TRAIL (NO.7273) ― 2023年05月06日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* 2023年春、レンジャク物語

※ 4/30以来、自宅でのレンジャク観察は今日で6日目(5/5現在)になる。今日は ついに前回の38羽を上回る41羽を数えるに至った。
確かな総数はわからないが、少なくとも41羽以上のレンジャクが”サクランボの木”を中心に終日自宅の周辺を飛び回っていたことは確かである。
この6日間、早朝から、あの物悲しそうなレンジャクの声が聞こえ出し、二階にある私の部屋の窓を開けると前の電線にすでに何羽ものレンジャクが止まっているという状態であった。
レンジャクはそこから飛び立ち、サクランボの木はもちろんのこと、屋敷内にあるサクラの大木や隣家のアラカシの木に飛び移ったりと、食べては休み、また食べては休むという行動を何度も何度も繰り返していた。また、時には、集団で周辺を大きく飛び回る光景もしばしば見られた。
サクランボの果実は、4/30現在では まだ相当数あり、緑の葉の中で赤い粒がまるでクリスマスツリーに飾られた幾つもの小さな赤い豆電球のように目立っていた。しかし、40羽以上のレンジャクやムクドリ、ヒヨドリによる連日の分刻みの飛来とともに果実はほとんど食い尽くされ、あんなに輝いていた赤い豆電球の光もすっかり消え去り、今や緑の葉が残されるばかりとなってしまった。
サクランボの果実は、4/30現在では まだ相当数あり、緑の葉の中で赤い粒がまるでクリスマスツリーに飾られた幾つもの小さな赤い豆電球のように目立っていた。しかし、40羽以上のレンジャクやムクドリ、ヒヨドリによる連日の分刻みの飛来とともに果実はほとんど食い尽くされ、あんなに輝いていた赤い豆電球の光もすっかり消え去り、今や緑の葉が残されるばかりとなってしまった。
6日間、毎日のように繰り広げられてきた華やかな”レンジャクショー”も、赤い豆電球の消灯とともに、本日を以っていよいよ終焉を迎えることになりそうである。
私にとっても、この6日間は前代未聞の体験であった。
部屋の窓を開ければ、そこから いつでもレンジャクを観察できるなどということはほとんど夢の世界の出来事で、レンジャク ファンの方々からすれば、”お前、何バカ言ってんの、夢でも見てたのと違う!!?.....”で一笑に付されて終わりになってしまう話かもしれない。しかし、それは夢でもなく、フィクションでもなく、間違いなく2023年の春に私の家で実際に起こったことなのである。
今、このブログを書いているのは5/6の朝であるが、今この瞬間も窓の外からヒ〜ヒ〜.....とレンジャクのもの哀しげな声が聞こえてきている.......
”もう、赤い豆電球の光は消えてしまった筈なのに.......”






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* キレンジャク 三題



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