TRAIL (NO.7291) ― 2023年06月16日
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* アマサギ 五題





※ 昨年は当所で1羽確認できたのみであったが、今年は6羽も飛来してくれた。近年、当地では全く姿が見られなくなっていただけに、昨年、今年と姿を確認できて嬉しい限りである。また、昔のように田植え後の水田に定期的に姿を見せてくれるようになってほしいものである。
アマサギは英名では"Cattle Egret"という。
これは、この鳥が牛のような家畜や大型の草食動物について歩く習性をもち、それらの動物にたかるハエなどの虫や動物が歩くときに飛び出すバッタなどの昆虫を捕らえて食べるところから付けられた名前である。
アマサギは英名では"Cattle Egret"という。
これは、この鳥が牛のような家畜や大型の草食動物について歩く習性をもち、それらの動物にたかるハエなどの虫や動物が歩くときに飛び出すバッタなどの昆虫を捕らえて食べるところから付けられた名前である。
私もかつて、利根川の河川敷に放牧されていた牛の背に本種が乗って牛と共に移動している場面を見たことがある。
* ゴイサギ 二題


※ 今年もまた昨年と同じ水田に姿を見せてくれた。
* カワセミ 四態




* カイツブリ 三題



※ 1羽になってしまったと思っていたが、2羽ともしっかりと生き残っていたようである。今日は2羽の幼鳥が親から餌をもらったりしながら池の水面を元気に動き回っている姿が確認できて何よりであった。
このまま何事もなく無事に成鳥に育ってほしいものである。
★ 今日の”お花さん”

<オカトラノオ>

<ムラサキカタバミ>
※ 南アメリカ原産の帰化植物であるが、最近あちこちでこの花を目にしている。日本には江戸時代に渡来し、現在は各地に野生化しているようである。

<スイレン>
※ 本日の”モネ画”である。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
* ジャコウアゲハ 三態



※ まだ羽化して間もない初々しい姿のオス個体である。
ジャコウアゲハは通常、年3回発生する。この個体はその鮮度から見て第2回目の発生個体であると思える。
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ジャコウアゲハは通常、年3回発生する。この個体はその鮮度から見て第2回目の発生個体であると思える。
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<ジャコウアゲハ(蛹)>
※ これはジャコウアゲハの蛹であるが、この蛹は昔から”お菊虫”とよばれて来た。お菊とは江戸時代に無実の罪で手討ちにされたという女性の名前だという。この蛹をこのアングルから眺めると、ちょうど人間が後ろ手に縛られているように見えるところから、お菊さんの処刑場面と重ね合わされて、”お菊虫”とよばれるようになったようである。
そう云われて、この蛹をじっと見ていると、髪の毛を背中に長く垂らして後ろ手を縛られている何だか悲しそうな”お菊さん”が見えてきてしまうから不思議である。
たかが蝶の蛹であるが、その形態を見て一つの物語を作り上げてしまう人間の想像力、妄想力というものは大したものである。
★ 今日の ”トンボさん”

<ショウジョウトンボ>
※ ここのところ徐々に数が増えて来たようである。見かける頻度が多くなって来た。このトンボが池沼の水面近くを頻繁に飛び交うようになると、夏もいよいよ本番を迎えることになる。

<コオニヤンマ>

<ウチワヤンマ>
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