、青だけでは なく、赤っぽいものもあるよね.....』
そうじゃのう......
『そこで、おっちゃんに一つ質問なんだけど、アジサイの花って、どうして赤 や青になるの?.....』
はあ??.....
お前さん、鳥の分際で結構難しい質問をしてくれるじゃないか......
もしかして、わしを試しているんじゃないだろうな......
『いえ、いえ、おっちゃんを試すだなんて!!......』
『おっちゃんの頭の程度は、試さなくても先刻よ〜く承知していますから.....』
どう、承知しておるんじゃ?......
『いや、それは、ちょっと......』
ちょっと、何じゃ?......
『だから、それは、ちょっと.......』
『ちょっと言えません!!.....』
何故じゃ?......
『言ったら、きっと、おっちゃんは激怒します!!.....』
何じゃと!!?.....
『ほら、もう言う前から怒っているじゃないですか!!.....』
『だから、知らないほうがいいんです!!.....』
『それより、おっちゃん、質問に答えてよ!!.....』
『アジサイの花は、なぜ青くなったり、赤くなったりするの?......』
ううん......
難しいのう......
それでは、まず、青くなる理由から考えてみるかいのう.....
あのな、アジサイの花というのはな、一般的には土壌が酸性の時は青くな る傾向があるのじゃよ.....
『土壌が酸性の時は青?.....』
そうじゃ.....
土の中には、アルミニウムという物質がたくさん含まれていてのう、この アルミニウムというのは、酸性の水溶液に溶ける性質があるんじゃよ....
お前さんも、ガキの頃 学校で勉強したことがあるじゃろうが.....
でな、水に溶けたアルミニウムが植物体に吸収されると、今度は花弁でア ントシアニンという色素とアルミニウムが結びついて花びらが青くなる ということなんじゃよ....
『ふ〜ん、なるほどねえ......』
『ということは、もしも土壌がアルカリ性だったら、アルカリの水溶液にはア ルミニウムは溶けないからアルミニウムが水溶液になって植物体に吸収され ることはない.....』
『そうすれば......』
アントシアニンとアルミニウムが出会うことがないから、青は発色しない、 つまり、花弁は赤いままということになるわけじゃよ.....
『なるほどねえ!!......』
『よ〜く、わかったよ!!.....』
『キーワードは”アルミニウム”だね!!.....』
『この説明を聞いた限りでは、おっちゃんて、みんなが思っている程そんなに は愚鈍じゃないみたいね.....』
『ちょっとだけ見直したよ!!.....』
何じゃと!!?......
★ 今日の ”お花さん”
<ムラサキシキブ>
<ホタルブクロ>
<キキョウソウ>
<ヒナギキョウ>
<ミゾカクシ>
<ヒシ>
<スイレン>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* ゼフィルス 四題
<アカシジミ>
<ミズイロオナガシジミ>
<ウラナミアカシジミ>
<ミドリシジミ>
*
<ムラサキシジミ>
<ベニシジミ>
<アゲハ>
★ 今日の ”トンボさん”
<コシアキトンボ>
<ショウジョウトンボ>
<ウチワヤンマ>
<シオカラトンボ>
<セスジイトトンボ>
<クロイトトンボ>
★ 今日の ”おまけ”
* お魚 二題
<ブルーギル>
<謎の巨大魚(利根川にて)>
西長岡、その他にて ― 2018年06月09日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ゴイサギ 二態
* オオタカ 一題
* サンコウチョウ 一題
* 子育ての邪魔をしてはいけないと思い、極力巣には近づかないようにして いるのだが、やはり、その後のようすが気になって、久しぶりに巣を覗 いてきた。
抱卵の日数からしても、もう間もなく孵化すると思われるが、今日は まだ 抱卵中のようだった。
抱卵の日数からしても、もう間もなく孵化すると思われるが、今日は まだ 抱卵中のようだった。
今週は台風が北上して来るので、その影響を受けなければいいのだが......
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『あの花も、名前さえ知らなきゃ、”何て清楚な花なんだろう!!.....”と、みん なから愛でられたものを、どこかの人間のバカが”ドクダミ”なんちゅう名前 を付けたために、あの花はどれだけ悲しい思いをしていることやら..... 』
『可哀想に!!.....』
『ほら、あの花、涙ぐんでいるじゃないか.....』
『おっちゃん、一人で呑気に音楽なんかを聴いていないで、この花にも そのピ アノ曲を聴かせて少しは慰めておやりよ......』
『そのピアノ曲、もしかしたら、おっちゃんの大好きなショパンでしょ?.....』
『しかも、今流れているのはノクターン......』
『あの花にはピッタリじゃないの!!......』
ドクダミとショパン......
どこをどう考えたらこの両者が結びつくのでしょうか?......
ヒヨドリさんの近頃の想像力というか、妄想力には驚くばかりです.....
それにしても、ヒヨドリさんの口からショパンの名が出て来るとは驚きですね
どこをどう考えたらこの両者が結びつくのでしょうか?......
ヒヨドリさんの近頃の想像力というか、妄想力には驚くばかりです.....
それにしても、ヒヨドリさんの口からショパンの名が出て来るとは驚きですね
★ 今日の ”お花さん”
<クマイチゴ>
★ 今日の ”トンボさん”
* クロスジギンヤンマ(♀) 二態
*
<オオシオカラトンボ>
<コシアキトンボ>
<コオニヤンマ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* シジミチョウ 三題
<ミドリシジミ>
<ムラサキシジミ>
<ウラギンシジミ>
* ヒカゲチョウ 二態
*
<キマダラセセリ>
<ヒメジャノメ>
<オオウラギンスジヒョウモン>
彦谷にて ― 2018年06月12日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* 抱卵中のコサメビタキ
* 先月中からこの近辺で求愛行動らしき動きが見られていたので、もしかしたらこの周辺で繁殖をするのかもしれないと思っていたのだが、まさか本当に 巣が見つかるとは夢にも思わなかった。
今回もサンコウチョウの巣同様、まったくの偶然の発見だったのだが、どちら も見つけようと思って見つかる代物ではない。
私自身、この巣を最初に見た時は完全に木の”コブ”だと思った。
ただ この時は、運良く巣の真ん中から親が顔を出していたので、辛うじて巣だ と判明できたわけだが、もし親がいなければ、これは文字通り”木のコブ”以 外の何者でもない。
嘴一つで巣の周りをコケで覆い”コブ”に見せかけるコサメビタキの造巣技術は 全く見事という他ない。
この巣を完成させるまでに一体どのくらいの時間を要したのだろうか.....
完成までの鳥達の苦労を思うと頭の下がる思いがする。
何とか無事に繁殖を成功させてほしいものである。
これで、今季は偶然にもサンコウチョウとコサメビタキの二つの巣を抱えるこ とになってしまったが、巣を見つければ見つけたで、また心配の種が増えて しまうものである.....。
今回もサンコウチョウの巣同様、まったくの偶然の発見だったのだが、どちら も見つけようと思って見つかる代物ではない。
私自身、この巣を最初に見た時は完全に木の”コブ”だと思った。
ただ この時は、運良く巣の真ん中から親が顔を出していたので、辛うじて巣だ と判明できたわけだが、もし親がいなければ、これは文字通り”木のコブ”以 外の何者でもない。
嘴一つで巣の周りをコケで覆い”コブ”に見せかけるコサメビタキの造巣技術は 全く見事という他ない。
この巣を完成させるまでに一体どのくらいの時間を要したのだろうか.....
完成までの鳥達の苦労を思うと頭の下がる思いがする。
何とか無事に繁殖を成功させてほしいものである。
これで、今季は偶然にもサンコウチョウとコサメビタキの二つの巣を抱えるこ とになってしまったが、巣を見つければ見つけたで、また心配の種が増えて しまうものである.....。
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『あれっ?.....』
『あれは、もしかして畳の材料として使われている.......』
おお、その通りじゃよ.....
イグサじゃよ......
唯単に”イ”とも言うがのう......
これは、日本の植物名のなかでは、一番短い名前じゃよ....
『ふ〜ん、そうなんだ......』
『そんじゃ、日本の植物名のなかで、一番長い名前は何というの?......』
一番長い名前?.....
それはじゃのう......
アマモという海藻の別名なんじゃが、
”リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ”というのがあるらしい ぞ....
『”リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ”!!?......』
『なに、それ!!?......』
”なに、それ!!?”って言われてものう.....
そういう名前なんじゃからどうしようもないわい.....
★ 今日の ”お花さん”
<ヤマタツナミソウ>
<オカトラノオ>
<ナワシロイチゴ>
* キイチゴの仲間で、ピンク色の花を咲かせるものは珍しい.....
<キンシバイ>
<ムラサキシキブ>
* 近くを歩くと 石けんに似た ほのかな芳香が漂ってくる......
★ 今日の ”トンボさん”
<コシアキトンボ>
<ヤマサナエ>
<シオカラトンボ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* キマダラセセリ 二題
*
<ベニシジミ>
<カノコガ>
粟谷にて ― 2018年06月13日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* キビタキ 三態
(鏡の中のキビタキに対峙している場面)
* 峠に向かう山道のカーブミラーの手前に差しかかると、前方のミラーの前 面に横に突き出た一本の枝にキビタキの雄が止まっていた。
キビタキは、何やら 鏡に向かって盛んに威嚇をしているようすだった。
そうです、このキビタキ、"鏡に映ったキビタキ"に向かって盛んに威嚇を しながら攻撃を加えていたのです。
"鏡に映ったキビタキ"が自分であることなどつゆ知らず、鏡の前の枝に止 まっては、何回も何回も鏡に向かって必死に体当たりを繰り返していた のです。
その姿たるや、キビタキが必死であるが故に、哀れと言うか、滑稽と言う か、何ともやるせない思いにさせるものだった。
人間は自分が獲得した知識にもとづいて物事を判断し行動できるが、悲し いかな、大多数の動物や鳥にはそれができない。
動物や鳥は、ただ唯本能の命ずるところに従って行動する以外にないので ある。
だとすると、今日のキビタキの行動も本能に基づくところのものであった ことに間違いはないだろう。
しかし、しかしだ.....
翻って考えてみた時、我々は、本当に今日のキビタキの行動を笑うことが できるのだろうか......
かく言う人間だって、よくよく考えてみれば、 ”鏡に映った自己とい う虚像”に翻弄されて、泣いたり、怒ったり、日々一喜一憂しながら生き ている哀れで滑稽な生き物に過ぎないと思うのであるが......
キビタキは、何やら 鏡に向かって盛んに威嚇をしているようすだった。
そうです、このキビタキ、"鏡に映ったキビタキ"に向かって盛んに威嚇を しながら攻撃を加えていたのです。
"鏡に映ったキビタキ"が自分であることなどつゆ知らず、鏡の前の枝に止 まっては、何回も何回も鏡に向かって必死に体当たりを繰り返していた のです。
その姿たるや、キビタキが必死であるが故に、哀れと言うか、滑稽と言う か、何ともやるせない思いにさせるものだった。
人間は自分が獲得した知識にもとづいて物事を判断し行動できるが、悲し いかな、大多数の動物や鳥にはそれができない。
動物や鳥は、ただ唯本能の命ずるところに従って行動する以外にないので ある。
だとすると、今日のキビタキの行動も本能に基づくところのものであった ことに間違いはないだろう。
しかし、しかしだ.....
翻って考えてみた時、我々は、本当に今日のキビタキの行動を笑うことが できるのだろうか......
かく言う人間だって、よくよく考えてみれば、 ”鏡に映った自己とい う虚像”に翻弄されて、泣いたり、怒ったり、日々一喜一憂しながら生き ている哀れで滑稽な生き物に過ぎないと思うのであるが......
★ 今日の ”お花さん”
<ニガイチゴ>
食べた後に、ちょっぴり苦みが残るよのう....
<クマイチゴ>
今一、甘みに欠けるキイチゴですな....
<ヤブヘビイチゴ>
こいつは、毒ではないが、味は無味乾燥というところかいのう.....
<ヒメコウゾ>
これは、見た目、キイチゴに似ているが、イチゴではござらん!!....
和紙の原料となるコウゾ、ミツマタのコウゾじゃよ...
和紙の原料となるコウゾ、ミツマタのコウゾじゃよ...
<クマノミズキ>
本家本元の”ミズキ”とは、花期が丁度一ヶ月遅い.....
似た者同士、競合を避けるための植物界での”談合”(棲み分け)によるもの かいのう?....(笑)
似た者同士、競合を避けるための植物界での”談合”(棲み分け)によるもの かいのう?....(笑)
<マタタビ>
ネコにマタタビ、お女郎に小判、イヌに握り飯.....(笑)
<ヤマアジサイ>
このアジサイ、わしゃ、大好きじゃがな.....
日本海側に生育する、エゾアジサイもいいぞぉ!!.....
日本海側に生育する、エゾアジサイもいいぞぉ!!.....
<ツクシハギ>
六月中旬、何で、今、ハギなんじゃ!!?......
<ミヤマタムラソウ>
<ハナイカダ>
こいつ、いつ見てもおもろいのう....
”花筏”とは、よう名付けたもんじゃよ.....
”花筏”とは、よう名付けたもんじゃよ.....
<サルトリイバラ>
別名、サンキライだとよぉ!!.....
<キブシ>
これが食えたらのう......
<オニグルミ>
うわあ!! もう、こんなにでっかくなっちまった!!.....
★ 今日の ”トンボさん”
<コオニヤンマ>
<コシアキトンボ>
<ショウジョウトンボ>
<ニホンカワトンボ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ムラサキシジミ>
<クロヒカゲ>
<キマダラセセリ>
<コチャバネセセリ>
北金井、菅塩沼にて ― 2018年06月14日
★ 今日の ”風景画”
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『あれっ?.....』
『あのピンクの花は、もしかして.......』
『おっちゃん!!.....』
『あの花って、もしかして、例の妖しい名前の付いている花じゃなかっ た?......』
”妖しい名前”?.....
何が妖しいもんか!!.....
想像力をかき立てるような実に色気のある素敵な名前じゃないか!!....
『色気のある素敵な名前?.....』
そうじゃがな.....
『ところで、おっちゃん、あの花、何という名前だったっけ?......』
”赤花夕化粧”じゃよ!!.....
『”赤花夕化粧”?.....』
『あっ、そう、そう!!確かそういう名前だったよね、思い出したよ.....』
どうだ、いい名前じゃろう?.....
『そうかなあ.....』
『おらっち、ウブだから、まだ、そっちの世界のことわかんないもん!!....』
はあ???.....
まあ、いいさ!!.....
ところで、話は換わるが、この植物は名前もユニークじゃが、名前の他に も とてもユニークなところがあるんじゃよ.....
『ふ〜ん.....』
『どんなところが?......』
『あのピンクの花は、もしかして.......』
『おっちゃん!!.....』
『あの花って、もしかして、例の妖しい名前の付いている花じゃなかっ た?......』
”妖しい名前”?.....
何が妖しいもんか!!.....
想像力をかき立てるような実に色気のある素敵な名前じゃないか!!....
『色気のある素敵な名前?.....』
そうじゃがな.....
『ところで、おっちゃん、あの花、何という名前だったっけ?......』
”赤花夕化粧”じゃよ!!.....
『”赤花夕化粧”?.....』
『あっ、そう、そう!!確かそういう名前だったよね、思い出したよ.....』
どうだ、いい名前じゃろう?.....
『そうかなあ.....』
『おらっち、ウブだから、まだ、そっちの世界のことわかんないもん!!....』
はあ???.....
まあ、いいさ!!.....
ところで、話は換わるが、この植物は名前もユニークじゃが、名前の他に も とてもユニークなところがあるんじゃよ.....
『ふ〜ん.....』
『どんなところが?......』
”種子散布”の仕方じゃよ.....
『”種子散布”?.....』
そうじゃ.....
じつはのう、この植物が採用している種子散布の仕方は”雨滴散布”といっ てのう、雨滴つまり雨粒を利用して種子を散布する方法なんじゃよ.....
花が終わり、種子が熟す頃になると、この植物は、雨が降り出すのを心待 ちにするようになるんじゃよ.....
でな、いよいよ雨が降り始めると、雨水が果実にあたるじゃろう、すると 乾燥していた時は閉じていた果実がぱかっと開いて中の種が露出する.....
すると、今度は種をめがけて雨滴が落下してくる.....
その時の雨滴の衝撃で、種が周囲にはじき飛ばされて、めでたく種子が地 上にバラ蒔かれるということになるんじゃよ....
『ふ〜ん、なるほどねえ......』
『雨滴による、種のバラ蒔きか?.....』
『そういえば、どこかの首相で、アベ某という御仁も、そこらじゅうを外遊し まくって50兆円もの国民の血税をバラ撒きしてきたという話を聞いたこと があるけど、そのバラ撒きといっしょなの?......』
何じゃと!!?.....
バカを申すでない!!....
それとこれとは話がぜんぜん違うじゃろうが!!....
『あっ、そうか......』
『そういえば、あっちは政治の裏話で、こっちは植物学の話だものね.....』
『”種子散布”?.....』
そうじゃ.....
じつはのう、この植物が採用している種子散布の仕方は”雨滴散布”といっ てのう、雨滴つまり雨粒を利用して種子を散布する方法なんじゃよ.....
花が終わり、種子が熟す頃になると、この植物は、雨が降り出すのを心待 ちにするようになるんじゃよ.....
でな、いよいよ雨が降り始めると、雨水が果実にあたるじゃろう、すると 乾燥していた時は閉じていた果実がぱかっと開いて中の種が露出する.....
すると、今度は種をめがけて雨滴が落下してくる.....
その時の雨滴の衝撃で、種が周囲にはじき飛ばされて、めでたく種子が地 上にバラ蒔かれるということになるんじゃよ....
『ふ〜ん、なるほどねえ......』
『雨滴による、種のバラ蒔きか?.....』
『そういえば、どこかの首相で、アベ某という御仁も、そこらじゅうを外遊し まくって50兆円もの国民の血税をバラ撒きしてきたという話を聞いたこと があるけど、そのバラ撒きといっしょなの?......』
何じゃと!!?.....
バカを申すでない!!....
それとこれとは話がぜんぜん違うじゃろうが!!....
『あっ、そうか......』
『そういえば、あっちは政治の裏話で、こっちは植物学の話だものね.....』
★ 今日の ”お花さん”
<テリハノイバラ>
葉っぱがテカテカ光っているから、照り葉じゃよ....
花もノイバラよりでっかく、香りもこっちのほうがいいかもな....
花もノイバラよりでっかく、香りもこっちのほうがいいかもな....
<オオカナダモ>
水面いっぱいに広がって見事な花じゃったのう!!.....
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
今日の主役は鳥ではなく、お前さん達、チョウじゃよ!!....
今日のメンツは、見る人が見ればわかる なかなか貴重な面々じゃて....
今日のメンツは、見る人が見ればわかる なかなか貴重な面々じゃて....
<アカシジミ>
<ウラナミアカシジミ>
<ミドリシジミ>
<オオミドリシジミ(♀)>
<ウラミスジシジミ(ダイセンシジミ)>
<メスグロヒョウモン>
<オオチャバネセセリ>
★ 今日の ”トンボさん”
<コシアキトンボ>
<ショウジョウトンボ>
<シオカラトンボ>
<オオシオカラトンボ>
<アキアカネ>
今日がお初じゃが、これから、しばらくすると、お前さん達は低地の暑い夏 を避けてみんな涼しいお山に避暑に出かけてしまうからのう.....
<コオニヤンマ>
<クロイトトンボ>
葉っぱのお船に乗って、今日はのんびり日光浴と洒落込むか.....
彦谷、菅塩沼にて ― 2018年06月17日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* キビタキ 五題
虫をくわえたキビタキの雄.....
ヒナに与える餌だろうか?.....
行動の様子を見ていると、どうもこの近くに巣がありそうじゃ......
ヒナに与える餌だろうか?.....
行動の様子を見ていると、どうもこの近くに巣がありそうじゃ......
* ゴイサギ 四題
かつては、普通に見られたゴイサギだが、
最近はめっきり見る機会が減ってしまったわいのう.....
最近はめっきり見る機会が減ってしまったわいのう.....
* サンコウチョウ 三題
ヒナが孵った!!......
これで、とりあえず、一安心....
このまま元気に育ってほしいものじゃて.....
これで、とりあえず、一安心....
このまま元気に育ってほしいものじゃて.....
* コサメビタキ 一題
こちらは、相変わらず抱卵中...
★ 今日の ”お花さん”
<ホタルブクロ>
この中に蛍を入れたら、”蛍提灯”?....
何だか風情があって、面白そうじゃのう....
何だか風情があって、面白そうじゃのう....
<アキノウナギツカミ>
夏も来ないうちに、もう”秋”かい?......
★ 今日の ”トンボさん”
<ショウジョウトンボ>
<コオニヤンマ>
”ヤンマ”という名が付いているが、こいつは”ヤンマ”の仲間ではなく、
”サナエ”の仲間じゃよ.....
しかも、”サナエ”のなかでは最大種じゃ!!......
”サナエ”の仲間じゃよ.....
しかも、”サナエ”のなかでは最大種じゃ!!......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ゴイシシジミ>
このチョウの幼虫は、日本で唯一の肉食性じゃよ!!......
<ベニシジミ>
彦谷、渡良瀬にて ― 2018年06月19日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* キビタキ 四態
間違いなく、この周辺に巣があるはずなんだが、
見つからないもんじゃよのう!!.....
★ 今日の ”お花さん”
<ヤブジラミ>
こんなにも可愛い花なのに、”シラミ”とはねえ......
<オカトラノオ>
この時季、緑の野にあって、この白い花を見つけると、
なぜか、気持ちがほっとするわい.....
なぜか、気持ちがほっとするわい.....
<ナツツバキ>
シャラともよばれているが、本物のシャラはインド原産で、
日本では育たない....
それで、本物のシャラに似ている本種をシャラに仕立て上げたとか....
なんだか、シャラ(洒落)にもならんような話だがのう....
日本では育たない....
それで、本物のシャラに似ている本種をシャラに仕立て上げたとか....
なんだか、シャラ(洒落)にもならんような話だがのう....
<ネムノキ>
木に近づくと、風に乗って何とも言えない甘い香りが漂ってくる......
<イヌザクラ>
これだって、れっきとした”さくらんぼ”じゃて......
ちなみに、食用として売られているサクランボの多くはセイヨウミザクラを改良してできた品種じゃがな....
ちなみに、食用として売られているサクランボの多くはセイヨウミザクラを改良してできた品種じゃがな....
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* オオミドリシジミ 二態
*
<ウラギンシジミ>
”裏銀”ではなく、”裏金シジミ”というのもいるでよ.....
”どっちが値打ちがあるか”って?.....
わしゃ、そんなこと知らんわい!!.....
”どっちが値打ちがあるか”って?.....
わしゃ、そんなこと知らんわい!!.....
<ムラサキシジミ>
随分と翅が傷んできたのう......
もう、十分生きたのだろうか.......
もう、十分生きたのだろうか.......
<ヒカゲチョウ>
わしと同じ日陰者か?......
どおりで、愛着がわくと思った!!.....(笑)
どおりで、愛着がわくと思った!!.....(笑)
<イチモンジチョウ>
なかなか凝った装いじゃのう.....
誰のデザインかしら?.....
えっ?.....
”お前じゃないことだけは確か”だって?......
だれ、だれ?....
今の声、誰なのよ!!?.....
誰のデザインかしら?.....
えっ?.....
”お前じゃないことだけは確か”だって?......
だれ、だれ?....
今の声、誰なのよ!!?.....
<ジャノメチョウ>
翅に”蛇の目”で、”蛇の目蝶”.....
なんとも、渋い出で立ちじゃよのう.....
なんとも、渋い出で立ちじゃよのう.....
おまけに、その不器用そうな飛び方は何じゃい?.....
<キマダラセセリ>
<オオチャバネセセリ>
蝶は英語でButterflyというが、セセリの仲間は、"Butterfly"とはいわないで、"Skipper"というのじゃよ.....
★ 今日の ”トンボさん”
<ハラビロトンボ>
<オオシオカラトンボ>
<ノシメトンボ>
こやつは”赤とんぼ”の仲間では、最大種じゃよ.....
<ハグロトンボ>
別名、”極楽とんぼ”とも言うそうじゃが、わしは、”極楽とんび”のほうが好きじゃがのう......
彦谷にて ― 2018年06月21日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* キビタキの雌親と巣立ち雛
*
やはり、この近くに巣があったようじゃ.....
残念ながら、今回は巣を見つけることができなかったが、
今日は、先日 巣探しをしたすぐそばで巣立ち雛二羽を見つけたわい。
恐らく、昨日か今日、巣立ったばかりの幼鳥であろう。
心配そうに雛を見守る雌親の姿が印象的であった。
無事に成鳥に育ってほしいものじゃのう....
残念ながら、今回は巣を見つけることができなかったが、
今日は、先日 巣探しをしたすぐそばで巣立ち雛二羽を見つけたわい。
恐らく、昨日か今日、巣立ったばかりの幼鳥であろう。
心配そうに雛を見守る雌親の姿が印象的であった。
無事に成鳥に育ってほしいものじゃのう....
* オオルリ(♀)一題
胸の辺りに はっきりと”抱卵斑”が出ているのがわかる。
まだ抱卵中なのであろう.....
♂と交代して一休みというところじゃろうか......
まだ抱卵中なのであろう.....
♂と交代して一休みというところじゃろうか......
* その後のコサメビタキ
まだ孵化した気配がない......
孵化までは、もう少しというところかいのう......
孵化までは、もう少しというところかいのう......
★ 今日の ”お花さん”
<ミゾソバ>
<ワルナスビ>
この痛々しい鋭い棘を見せつけられたら、
こんな名前を付けられても仕方がないかもしれんよのう.....
お気の毒に......
<ムラサキシキブ>
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
日に日に数が増しているようじゃ........
<ニホンカワトンボ>
アキアカネとは反対に、ここのところ本種を見る機会が随分と少なくなってきたが、彼らの最盛期は もう終わったようじゃのう.....
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ホタルガ>
赤い帽子に、白線が入った黒い翅......
妖しげに青白く光っている二本の触覚.....
シンプルなデザインだが、けっこう粋な装いじゃないか!!.....
妖しげに青白く光っている二本の触覚.....
シンプルなデザインだが、けっこう粋な装いじゃないか!!.....
北部運動公園にて ― 2018年06月23日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
北部運動公園内にある小さなハス池......
”ウオーキング”でそばを通るとき、いつも上から眺めている池でもある。
こんな小さな池でも、冬場はコガモ、カルガモ、ゴイサギ、アオサギ、カワセ ミなどが頻繁に訪れ、ひと時を過ごして行く.....
また、この池の一角にはヨシが繁茂しているため、春になるとオオヨシキリが 飛来してヨシの中に営巣したり、ハス田でバンが繁殖したりと、なかなか の盛況である。
今はちょうど、それらの鳥たちのヒナが巣立ちの時を迎えている。
上から様子を眺めていると、巣立ったばかりのヒナ達に絶えず注意を払いながら餌を与えたり、安全な場所へと誘導しようとしているバンやオオヨシキリの親の苦労が伝わってくるようである.....
どの雛も一羽も欠けることなく無事成鳥に育ってほしいものである.....
”ウオーキング”でそばを通るとき、いつも上から眺めている池でもある。
こんな小さな池でも、冬場はコガモ、カルガモ、ゴイサギ、アオサギ、カワセ ミなどが頻繁に訪れ、ひと時を過ごして行く.....
また、この池の一角にはヨシが繁茂しているため、春になるとオオヨシキリが 飛来してヨシの中に営巣したり、ハス田でバンが繁殖したりと、なかなか の盛況である。
今はちょうど、それらの鳥たちのヒナが巣立ちの時を迎えている。
上から様子を眺めていると、巣立ったばかりのヒナ達に絶えず注意を払いながら餌を与えたり、安全な場所へと誘導しようとしているバンやオオヨシキリの親の苦労が伝わってくるようである.....
どの雛も一羽も欠けることなく無事成鳥に育ってほしいものである.....
* バン 三題
* オオヨシキリ 四態
★ 今日の ”お花さん”
<ハス>
<アジサイ>
<カワラナデシコ>
<ネムノキ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* コムラサキ 二態
西長岡、その他にて ― 2018年06月24日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ツミ 十一題
(以上、幼鳥)
*
(以上♂)
* ゴイサギ 四題
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『おっちゃん!! 今の鳴き声 聞いた?......』
おお、聞いたぞ......
あれは、オオヨシキリの鳴き声じゃがな.....
『そうだよね!!あれはオオヨシキリだよね!!......』
『あの鳥の鳴き声って、人間さん達には、”ギョギョシ、ギョギョシ、ケシケシ ケシケシ.....”って聞こえるそうだけど、本当なの?.....』
そうじゃのう.....
一般的には、そう聞こえるらしいよのう.......
『”一般的には”って........』
『”一般的ではない”聞こえ方もあるってこと?......』
そうじゃよ......
『たとえば、どんなのがあるの?.....』
そうじゃのう.....
”ジョウコウジ、ジョウコウジ、ケシケシケシケシ”とか.......
『ふ〜ん、なるほどねえ....』
『鳥の鳴き方って、案外面白いね....』
”案外面白い”って.....
そう言うお前さんも鳥ではなかったかい?......
『あっ、そうだ!!すっかり忘れていたよ!!.....』
『最近、人間の言葉を話すようになってから、どうも自分が人間様のように思 えてしまって、困っているんだ.....』
『このままだと、おらっち、鳥類ではなく人類になってしまいそうで心配で心 配で....』
『ねえ、おっちゃん、どうにかしてくれない?.....』
”どうにかしてくれない?”って言われてもなあ.....
『そうだよね、おらっちが人間の言葉を話すようになってしまったのは、別に おっちゃんのせいじゃないものね!!....』
そりゃ、そうじゃ.....
わしには、関係ないことじゃよ......
そういえば、今日のお前さんのさえずりは、
わしには、Nice to meet you(ナイスチューミーチュー、ナイスチュー ミーチュー....)と聞こえたんじゃが、お前さん、もしかして、日本語だ けではなく英語も喋れるのか?......
『English?.....』
『Oh、No,No!!.... I can not speak English!!....』
はあ????......
『ところで、おっちゃん!!.....』
『おらっちの鳴き声はどうでもいいのだけど、
オオヨシキリの声って、おっちゃんには、どうに聞こえているの?.....』
わしか?....
そうじゃのう.....
わしには、”ゲケツ、ゲケツ、イテテテテテテ......”って聞こえるんじゃが.....
『はあ????......』
『おっちゃんて、もしかして、”痔主”なの!!?......』
?????......
★ 今日の ”お花さん”
<オオバジャノヒゲ>
<ノアザミ>
<オヘビイチゴ>
<アカメガシワ>
<サワグルミ>
★ 今日の ”トンボさん”
<コシアキトンボ>
<シオカラトンボ>
<ショウジョウトンボ>
<オオシオカラトンボ>
<コオニヤンマ>
<チョウトンボ>
<アジアイトトンボ(♂)>
<アジアイトトンボ(♂+♀)>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ミドリシジミ>
<ヒメジャノメ>
<オオチャバネセセリ>
<ジャコウアゲハ>
最近のコメント