TRAIL (NO.73.30) ― 2024年04月02日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* オシドリ 十態
※ この日、渡良瀬は最近では珍しいくらいの増水だった。
幾組かのオシドリのペアが本流の濁流を避けるかのように流れの静かな水域に身を寄せていた。
幾組かのオシドリのペアが本流の濁流を避けるかのように流れの静かな水域に身を寄せていた。
* アオゲラ 五態
*
*
※ ここのところ、アオゲラが地上に降りて採餌している場面を何回か見かけた。アカゲラの地上採餌姿ははとんど見ることはないが、アオゲラはその時々の餌の状況により地上に舞い降りて餌探しをすることがある。
* イカルチドリ 三態
* ベニマシコ 二題
※ 今年は、渡良瀬の河畔林で、あと何回出会うことができるだろうか。
今春もそろそろお別れの時節が近づいてきたようである.......
今春もそろそろお別れの時節が近づいてきたようである.......
*
<キジ>
*
<ジョウビタキ>
★ 今日の”お花さん”
<オカスミレ>
<タチツボスミレ>
<オトメスミレ>
<ニオイタチツボスミレ>
<シハイスミレ>
<センボンヤリ>
<シュンラン>
<ツルニチニチソウ>
<キランソウ>
<ジュウニヒトエ>
<シャガ>
<ウグイスカグラ>
<ヤマツツジ>
<ミツバアケビ>
<モミジイチゴ>
<ヒュウガミズキ>
TRAIL (NO.73.31 ― 2024年04月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* コムクドリ 四態
※ 渡良瀬への夏鳥の飛来、第一号である。
それにしても今年は早い。
例年、渡良瀬の河畔林でコムクドリが観察されるようになるのは今月の下旬過ぎあたりからであるが、今日はまだ五日である。
近年、温暖化の影響で、ムクドリの繁殖時期が若干早くなってきているというデータがあるが、やはり事実なのかもしれない。
何れにしても、今年も また 夏鳥のシーズンがやってきたということである。
次に河畔林に姿を見せてくれるのは”誰”になるだろうか.....
それにしても今年は早い。
例年、渡良瀬の河畔林でコムクドリが観察されるようになるのは今月の下旬過ぎあたりからであるが、今日はまだ五日である。
近年、温暖化の影響で、ムクドリの繁殖時期が若干早くなってきているというデータがあるが、やはり事実なのかもしれない。
何れにしても、今年も また 夏鳥のシーズンがやってきたということである。
次に河畔林に姿を見せてくれるのは”誰”になるだろうか.....
* アカゲラ 四態
* カワセミ 二態
* キジ 二態
* オシドリ 四題
* キンクロハジロ 二題
※ この水域で本種を観察するのは珍しい。
季節の変わり目で、カモたちの移動が活発化している証拠である。
日本での彼らの滞在も、あと僅かである。
季節の変わり目で、カモたちの移動が活発化している証拠である。
日本での彼らの滞在も、あと僅かである。
★ 今日の”お花さん”
<アケビ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ルリタテハ>
TRAIL (NO.73.32) ― 2024年04月09日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* 桜の花と”鳥さん”と......
<シメ>
<ビンズイ>
<シロハラ>
*
<ベニマシコ>
<カシラダカ>
※ 夏鳥のコムクドリが飛来したというのに、ベニマシコもカシラダカもまだ
頑張っている。おそらくカシラダカはこの画像が今季は最後になると思うが、
正確な渡去日は誰にもわからない。
渡り鳥はおしなべてそうであるが、ある日パタっと突然いなくなってしまうのが常である。
頑張っている。おそらくカシラダカはこの画像が今季は最後になると思うが、
正確な渡去日は誰にもわからない。
渡り鳥はおしなべてそうであるが、ある日パタっと突然いなくなってしまうのが常である。
<カケス>
* キツツキ 二題
<アオゲラ>
<コゲラ>
*
<キジ>
* カモ類 二題
<キンクロハジロ>
<オシドリ>
※ 一時に比べると随分と数が減ってはきたものの まだ いつもの場所に飛来し続けている。この周辺の渡良瀬で、こんなに長期にわたりオシドリを観察したのは初めてである。よほど、この場所がオシドリにとってはお気に入りの場所になったのだろう。
渡良瀬は、台風などの襲来により川の環境が大きく変化していく。従って、この先これまでの環境が変わらない保証は全くない。
その時は、オシドリはまた別の環境を求めてここを去っていくに違いないが、私としては少しでも多くの時間をこの地で過ごしてもらいたいと思っている。
その時は、オシドリはまた別の環境を求めてここを去っていくに違いないが、私としては少しでも多くの時間をこの地で過ごしてもらいたいと思っている。
さて、来季はどうなるだろうか......
★ 今日の”お花さん”
<ナヨクサフジ>
<ムラサキケマン>
<オカスミレ>
<ヤマブキ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<アゲハ>
<スジグロシロチョウ>
<キタキチョウ>
<キタテハ>
<ベニシジミ>
<ルリシジミ>
* 春のチョウ 二題
<ミヤマセセリ>
<ツマキチョウ>
※ ミヤマセセリとツマキチョウは それぞれ 属する科が全く違う上に生息環境も違う。ミヤマセセリはクヌギなどのナラ類がある雑木林が生息環境であるのに対して、ツマキチョウは林縁部の日当たりの良いところでよく見られる。
しかし、両者には共通している部分もある。
それは、ミヤマセセリもツマキチョウも姿が見られるのは一年のうちで春の4、5月だけの短期間であるということだ。
しかし、両者には共通している部分もある。
それは、ミヤマセセリもツマキチョウも姿が見られるのは一年のうちで春の4、5月だけの短期間であるということだ。
両者はこの時期を過ぎると地上から姿を消してしまい、次に会えるのは来春の4月ということになってしまう。
私は、毎年、春になるとチョウのなかではこの二種に出会うことを何よりの楽しみにしている。どちらも色彩的には地味なチョウで目立たないチョウあるが、私にとっては春には欠かすことのできない存在になっている。
私は、毎年、春になるとチョウのなかではこの二種に出会うことを何よりの楽しみにしている。どちらも色彩的には地味なチョウで目立たないチョウあるが、私にとっては春には欠かすことのできない存在になっている。
TRAIL (NO.73.33 ― 2024年04月13日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカハラ 五態
*
※ ここ二、三日、河川緑地でやっと姿を見かけるようになった。
今年の冬は、ほとんどアカハラを見る機会がなかったので、撮影は本当に久しぶりである。
例年 緑地には、この時季になると複数の個体が飛来するので、これから滞在期間中にあの”キョロンキョロン....”というアカハラ独特のさえずりが河畔林に響き渡るようになるかもしれない......
今年の冬は、ほとんどアカハラを見る機会がなかったので、撮影は本当に久しぶりである。
例年 緑地には、この時季になると複数の個体が飛来するので、これから滞在期間中にあの”キョロンキョロン....”というアカハラ独特のさえずりが河畔林に響き渡るようになるかもしれない......
* ニュウナイスズメ 三題
※ ”渡良瀬夏鳥”第二弾である。
今年は、コムクドリが一番で、その次がニュウナイということになった。
クヌギの花が咲く頃になると必ず飛来するニュウナイスズメ......
これからしばらくの間クヌギの木の上部で、忙しく動き回って採餌する姿を観察することができるだろう。
今年は、コムクドリが一番で、その次がニュウナイということになった。
クヌギの花が咲く頃になると必ず飛来するニュウナイスズメ......
これからしばらくの間クヌギの木の上部で、忙しく動き回って採餌する姿を観察することができるだろう。
とは言っても、クヌギの花の陰に隠れてなかなか姿をまともに見せてくれないので姿をカメラに収めるのはなかなか大変である。
*
<カケス>
<ホオジロ>
<アオジ>
<ビンズイ>
★ 今日の”お花さん”
<セリバヒエンソウ>
<ニリンソウ>
<マムシグサ>
<スミレ>
<ノジスミレ>
<シャガ>
<ニガイチゴ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<コツバメ>
※ ミヤマセセリ同様、一年を通して、この時季の雑木林にだけ姿を現すチョウである。小さい上に動きが素早いので、いったん逃げるとあっという間にどこかに消え去ってしまう。
ミヤマセセリとともに、春になると会いたくなるチョウである。
ミヤマセセリとともに、春になると会いたくなるチョウである。
<ミヤマセセリ>
★ 今日の ”トンボさん”
<コサナエ>
※ ”渡良瀬トンボ”第1号である。
今、羽化したばかりと思える個体で、翅はまだ柔らかく、体色も白っぽい。
今年もまたトンボの季節が始まった。
これから、私も 鳥にチョウにトンボにと益々忙しくなる。
私に、目玉が、あと4つくらい増えたら観察するのにどんなにか便利になることだろうに....(笑)
今、羽化したばかりと思える個体で、翅はまだ柔らかく、体色も白っぽい。
今年もまたトンボの季節が始まった。
これから、私も 鳥にチョウにトンボにと益々忙しくなる。
私に、目玉が、あと4つくらい増えたら観察するのにどんなにか便利になることだろうに....(笑)
TRAIL (NO.73.34) ― 2024年04月14日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ハクセキレイ 三態
※ 白黒のコントラストの体色があまりにも見事だったので、思わずカメラを向けてしまった。やっこさん、私がすぐそばにいることを気にとめる様子もなく、それどころか私の方に近づいてきて、敢えて私にポーズをとってくれているようにも思えた。
* オシドリ 九態
※ ついに北方の地に向けて飛び去ったのか、今日はこの水域でマガモやカワアイサなどの冬ガモたちの姿を一羽も見ることがなかった。
そして、冬ガモたちの代わりに唯一残されたのは 一番のオシドリのカップルだけだった。なぜ、このカップルだけが未だにここの水域にいるのかわからないが、それも時間の問題であろう。明日は繁殖地に向けて旅立っているかもしれないのである。
そして、冬ガモたちの代わりに唯一残されたのは 一番のオシドリのカップルだけだった。なぜ、このカップルだけが未だにここの水域にいるのかわからないが、それも時間の問題であろう。明日は繁殖地に向けて旅立っているかもしれないのである。
* カワセミ 二態
* シロハラ 二態
※ カシラダカがいなくなり、ベニマシコもついに姿を消したようだ。
そんななかで、ツグミとシロハラはまだ頑張っている。
とはいうものの、今月中にはこの両者もほとんどいなくなってしまうであろうから、今季もあと少しのお付き合いということになるだろう.....
そんななかで、ツグミとシロハラはまだ頑張っている。
とはいうものの、今月中にはこの両者もほとんどいなくなってしまうであろうから、今季もあと少しのお付き合いということになるだろう.....
* アオゲラ 三態
*
★ 今日の”お花さん”
<ニリンソウ>
※ ニリンソウ(二輪草)と名がついてはいるものの、花茎が二輪のものは意外に少ない。しかし、今日の株は文句なしの”二輪草”である。(笑)
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ギンイチモンジセセリ>
※ ギンイチモンジは文字通り”銀一文字”で、翅裏の横に走っている白斑を”銀一文字”と見立てたものだが、名前だけは実に格好が良い。
しかし、実際の飛ぶ様子となると、やっと飛んでいるのではないかと思うくらい、極めて弱々しい飛び方をする。地表面に近いところを、ちらちらちら....と力なくやっと飛んでいるように見えるのである。
しかし、実際の飛ぶ様子となると、やっと飛んでいるのではないかと思うくらい、極めて弱々しい飛び方をする。地表面に近いところを、ちらちらちら....と力なくやっと飛んでいるように見えるのである。
<クロコノマチョウ>
※ まるで、枯れ葉のような、そんな表現がぴったりのチョウであるクロコノマチョウが今年も早くも出現し始めた。これから1シーズン、河畔林の中で、幾度となく出会うことになるのだろう.......
TRAIL (NO.73.35) ― 2024年04月16日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ノスリ 三態
※ 何か獲物らしきものを見つけたのだろうか.....
何かをじっと見つめているような眼差しである。
何かをじっと見つめているような眼差しである。
* ニュウナイスズメ 三題
※ クヌギの大木の上部から”ピチュクリピチュクリ......と群れの”賑やかな歌声が盛んに聞こえてくるのだが、姿はさっぱり見えない。
それでも、ずっと見続けているとちょこちょこっと移動する個体が一つ二つと目に入る。そんな瞬間を狙ってシャッターを切るのだが、これがなかなか難しい。第一、上を向きっぱなしなので首が痛くなって敵わない。(笑)
要するに、クヌギに取り付いているニュウナイを写真に収めるのはとても大変であるということだ。
ところで、今日の群れはどれほどの規模だったのだろうか、声だけでは数の把握のしようがない。
それでも、ずっと見続けているとちょこちょこっと移動する個体が一つ二つと目に入る。そんな瞬間を狙ってシャッターを切るのだが、これがなかなか難しい。第一、上を向きっぱなしなので首が痛くなって敵わない。(笑)
要するに、クヌギに取り付いているニュウナイを写真に収めるのはとても大変であるということだ。
ところで、今日の群れはどれほどの規模だったのだろうか、声だけでは数の把握のしようがない。
* ツグミ属 三題
<アカハラ>
*
<シロハラ>
*
<ツグミ>
※ こうして、同じエリアでツグミ属三種が揃って撮れるのもあとわずである。シロハラ、ツグミの北帰行は間近に迫ってきている。
それにしても、三種とも同じようなポーズをとっているところが面白い。さすがは、同属同士である。(笑)
* アオジ 一題
* オナガ 一題
★ 今日の”お花さん”
<セリバヒエンソウ>
<オオカワジシャ>
<アケビ(五葉アケビ)>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<アゲハ>
<ルリタテハ>
★ 今日の ”トンボさん”
<コサナエ>
※ 前回の個体は羽化したばかりの”新生児”であったが、今日の個体は、翅も体色も立派な”成人”である。こうなると、トンボは他のどんな生き物より自由自在に大空を飛び回れるし、どこにでも自由に出向くことができる。
実に羨ましい限りである。できることなら、来世はトンボになってこの世に戻ってこようかしら....(笑)
実に羨ましい限りである。できることなら、来世はトンボになってこの世に戻ってこようかしら....(笑)
<キバネツノトンボ>
※ トンボの名前がついているが、本種はトンボの仲間ではありません。
TRAIL (NO.73.37) ― 2024年04月22日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* コサメビタキ 五題
※ 河川緑地のクヌギ林の枝から枝へと賑やかに囀りながら、追いつ追われつの求愛行動に余念のないコサメビタキの雄と雌......
今年は、クヌギ林のいずれかの枝に営巣しそうである。
久しぶりに今年は、枝の瘤に似せた、あのコサメビタキ独特の巣を探してみようかしら.....
今年は、クヌギ林のいずれかの枝に営巣しそうである。
久しぶりに今年は、枝の瘤に似せた、あのコサメビタキ独特の巣を探してみようかしら.....
* キビタキ 三態
※ ちょうど河川緑地の園内を一回りして、”今年はまだ飛来していないようだ......”と、一息ついた矢先だった。ガビチョウやその他の鳥たちのさえずりに混じって、土手の反対側の河畔林から一瞬キビタキのさえずりが聞こえたような気がした。”????....”
私は、念のため、再度、声を確かめるべく土手の向こう側に意識を集中させじっと耳を傾けた。
私は、念のため、再度、声を確かめるべく土手の向こう側に意識を集中させじっと耳を傾けた。
”鳴いた!!....”
”キビタキだ!!間違いない!!.....”
そう確信した私は、急ぎ足で土手を越え、声のする方向へ直行した。そして、林の中へ入り懸命に姿を探した。しかし、キビタキの姿をどうしても見つけることができなかった。
そうこうしているうちに、高木の上部の枝の合い間をちらっと小さな鳥の影が飛び去るのが見えた。”あれだ!!....”と思った時は既に遅く、小さな影はまたしても土手を越えて反対側の公園内の林の中に入ってしまった。
まるで、この老体をおちょくって弄んでいるかのようだ。しかし、老人は諦めなかった。彼は急ぎ足で土手を越え公園内の林に素早く戻ったのである。と言ってしまえばそれでこの場面はすんなり収まるところであるが、現実はそう甘くはなかった。
急ぎ足で駆け下った土手の中腹で足を滑らし一回転してしまったのだ。
”あっ....”と思った時は時既に遅しで、私は夢見心地の気分で春の若草で覆われた地べたに一人静かに横たわっていた。万事休す、であると思った。しかし、キビタキのさえずりは林の中からまだ聞こえている。普通なら、もうこの時点で”キビタキ”を諦めるのだが、今日のジジイはしぶとかった。シーズン最初の出会いとなるキビタキは何としてもカメラに収めるのだという凄まじい執念のもとに、ジジイは再び立ち上がり、またしてもキビタキを追いかけ始めたのである.......(笑)
”キビタキだ!!間違いない!!.....”
そう確信した私は、急ぎ足で土手を越え、声のする方向へ直行した。そして、林の中へ入り懸命に姿を探した。しかし、キビタキの姿をどうしても見つけることができなかった。
そうこうしているうちに、高木の上部の枝の合い間をちらっと小さな鳥の影が飛び去るのが見えた。”あれだ!!....”と思った時は既に遅く、小さな影はまたしても土手を越えて反対側の公園内の林の中に入ってしまった。
まるで、この老体をおちょくって弄んでいるかのようだ。しかし、老人は諦めなかった。彼は急ぎ足で土手を越え公園内の林に素早く戻ったのである。と言ってしまえばそれでこの場面はすんなり収まるところであるが、現実はそう甘くはなかった。
急ぎ足で駆け下った土手の中腹で足を滑らし一回転してしまったのだ。
”あっ....”と思った時は時既に遅しで、私は夢見心地の気分で春の若草で覆われた地べたに一人静かに横たわっていた。万事休す、であると思った。しかし、キビタキのさえずりは林の中からまだ聞こえている。普通なら、もうこの時点で”キビタキ”を諦めるのだが、今日のジジイはしぶとかった。シーズン最初の出会いとなるキビタキは何としてもカメラに収めるのだという凄まじい執念のもとに、ジジイは再び立ち上がり、またしてもキビタキを追いかけ始めたのである.......(笑)
* アカハラ 一題
* アオジ 一題
★ 今日の”お花さん”
<ウマノアシガタ(キンポウゲ)>
※ 今年も土手のいつのも場所に愛らしい花を咲かせ始めた。
私は、ウマノシガタより、やはりキンポウゲの名前の方が好きだ。
私は、ウマノシガタより、やはりキンポウゲの名前の方が好きだ。
<キランソウ>
<チゴユリ>
<ジュウニヒトエ>
<ウワミズザクラ>
<ガマズミ>
★ 今日の ”トンボさん”
<ニホンカワトンボ>
※ 今季、初めての出会いである。
これから、あちこちの場所で出会うことになるお馴染みのトンボである。
これから、あちこちの場所で出会うことになるお馴染みのトンボである。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<コミスジ>
<ツマキチョウ>
<コジャノメ>
<ダイミョウセセリ>
<ミヤマセセリ>
TRAIL (NO.73.38) ― 2024年04月24日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ヒバリ 四態
※ 私は、草はらを真ん中から左右に切り裂くかのように敷設されている一本の細い小径を歩いていた。
しばらくすると、あまり遠くない前方の路上に一羽のヒバリが歩いているのが見えた。
私は、ここのところ、しばらくヒバリを撮っていなかったので、一枚カメラに収めてやろうと思い立ち、カメラを構えた。
しかし、ヒバリが射程内に入るにはまだ少し距離があり過ぎる。
私は、そのヒバリとの距離を縮めるべくゆっくりと前進を開始した。
だが、これは当然のことであるが、ヒバリは私が歩を進めるごとに前に逃げる。ヒバリが逃げるので、私はまた歩を進める。すると、ヒバリがまた前に逃げる。こんなヒバリとのやりとりを何回か続けた後だった。
ヒバリは突然立ち止まったかと思うと私の方を振り向いて、私の方に向かって歩き出したのだ。
私は、”あれっ、?????.....”と思いながらも立ち止まり、ヒバリの動きをじっと見守った。それは通常なら絶対に有り得ないヒバリの行動だった。
ヒバリは私のすぐ前までやってきた。よく見ると、そのヒバリは口に何か小さな青虫みたいなものをくわえている。しかし、その時は、そのことの意味など深く考えようともしなかったので別段気にも留めなかった。
だが、事の真相は後で判明した。
ヒバリは私にかなり近づいたところで、パッと飛び上がり、私のいる位置からすぐ近くの草むらの中に舞い降りた。私は、その時になって初めて、”もしかしたら....”という考えが頭を過ぎり、試みにヒバリが降りた草むらに近づいてみた。すると、突然、足元付近から別の個体が飛び上がったのだ。私は本能的にヒバリが飛び上がった草むらをかき分けて覗き込んだ。
”ああ、やっぱり!!....”だ。
ヒバリの巣である。それも、まだ卵から孵って間もない目も開いていないヒナが三羽も収まっている巣であった。今しがた飛び上がった個体はヒナが雨で濡れないようにじっと巣に覆い被さりヒナたちを保護していた親ヒバリだったに違いないと思った。そして、餌をくわえていた個体は、おそらくヒナに餌を与えるためにやってきたもう一方の親だったのだろう。その親は、すぐにでも巣のところに行きたかったのに、野暮な私(天敵)が近くにいたためにすぐに直行できず、私とやりとりをする羽目になってしまったのだろう。
そういえば、あの時のヒバリの もたもたした動きは私を巣から少しでも遠ざけようとした偽傷行動的な意味があったのかもしれない。
私は、かつて コジュケイの親がネコから一羽のヒナを守るために必死に”偽傷行動”を行なっている場面に遭遇したことがあるので、今回の餌をくわえた親ヒバリの行動に対して、その時のことを思い起こしたのである。
天敵からヒナを守るためなら、親鳥は種類に関係なく、命がけで行動することがあるのである。
私は、巣の周囲の環境を壊さないように、ヒナが小雨で濡れないようにとの思いを抱きながら即座に巣のある場所を離れたのであるが、ヒバリに対して申し訳ないことをしてしまったという思いに駆られた。
野暮な私(天敵)にできることは、ヒナが無事巣立ってくれることをただ祈ることのみである。
何れにしても、今日の想定外のヒバリの巣との出会いは、はからずも、遠い昔、麦畑を夢中で駆けずり回りながら一心不乱にヒバリの巣探しをして遊んでいた幼き頃のことをまるで昨日のことのように懐かしく思い出させてくれることになった。何十年も前のヒバリとの懐かしい懐かしい思い出の一コマである。
しばらくすると、あまり遠くない前方の路上に一羽のヒバリが歩いているのが見えた。
私は、ここのところ、しばらくヒバリを撮っていなかったので、一枚カメラに収めてやろうと思い立ち、カメラを構えた。
しかし、ヒバリが射程内に入るにはまだ少し距離があり過ぎる。
私は、そのヒバリとの距離を縮めるべくゆっくりと前進を開始した。
だが、これは当然のことであるが、ヒバリは私が歩を進めるごとに前に逃げる。ヒバリが逃げるので、私はまた歩を進める。すると、ヒバリがまた前に逃げる。こんなヒバリとのやりとりを何回か続けた後だった。
ヒバリは突然立ち止まったかと思うと私の方を振り向いて、私の方に向かって歩き出したのだ。
私は、”あれっ、?????.....”と思いながらも立ち止まり、ヒバリの動きをじっと見守った。それは通常なら絶対に有り得ないヒバリの行動だった。
ヒバリは私のすぐ前までやってきた。よく見ると、そのヒバリは口に何か小さな青虫みたいなものをくわえている。しかし、その時は、そのことの意味など深く考えようともしなかったので別段気にも留めなかった。
だが、事の真相は後で判明した。
ヒバリは私にかなり近づいたところで、パッと飛び上がり、私のいる位置からすぐ近くの草むらの中に舞い降りた。私は、その時になって初めて、”もしかしたら....”という考えが頭を過ぎり、試みにヒバリが降りた草むらに近づいてみた。すると、突然、足元付近から別の個体が飛び上がったのだ。私は本能的にヒバリが飛び上がった草むらをかき分けて覗き込んだ。
”ああ、やっぱり!!....”だ。
ヒバリの巣である。それも、まだ卵から孵って間もない目も開いていないヒナが三羽も収まっている巣であった。今しがた飛び上がった個体はヒナが雨で濡れないようにじっと巣に覆い被さりヒナたちを保護していた親ヒバリだったに違いないと思った。そして、餌をくわえていた個体は、おそらくヒナに餌を与えるためにやってきたもう一方の親だったのだろう。その親は、すぐにでも巣のところに行きたかったのに、野暮な私(天敵)が近くにいたためにすぐに直行できず、私とやりとりをする羽目になってしまったのだろう。
そういえば、あの時のヒバリの もたもたした動きは私を巣から少しでも遠ざけようとした偽傷行動的な意味があったのかもしれない。
私は、かつて コジュケイの親がネコから一羽のヒナを守るために必死に”偽傷行動”を行なっている場面に遭遇したことがあるので、今回の餌をくわえた親ヒバリの行動に対して、その時のことを思い起こしたのである。
天敵からヒナを守るためなら、親鳥は種類に関係なく、命がけで行動することがあるのである。
私は、巣の周囲の環境を壊さないように、ヒナが小雨で濡れないようにとの思いを抱きながら即座に巣のある場所を離れたのであるが、ヒバリに対して申し訳ないことをしてしまったという思いに駆られた。
野暮な私(天敵)にできることは、ヒナが無事巣立ってくれることをただ祈ることのみである。
何れにしても、今日の想定外のヒバリの巣との出会いは、はからずも、遠い昔、麦畑を夢中で駆けずり回りながら一心不乱にヒバリの巣探しをして遊んでいた幼き頃のことをまるで昨日のことのように懐かしく思い出させてくれることになった。何十年も前のヒバリとの懐かしい懐かしい思い出の一コマである。
*
(巣の中のヒナ)
* コムクドリ 六態
*
* イカル 四態
* コサメビタキ 一題
* エナガ(巣立ち雛) 一題
★ 今日の”お花さん”
<オオカワジシャ>
<クレソン>
<アマドコロ>
<マツバウンラン>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<コジャノメ>
<ヒメウラナミジャノメ>
<コミスジ>
★ 今日の ”トンボさん”
* ニホンカワトンボ 二題
(無色翅型♀)
(橙色翅型♂未成熟)
★ 今日の ”おまけ”
<ニホンイタチ>
TRAIL (NO.73.39) ― 2024年04月30日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカハラ 五題
※ ツグミとシロハラがついに緑地公園から姿を消し、残されたツグミ属はアカハラのみになってしまった。
渡り鳥は夏鳥も冬鳥もおしなべてそうであるが、移動の時季が訪れると、昨日までは普通に姿を見せていた鳥たちが次の日にはまるで嘘のようにパタッといなくなってしまうのである。こうなると、いくら周辺を探しても もう姿を見つけることはできない。次なる再会は半年後の晩秋である......。
渡り鳥は夏鳥も冬鳥もおしなべてそうであるが、移動の時季が訪れると、昨日までは普通に姿を見せていた鳥たちが次の日にはまるで嘘のようにパタッといなくなってしまうのである。こうなると、いくら周辺を探しても もう姿を見つけることはできない。次なる再会は半年後の晩秋である......。
* キビタキ 三題
※ 今、緑地の河畔林には3個体ぐらいは入っているだろうか.....
耳を澄ますと、河畔林の奥から あのキビタキ特有の美しい音色が聞こえてくる。ただ、残念なのは今のところキビタキ以外の夏鳥の声がほとんど聞こえてこないということである。26日までは、エゾムシクイのさえずりが結構頻繁に聞こえていたのだが、それも今は途絶えてしまった。すでに、渡良瀬周辺を通過してしまったようである。
また、今季は、まだセンダイムシクイやメボソムシクイの声も聞いていないのでそれも若干気になるところである。シーズン中、たとえ一声でもいいから常連さんたちのさえずりは耳にしたいものである。
耳を澄ますと、河畔林の奥から あのキビタキ特有の美しい音色が聞こえてくる。ただ、残念なのは今のところキビタキ以外の夏鳥の声がほとんど聞こえてこないということである。26日までは、エゾムシクイのさえずりが結構頻繁に聞こえていたのだが、それも今は途絶えてしまった。すでに、渡良瀬周辺を通過してしまったようである。
また、今季は、まだセンダイムシクイやメボソムシクイの声も聞いていないのでそれも若干気になるところである。シーズン中、たとえ一声でもいいから常連さんたちのさえずりは耳にしたいものである。
*
<ビンズイ>
<ニュウナイスズメ>
<アオジ>
<コサメビタキ>
★ 今日の”お花さん”
<コマツヨイグサ>
<ナヨクサフジ>
<ウマノアシガタ(キンポウゲ)>
<オオカワジシャ>
<コマユミ>
<ハリエンジュ(ニセアカシア)>
※ ついに渡良瀬のシンボルであるニセアカシアが花開き、満開である。
渡良瀬の河畔林が一年のうちで一番輝きを見せる時でもある。
新緑と白い花のコラボが実に見事である。
渡良瀬の河畔林が一年のうちで一番輝きを見せる時でもある。
新緑と白い花のコラボが実に見事である。
★ 今日の ”トンボさん”
<ダビドサナエ(♀)>
<ヤマサナエ(♀)>
<ニホンカワトンボ(♂)橙色翅型>
<ニホンカワトンボ(♀)無色翅型>
※ トンボの種数が徐々に増え始めてきた。特に、ここのところカワトンボの若い個体が一気に増え、多くの個体が河畔林の中で英気を養っている。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ツマキチョウ>
<コミスジ>
<コチャバネセセリ>
<ダイミョウセセリ>
<ムラサキシジミ>
<ジャコウアゲハ(♀)>
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