と或る山あいにて2021年06月30日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

  * 抱卵中のサンコウチョウ 三題


(♀)

          *



(♂)
※ 巣を見つけても、そんなに頻繁に観察に行っているわけではないが、それでも様子が気になるので、時々は様子見に出かけてみる。
今日は、最初に巣を覗いた時はメスが抱卵していたのだが、間もなくして、近くの林の中でオスの声が聞こえ始めた。メスにとっては、それが抱卵交替のオスの合図だったのだろう、メスはオスの声に小刻みに体を震わせて応答した。
すると、間もなく メスは巣から飛び出し、それと入れ替わりに素早くオスが巣に入り抱卵の姿勢を取り始めた。
無駄のない見事なオスとメスの連携プレーである。
この巣も、最初に見つけてから、かれこれ10日は経過しただろうか。
そろそろ孵化してもいい頃合いだ。
この2、3日のうちには雛が孵るものと思われる。
私はサンコウチョウの身内でもなんでもないが、やはり雛の誕生は待ち遠しいものである。(笑)

★ 今日の ”お花さん”

<アカメガシワ>
※ 山道を歩いていると、どこからともなく甘い芳香が漂ってきた。
周囲を見渡すとアカメガシワの花が目に入ってきた。匂いの正体はやはりアカメだったか、と納得して、改めて深呼吸をして芳香を味わった。
いい香りである。

<ヒメヒオウギズイセン>

★ 今日のトンボさん


※ ホバリングをしながら、目の前のメスの産卵の様子をじっと見守っているコシアキトンボのオスである。
と言えば、いかにもメス思いのオスのように思われるが、実際はさにあらず。
産卵中のメスが他のオスに略奪されないように見張っているだけの話である。

<ショウジョウトンボ>

<ミヤマカワトンボ>

<コオニヤンマ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<キタキチョウ>

<ヤマトシジミ>