TRAIL (NO.71102) ― 2022年10月04日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ツツドリ 二態
※ 今年は桜に付く毛虫が少ないのか、それとも ツツドリの個体数が少ないのか、例年に比べて出会いの機会が少ない。
* ノビタキ 八題
*
*
※ 例年、この時季になると渡良瀬の草はらでは、あちこちでノビタキの愛らしい姿を見ることができるが、今年はツツドリ同様いくらか 数が少ないように感じる。
*
※ 飛来したてのコガモである。
今、あちこちの池沼で、カモ類が姿を見せ始めた。
いよいよ、今年も冬鳥のシーズン到来である。
ついこの間 夏鳥たちを迎えたと思ったら いつしか夏鳥は去り、もう冬鳥たちを迎える季節になってしまった。
今、あちこちの池沼で、カモ類が姿を見せ始めた。
いよいよ、今年も冬鳥のシーズン到来である。
ついこの間 夏鳥たちを迎えたと思ったら いつしか夏鳥は去り、もう冬鳥たちを迎える季節になってしまった。
全く時の流れの何と速いことよ!!.....
私も、この12月でまた一つ歳を重ねてしまう。
私も、この12月でまた一つ歳を重ねてしまう。
円楽が死に、猪木が死に、そして、私も一歩一歩黄泉の国の境界に近づいている......
★ 今日の”お花さん”
<ナンテンハギ>
<ヤクシソウ>
★ 今日の ”トンボさん”
<マユタテアカネ>
※ あちこちで赤とんぼの姿が見られるのも今がピークだろうか......
これから、気温の低下とともに数が徐々に減っていく。
これから、気温の低下とともに数が徐々に減っていく。
<オナガサナエ>
※ ここのところ、よく姿を見かける。
今年は数が多いのだろうか......
今年は数が多いのだろうか......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ヒメアカタテハ>
TRAIL (NO.71103) ― 2022年10月05日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* セッカ 五態
※ セッカの繁殖期は 一般的には4月から9月中旬までとされている。
繁殖期間中、雄は空中さえずりと求愛巣の巣造りを行い、雌を盛んに誘う行動を示すが、10月に入り それらの行動も一段落したようだ。
これまで出向けば必ず聞こえてきた草はらでの雄の独特なさえずりも、今はすっかり鳴りを潜め、少々寂しい感じがする渡良瀬の今日この頃である。
繁殖期間中、雄は空中さえずりと求愛巣の巣造りを行い、雌を盛んに誘う行動を示すが、10月に入り それらの行動も一段落したようだ。
これまで出向けば必ず聞こえてきた草はらでの雄の独特なさえずりも、今はすっかり鳴りを潜め、少々寂しい感じがする渡良瀬の今日この頃である。
* エゾビタキ 三態
※ 好物のアカメガシワの果実もほとんど食い尽くされ、果実がいよいよ残り少なくなってきた。まだエゾビタキの姿はちらほらと見られるものの今季の飛来のピークは過ぎたように思える。
* キビタキ 三態
※ 見られるのはメスばかりで、今秋はまだ雄との出会いを果たせていない。
* ミサゴ 二態
※ 渡良瀬で時々見られる個体は、もしかしたら多々良沼に飛来する個体と同じものかもしれない。多々良沼では、ミサゴ狙いのカメラマンが結構な数で押し寄せているが、もし、これが多々良沼に飛来するものと同一個体だとすれば、渡良瀬に姿を現している時は、多々良沼のミサゴはお留守になるので、カメラマンたちはさぞかし暇を持て余して大アクビを連発していることだろう。(笑)
★ 今日の”お花さん”
<マメアサガオ>
<キクイモ>
<アキノノゲシ>
★ 今日の ”トンボさん”
<マユタテアカネ>
<ミヤマアカネ>
※ よく見ると、こちら側と反対側に2頭止まっているように見えるが、実は止まっているのではなく、センダングサの鋭い棘に翅が絡まれてしまって飛べなくなってしまったのである。
センダングサの果実に付いている棘は先端が二股に分かれ、その一本一本には銛状のかえしが付いている。一旦、服などに取り付かれるとなかなか取れなくなってしまう、所謂”ひっつき虫”とよばれている果実である。
トンボにとっては、とんだ災難ということになるが、自然界には捕食者だけではなく、こんな隠れた敵も潜んでいるということである。
トンボにとっては、とんだ災難ということになるが、自然界には捕食者だけではなく、こんな隠れた敵も潜んでいるということである。
くわばら、くわばら........
TRAIL (NO.71104) ― 2022年10月10日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* カッコウ 五態
※ 秋のトケン類の同定は難しい。
一声でも囀ってくれれば、間違いなく同定できるのだが、この時季のトケン類はもはや囀ることはない。従って、同定の判断は姿形の特徴から、ということになるわけだが これがなかなか難しいのである。
トケン類はどれも非常によく似ている上に、赤色型やら幼鳥やらが混じってくるので同定は思うほどに簡単ではない。
この時季は比較的ツツドリが多く見られるので、一応ツツドリを念頭に置きつつ判断するわけだが、本個体のように、時にはツツドリではなく赤色型のカッコウ(幼鳥)ということもあるのである。
一声でも囀ってくれれば、間違いなく同定できるのだが、この時季のトケン類はもはや囀ることはない。従って、同定の判断は姿形の特徴から、ということになるわけだが これがなかなか難しいのである。
トケン類はどれも非常によく似ている上に、赤色型やら幼鳥やらが混じってくるので同定は思うほどに簡単ではない。
この時季は比較的ツツドリが多く見られるので、一応ツツドリを念頭に置きつつ判断するわけだが、本個体のように、時にはツツドリではなく赤色型のカッコウ(幼鳥)ということもあるのである。
*
<ノビタキ>
*
<アカゲラ>
※ ここのところ あちこちで 結構頻繁に出会ってきていたのだが、いずれも条件が悪く写真に収めることができなかった。
今日は、たまたま開けたと場所に現れてくれたので、やっと一枚シャッターを切ることができた。今季お初のアカゲラである。
今日は、たまたま開けたと場所に現れてくれたので、やっと一枚シャッターを切ることができた。今季お初のアカゲラである。
*
<オナガ>
*
<オオタカ>
※ オオタカは生態系の上位に君臨するだけあって、やはり他の鳥とは存在感が違う。じっと葉陰に隠れて獲物を探す目が鋭い。
★ 今日の”お花さん”
<アメリカイヌホオズキ>
<ノコンギク>
※ 秋は菊の季節である。
展覧会に出品されるどんな立派な菊よりも、私は野山に咲く可憐な野菊が好きである。
展覧会に出品されるどんな立派な菊よりも、私は野山に咲く可憐な野菊が好きである。
<セイタカアワダチソウ>
※ 嫌われ者の花だが、一面を真っ黄色に染めて群生している様はなかなか華やかである。この花は昔から花粉症の元凶だの何だのと言われてきたが、たとえ人間どもから何と言われようとも秋を彩る花であることに間違いない。
この時季、私はこの花が好きである。
この時季、私はこの花が好きである。
★ 今日の ”ちょうちょうさん
<ウラナミシジミ>
<チャバネセセリ>
<イチモンジセセリ>
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
<オオアオイトトンボ>
TRAIL (NO.71105) ― 2022年10月12日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ノビタキ 五題
*
※ 相変わらずのノビタキであるが、ノビタキは冬鳥のジョウビタキが姿を見せるまでの大切な つなぎ役でもある。
キビタキからノビタキへ、そしてノビタキからジョウビタキへと季節のバトンを渡しながら、いつのまにか一年が過ぎていく。
ジョウビタキ初認の声がどこからか聞こえてくるのも、もう間も無くだろう。
キビタキからノビタキへ、そしてノビタキからジョウビタキへと季節のバトンを渡しながら、いつのまにか一年が過ぎていく。
ジョウビタキ初認の声がどこからか聞こえてくるのも、もう間も無くだろう。
*
<チョウゲンボウ>
★ 今日の”お花さん”
<ノコンギク>
※ 通りがかりに出会ったノコンギクだが、出会ったからには無視すわけにはいかない。”綺麗だよ、可愛いよ...”と言いながら、今日も一枚パチリ....。
<シロバナセンダングサ>
<ソバ>
※ 野生化していた蕎麦だが、今、我が家の前にあるソバ畑の花も今が真っ盛りである。蕎麦は種蒔から生長が早いが、その割には収穫率は低い。それは、ソバの花には同花受粉を防ぐための巧妙なつくりがあるからである。
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
<アキアカネ>
※ 人が交通事故で不慮の死を遂げることがあるように、自然界の生き物も予期しない事故で命を落とすことがある。
これもその一例である。
命あるものは必ずいつかは死ぬ。しかし、我々生き物は自分の死がいつ訪れるかを知ることはできない。
それは今日かもしれないし、明日かもしれない......
これもその一例である。
命あるものは必ずいつかは死ぬ。しかし、我々生き物は自分の死がいつ訪れるかを知ることはできない。
それは今日かもしれないし、明日かもしれない......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ツマグロヒョウモン>
★ 今日の ”おまけ”
※ これは昨日の夕方撮った写真だが、私は こんな そら恐ろしい夕焼けは今までに見たことがない。
私には、まるで、ロシアとウクライナの国民が流した血のように思えた。
私には、まるで、ロシアとウクライナの国民が流した血のように思えた。
TRAIL (NO.71106) ― 2022年10月15日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アカゲラ 五態
※ 欲を言えば、あとほんの少しで良いから 近いところから撮りたかったのだが、恐らく アカゲラにとってはこの距離感が人間という生き物から自分の命を守るための安全な距離なのだろう.....
鳥は種類によって、”これ以上近づいたら逃げるぞ!!....”という距離感が微妙に違っているところが面白い。
* エゾビタキ 二態
※ 木の上部でヒタキ特有の飛び方をしながら枝の先端に止まったり、離れたりと頻繁に小移動を繰り返していた....
昨日ジョウビタキの飛来を告げる便りが知人から届いたが、エゾビタキはまだ渡りの途上にある。
*
<カワラヒワ>
<オオタカ>
※ 今日も狩場を広範囲に見渡せる絶好の定位置から獲物を狙う......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ベニシジミ>
<ウラギンシジミ>
<モンキチョウ>
<キタテハ>
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
TRAIL (NO.71107) ― 2022年10月16日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* カケス 一題
※ 今、あちこちの林の上空でドングリをくわえて ふわふわ と飛んでいるカケスの姿を見ることができる。
しかし、この鳥をいざ写真に収めようとするとそう簡単にはいかない。
カケスは非常に用心深く警戒心が強い鳥なのだ。
木に止まったので、そ〜っと近づいて写真を撮ろうとすると、鳥の姿を枝上に見つけた正にその瞬間にさっと動いて別の枝の陰に隠れてしまうか、他の場所に移動してしまうのである。
その警戒心の強さたるや、全く呆れるばかりである。
従って、カケスが丸見え状態でカメラの前に自分の姿を晒すことはほとんどない。つまり、カケスのまともな写真はよほど好条件が揃った時ではないと撮れないということである。
このように、異常と思えるほどのカケスの用心深さ、警戒心の強さは、この鳥の姿、声からはとても想像ができないのであるが、もしかしたら、カケスという鳥は人間の姿を見ただけでも”鳥肌”が立ってしまうほどに人間嫌いな鳥なのかもしれない......
(笑)
しかし、この鳥をいざ写真に収めようとするとそう簡単にはいかない。
カケスは非常に用心深く警戒心が強い鳥なのだ。
木に止まったので、そ〜っと近づいて写真を撮ろうとすると、鳥の姿を枝上に見つけた正にその瞬間にさっと動いて別の枝の陰に隠れてしまうか、他の場所に移動してしまうのである。
その警戒心の強さたるや、全く呆れるばかりである。
従って、カケスが丸見え状態でカメラの前に自分の姿を晒すことはほとんどない。つまり、カケスのまともな写真はよほど好条件が揃った時ではないと撮れないということである。
このように、異常と思えるほどのカケスの用心深さ、警戒心の強さは、この鳥の姿、声からはとても想像ができないのであるが、もしかしたら、カケスという鳥は人間の姿を見ただけでも”鳥肌”が立ってしまうほどに人間嫌いな鳥なのかもしれない......
(笑)
★ 今日の”お花さん”
* 秋の山道で.....
<セキヤノアキチョウジ>
<ツリフネソウ>
<マムシグサ>
<トネアザミ>
<アケビ>
<シロヨメナ>
<ヤマハッカ>
<アキノキリンソウ>
<ヤマゼリ>
<ヤクシソウ>
<キバナアキギリ>
<ツクシハギ>
<クサギ>
※ しばらく歩いていなかった低山の林道である。
道中 チョウジザクラの黄葉、熟れたアケビの実、そして馴染み深い懐かしい秋の花々が今年も私を優しく出迎えてくれた。
ここのところ大分衰えを感じてきた足腰だが、この先、あと何回 この山の秋を歩けるのだろうか.......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<クロコノマチョウ>
TRAIL (NO.71108) ― 2022年10月18日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ウズラシギ 七題
※ 9月6日以来の出会いである。早い個体はすでに1ヶ月以上も前に当地域を通過しているわけだから、早い個体と遅い個体とでは随分と時間差があるものである。
ウズラシギの繁殖地は北極圏のツンドラ地帯である。そこで繁殖を終えた個体は何千キロもの旅をして越冬地であるインドネシア、オーストラリア方面に向かう。
こんな小さな鳥が何千キロもの距離を移動すること自体が驚異であるが、繁殖のためになぜそんなに遠くまで移動しなければならないのかと考えるのは私が知恵浅き人間だからだろうか.......
* ツツドリ 三態
※ この時季に見られるトケン類の多くは幼鳥であるが、恐らく、幼鳥には長距離を一気に移動するだけの体力がまだ十分に確保されていないのであろう。
この時季、栄養を摂取しながら小移動を繰り返すことで少しづつ逞しさを身につけていく。そして、ある日、一気に長距離飛行に挑む.....
この時季、栄養を摂取しながら小移動を繰り返すことで少しづつ逞しさを身につけていく。そして、ある日、一気に長距離飛行に挑む.....
★ 今日の”お花さん”
<ホシアサガオ>
<アキノノゲシ>
★ 今日の ”トンボさん”
<アキアカネ>
TRAIL (NO.71109) ― 2022年10月20日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* カワセミ 五態
*
※ カワセミをカメラに収めるのは久しぶりである。
私が観察している間に二回ダイブしたが、いずれも魚を捕獲できずダイブは失敗に終わった。
私が観察している間に二回ダイブしたが、いずれも魚を捕獲できずダイブは失敗に終わった。
* カケス 二態
※ こういう画像を見ていると、いかにもじっくりと写真を撮らせてくれているように見えるが、さにあらずである。警戒心の強さは相変わらずであり、シャッターはたったの4回しか切らしてもらえなかった。
* キビタキ 二態
※ まだこの辺でウロウロしているということは、この個体は今年生まれの若い個体なのだろう。無事に越冬地に帰れることを祈るばかりである。
* オシドリ 三態
※ 今季も、早くも姿を見せ始めた と或る小さな溜池のオシドリである。
だいぶ換羽も進み完全な冬羽になるのもあと一歩というところか......
だいぶ換羽も進み完全な冬羽になるのもあと一歩というところか......
★ 今日の”お花さん”
<カジノキ>
★ 今日の ”トンボさん”
<リスアカネ>
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ウラギンシジミ>
TRAIL (NO.71110) ― 2022年10月21日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* ジョウビタキ 二態
※ 今季お初のジョウビタキは、”ジョビ子さん”でした。
* ビンズイ 三態
※ 無事繁殖を終えたのだろうか......
山から里に下りてきたビンズイである。
これから、ジョウビタキたちとともに、一冬、ここで過ごすことになる。
山から里に下りてきたビンズイである。
これから、ジョウビタキたちとともに、一冬、ここで過ごすことになる。
*
<コゲラ>
<ホオジロ>
※ この時季のホオジロはススキがお似合いである。
★ 今日の”お花さん”
<アキグミ>
※ 枝もたわむほどに実ったアキグミの果実である。
見るからに美味しそうであるが、残念ながら渋味が強くて生食はできない。
果実酒として利用されることが多い。
果実酒として利用されることが多い。
<ノコンギク>
<ノイバラ>
★ 今日の ”トンボさん”
<ミヤマアカネ>
<リスアカネ>
<アキアカネ>
※ トンボの季節もいよいよ残すところ1ヶ月.....
トンボの成虫越冬は、イトトンボの仲間で何種類かが知られているだけでなので、その他のトンボ類は来月の下旬頃には数が激減していることだろう。
トンボの成虫越冬は、イトトンボの仲間で何種類かが知られているだけでなので、その他のトンボ類は来月の下旬頃には数が激減していることだろう。
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
<ムラサキシジミ>
※ 気温が下がってきたので、翅を広げてくれる機会が増えてきた。
チョウは変温動物なので、翅を開いたり閉じたりすることで体温を調節する。
チョウは変温動物なので、翅を開いたり閉じたりすることで体温を調節する。
TRAIL (NO.71111) ― 2022年10月22日
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”
* アオゲラ 八題
*
*
*
※ アオゲラは今季お初である。
ここのところアカゲラはよく見かけるが、アオゲラに出会う機会は少なかった。アオゲラはアカゲラ同様、樹幹を下から上へよじ登りながら採食する習性があるが、アカゲラがアオゲラのように小枝に止まって採食する場面はあまり見たことがない。アカゲラよりアオゲラの方が器用な一面があるのだろうか....
今日のアオゲラは小枝に止まり、熟れた柿の実を啄んでいた。
ここのところアカゲラはよく見かけるが、アオゲラに出会う機会は少なかった。アオゲラはアカゲラ同様、樹幹を下から上へよじ登りながら採食する習性があるが、アカゲラがアオゲラのように小枝に止まって採食する場面はあまり見たことがない。アカゲラよりアオゲラの方が器用な一面があるのだろうか....
今日のアオゲラは小枝に止まり、熟れた柿の実を啄んでいた。
★ 今日の”お花さん”
* センブリ 二題
※ 久しぶりに出会ったセンブリの花である。
数は、ほんの2、3株と少なかったが、それでも見つかれば嬉しいものである。
株によっては、4弁花と5弁花があるが、まだ株が周囲にたくさん見られた頃、4弁花と5弁花の株の割合を調べた日が懐かしく思い出される。
数は、ほんの2、3株と少なかったが、それでも見つかれば嬉しいものである。
株によっては、4弁花と5弁花があるが、まだ株が周囲にたくさん見られた頃、4弁花と5弁花の株の割合を調べた日が懐かしく思い出される。
*
<ヤマハッカ>
<シラヤマギク>
<センボンヤリ>
※ 画面右側に見える緑色をした槍状の2本は閉鎖花とよばれ、花は開くことがなく閉じたままで自家受粉をして種子をつくる。
センボンヤリは、春は”開放花”をつけるが、秋は開放花ではなく”閉鎖花”をつける。閉鎖花は春の開放花に昆虫が訪れなかった時の保険とでもいうべきものである。
センボンヤリは、春は”開放花”をつけるが、秋は開放花ではなく”閉鎖花”をつける。閉鎖花は春の開放花に昆虫が訪れなかった時の保険とでもいうべきものである。
<アキノキリンソウ>
※ この時季、山を歩けばどこにでも見られるごく普通の花であるが、もし、この花が消えてしまったら、どこか物足りない秋の山になってしまうことだろう。アキノキリンソウは低山の秋を演出するためには欠かすことのできない大切な花なのである。
<ムラサキシキブ>
<コウヤボウキ>
<オケラ>
<ガマズミ>
<オトコヨウゾメ>
<カツラ>
※ カツラの木である。
今、カツラはちょうど黄葉の時期を迎えているが、黄葉した葉はまるで醤油焼き煎餅のような独特な香りを発している。
従って、この時季、山歩きをしていてこの香りが漂ってくれば、どこかにカツラの木があることがすぐにわかるのである。
今、カツラはちょうど黄葉の時期を迎えているが、黄葉した葉はまるで醤油焼き煎餅のような独特な香りを発している。
従って、この時季、山歩きをしていてこの香りが漂ってくれば、どこかにカツラの木があることがすぐにわかるのである。
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