TRAIL (NO.73.26)2024年03月11日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * ルリビタキ 八態




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※ 若いオスの個体とメスは非常よく似ているが、メスは尾羽以外に”青”が入らないことで区別できる。
一冬を低山、平地で過ごしてきたルリビタキの越冬生活もそろそろ終わりに近づいてきた。彼らの繁殖地は亜高山帯であるが、高山はまだまだ雪深く積もる厳しい冬山である。
早くお山に帰り育てに励みたいだろうがまだ無理である。
今少しの辛抱である。

       * ベニマシコ 三態




※ 繁殖期を前にして、より一層赤みが増したベニマシコのオス......
繁殖地である北海道に帰る頃には、更に赤みが増し、より美しいオスに変身していることだろう。ただ、残念なのはこちらではさえずりを聞くことができないことである。繁殖期の北海道で聞くベニマシコのさえずりは冬場のあの物哀しげな地鳴きからはとても想像ができないような見事なさえずりである。

       * シロハラ 二態



      * トラツグミ 二態



※ 迷彩色をまとったようなトラツグミの体色模様は、見事に周囲の環境に溶け込んで、一瞬目を離したら次に探すのが容易ではない。
天敵に対して特別に”武器”を持たない弱い鳥たちは身を隠すことで敵から身を守る他はないのである。

       * アカゲラ 一題


★ 今日の”お花さん”

     * 早春の野草 と 花木


<アズマイチゲ>

<ダンコウバイ>

<キブシ>
※ 早春の野草や早咲きの木の花を見つけると、春がやってきたことを五感を通して実感できるものである。どうやら、今年も確かな春が到来したようだ。