渡良瀬、その他にて ― 2020年04月17日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* エナガ 六題
※ と或る林を歩いていると、頭上で”ジュリジュリジュリ....”と賑やかな声がしてきた。私はその声につられて、ふと見上げると一本の枝になんと複数のエナガの幼鳥が止まっているではないか!!.....
これは俗にいう”エナガ団子”というやつだ。
観察できた時間はほんの僅かであったが、その短い時間のなかでも親が餌を運んで来ては子ども達に餌を与えているシーンも何度か見られた。
その後間もなくして、一羽の子どもが飛び立つと、それにつられて残っていた子ども達も次から次に飛び立ち、あっという間に集団はばらけてしまった。
私は、子ども達の飛び去る様子を下から眺めながら、" あ〜あ、あんなにあちこちにばらけてしまっては 親は餌を運ぶのにさぞかし大変だろうに....."と思ったのだが、これは人間中心の要らぬ心配だっただろうか.........
私は、子ども達の飛び去る様子を下から眺めながら、" あ〜あ、あんなにあちこちにばらけてしまっては 親は餌を運ぶのにさぞかし大変だろうに....."と思ったのだが、これは人間中心の要らぬ心配だっただろうか.........
* ウグイス 六態
※ ホーホケキョと聞こえるウグイスのさえずりを知らない人はほとんどいないと思うが、では、ウグイスの”三段鳴き”という話を聞いたことがあるだろうか..... 多分、そう質問されても、”三段鳴き???....”と首をかしげる人が大部分ではなかろうか.....。
”ヒーホケキョ、ホーホケキョ、ホロホロホケキョ......”
これぞウグイスの三段鳴きとよばれているものであるが、さて、いかがであろうか.....。
これぞウグイスの三段鳴きとよばれているものであるが、さて、いかがであろうか.....。
実は私もこの知見を得てから、ウグイスのさえずりに出会うたびにこの三段鳴き確かめるようにしているのだが、私の聞いた限りではまんざら噓でもなさそうなのである。とは言っても、”ヒーホケキョ、ホーホケキョ、ホロホロホケキョ....”と完全に一致するわけではないのだが、確かにそれに近い鳴き方はしているようなのである。
読者諸氏も、もし、山でウグイスのさえずりに出会う機会があったら是非自分の耳で真偽の程を確かめていただきたい。
貴方には、この三段鳴きはどんな風に聞こえるだろうか.......
それから、ウグイスにはもう一つ、よく聞く鳴き方がある。
それは、”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ......”という鳴き声だ。
貴方には、この三段鳴きはどんな風に聞こえるだろうか.......
それから、ウグイスにはもう一つ、よく聞く鳴き方がある。
それは、”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ......”という鳴き声だ。
これは人や他の鳥が近づいた時に発する警戒声とよばれているものだ。
たとえば、私が必要以上にウグイスに近づくとウグイスは”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ.....”と激しく鳴き出す。
たとえば、私が必要以上にウグイスに近づくとウグイスは”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ.....”と激しく鳴き出す。
これは、私に”これ以上近づくな!”と警告するのと同時に仲間にも、”カメラをぶらさげた変なじじいが来たから気を付けろ!”とシグナルを送っているらしいのである。(笑)
と云うことで、山で”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ......”という鳴き声に出会ったら、貴方もウグイスに何を言われているかわからないということだ。
ですから、この鳴き声を聞いた時には、間違っても”ウグイスが私に挨拶をしてくれた!”などと善意の解釈をしないことが肝要である.。(笑)
と云うことで、山で”ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ......”という鳴き声に出会ったら、貴方もウグイスに何を言われているかわからないということだ。
ですから、この鳴き声を聞いた時には、間違っても”ウグイスが私に挨拶をしてくれた!”などと善意の解釈をしないことが肝要である.。(笑)
★ 今日の ”お花さん”
<アマドコロ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ミヤマセセリ>
★ 今日の”一句”のコーナー
山行かば 目白 鴬 さえずりぬ
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