北金井、菅塩沼にて2018年06月14日

★ 今日の ”風景画”


★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あれっ?.....』
『あのピンクの花は、もしかして.......』

『おっちゃん!!.....』
『あの花って、もしかして、例の妖しい名前の付いている花じゃなかっ    た?......』
  ”妖しい名前”?.....
  何が妖しいもんか!!.....
  想像力をかき立てるような実に色気のある素敵な名前じゃないか!!....
『色気のある素敵な名前?.....』
  そうじゃがな.....
『ところで、おっちゃん、あの花、何という名前だったっけ?......』
  ”赤花夕化粧”じゃよ!!.....
『”赤花夕化粧”?.....』
『あっ、そう、そう!!確かそういう名前だったよね、思い出したよ.....』
  どうだ、いい名前じゃろう?.....
『そうかなあ.....』
『おらっち、ウブだから、まだ、そっちの世界のことわかんないもん!!....』
  はあ???.....
  まあ、いいさ!!.....

  ところで、話は換わるが、この植物は名前もユニークじゃが、名前の他に   も とてもユニークなところがあるんじゃよ.....
『ふ〜ん.....』
『どんなところが?......』
  ”種子散布”の仕方じゃよ.....
『”種子散布”?.....』
  そうじゃ.....
  じつはのう、この植物が採用している種子散布の仕方は”雨滴散布”といっ   てのう、雨滴つまり雨粒を利用して種子を散布する方法なんじゃよ.....
  花が終わり、種子が熟す頃になると、この植物は、雨が降り出すのを心待   ちにするようになるんじゃよ.....
  でな、いよいよ雨が降り始めると、雨水が果実にあたるじゃろう、すると   乾燥していた時は閉じていた果実がぱかっと開いて中の種が露出する.....
  すると、今度は種をめがけて雨滴が落下してくる.....
  その時の雨滴の衝撃で、種が周囲にはじき飛ばされて、めでたく種子が地   上にバラ蒔かれるということになるんじゃよ....
『ふ〜ん、なるほどねえ......』
『雨滴による、種のバラ蒔きか?.....』
『そういえば、どこかの首相で、アベ某という御仁も、そこらじゅうを外遊し まくって50兆円もの国民の血税をバラ撒きしてきたという話を聞いたこと  があるけ
ど、そのバラ撒きといっしょなの?......』
  何じゃと!!?.....
  バカを申すでない!!....
  それとこれとは話がぜんぜん違うじゃろうが!!....
『あっ、そうか......』
『そういえば、あっちは政治の裏話で、こっちは植物学の話だものね.....』

★ 今日の ”お花さん”

<テリハノイバラ>
 葉っぱがテカテカ光っているから、照り葉じゃよ....
 花もノイバラよりでっかく、香りもこっちのほうがいいかもな....

<オオカナダモ>
 水面いっぱいに広がって見事な花じゃったのう!!.....

★ 今日の ”ちょうちょうさん”
 今日の主役は鳥ではなく、お前さん達、チョウじゃよ!!....
 今日のメンツは、見る人が見ればわかる なかなか貴重な面々じゃて...
.

<アカシジミ>

<ウラナミアカシジミ>

<ミドリシジミ>

<オオミドリシジミ(♀)>

<ウラミスジシジミ(ダイセンシジミ)>

<メスグロヒョウモン>

<オオチャバネセセリ>

★ 今日の ”トンボさん”

<コシアキトンボ>

<ショウジョウトンボ>

<シオカラトンボ>

<オオシオカラトンボ>

<アキアカネ>
 今日がお初じゃが、これから、しばらくすると、お前さん達は低地の暑い夏 を避けてみんな涼しいお山に避暑に出かけてしまうからのう.....

<コオニヤンマ>

<クロイトトンボ>
 葉っぱのお船に乗って、今日はのんびり日光浴と洒落込むか.....

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