粟谷にて2015年07月20日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:11種>
(サンコウチョウ、キビタキ、ヤブサメ、ホオジロ、メジロなど.......)

    * ヤブサメ(幼鳥) 一題


    * キビタキ(成鳥と幼鳥) 二題



★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『おっさん、左の赤い実......』
『あれ、とっても美味しそうなんだけど、食べても大丈夫かな?.....』
  多分、大丈夫じゃろうよ......
『”多分”て、どういう意味?.....』
  お前さんは、鳥だから、多分大丈夫だろう、ということじゃよ....
『鳥だからって......』
『じゃあ、人間はダメってこと?.....』
  ダメじゃないけど、食べた後が少々やっかいなことになるんじゃよ.....
  わしも、かつて、今日のお前さんみたいに、あの実を見つけた時、あまり  に美味そうに見えたので、試しに食べたことがあるんじゃよ.....
  最初口に入れた時は、甘みがあって、なかなかイケルじゃないかと思った  のじゃが、その後が酷かった.....
  毛のようなものが口の中に残って、その毛を口から出そうとして、唾と一  緒にペッペと一生懸命やったのじゃが、なかなか出てくれず、実に嫌な思  いをしたことがあったのじゃよ.....
  でも、お前さんは、鳥だから、人間とは舌や口の構造が違うし、第一、鳥  は味なんぞはどうでもいいわけじゃから、食べても問題はないじゃろう    よ.....
『”鳥は味なんぞはどうでもいい” とはどういうことよ!!?.....』
『まったく、たかが 人間の分際で、失礼しちゃうわ!!....』
  はあ???.......
  まあ、とにかく食べてごらんよ!!.....
『何だか、ちょっと恐いな......』
  大丈夫だって!!.....
『そうかしら?.....』
『それじゃあ、おっさんを信じて、思い切って食べてみようか!!.....』
『ところで、おっさん、あの赤い実は、なんという実なの?......』
  うん、あれはな、”ヒメコウゾ”というやつじゃよ......
  ほら、和紙の材料で有名な”コウゾ”を知っておるじゃろ、あれは、この”ヒ  メコウゾ”と”カジノキ”を交配して作ったものじゃよ......
『ふ〜ん、そうだったんだ.....』



『おっさん、見て見て!!.....』
『あの実、真っ赤だよ!!......』
   ほんとだ!!.....
   見事な赤だね!!.....
『あれって、何の実?.....』
   あれまあ、お前さん、忘れてしまったのかい?......
   春の頃を思い出してごらんよ.......
   あそこに、白い花がいっぱい咲いていたじゃろうに!!......
『白い花?......』
   そうじゃ......
『もしかして、花の姿がまるで、蝶が飛んでいるように見えたやつ?......』
   そうじゃよ、そうじゃよ、それじゃよ!!......
   木に白い蝶がいっぱい群がっているように見えて、実にきれいじゃった    のう.....
『名前は、何と言ったっけ?......』
   ”ヤブデマリ”じゃがな!!.....
『ヤブデマリ?.....』
『そうだ、ヤブデマリだ!! 思い出した、思い出した!!.....』
『あの時の白い花が、もう、こんなに赤い実になってしまったんだね......』
『時の流れの何と速いこと!!.....』
『これじゃあ、おっさんもどんどん歳を取っていくはずだよね!!....』
   まあ、そういうことじゃのう.......
『そういえば、おっさんのお友達で、今日還暦を迎えた人がいるでしょ    う?....』
   はて、そんな奴がいたかのう.....
   誰かの間違いじゃろうよ......

★ 今日の ”お花さん”

<クサギ>

<コマツナギ>

<ソバナ>

<クズ>

<タマアジサイ>

<ノササゲ>

★ 今日の ”トンボさん”

<ニホンカワトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ウラギンシジミ>

<コミスジ>

<イチモンジセセリ>

<メスグロヒョウモン(♂)>

<ルリシジミ>

<オナガアゲハ>

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