渡良瀬川、その他にて2018年11月08日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

       * コゲラ 十態











       * アオジ 四態





★ 今日の ”お花さん”

<シロバナタンポポ>
在来種であるが、単為生殖で増える。
西日本には、本種が多い。

<タカサゴユリ>
台湾原産の外来種。
外側に紫の模様が入っていれば、タカサゴユリで、
外側が白ければ、それは”テッポウユリ”である。

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>
いよいよ数が少なくなってきたトンボたち.....
姿が見られるのも今月いっぱいか......

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒメアカタテハ>

★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『”ナンキンハゼ”の紅葉って、いつ見ても本当にきれいだわ.....』
『あたい、毎年、秋になると、あの木の紅葉を見るのがスゴク楽しみなの.....』
『なんていうかな、あたいにとって、とても優しい、温かみのある紅葉なのよ ね.....』
  そうじゃのう、わしも、あの木の紅葉はとっても好きじゃよ.....



”メジ子”の言う通りだな......』
『でも、ナンキンハゼは 紅葉はもちろんだけど、それだけじゃなく、春は春  で、新緑が秋の紅葉とはまた一味違った爽やかさがあるし、初冬の落葉後に 目立つ白い実だって まるで枯れ枝に白い花を咲かせたようで、とっても風情 があるんだから.....』
『それに、この白い実は、けっこう鳥さんたちにも人気になっていて、この実 を求めてしょっちゅう鳥さんたちがやって来ているよ....』
  なるほどのう.....
  お前さんも、一年の季節の移ろいをよく観察しておるよのう.....
『そりゃあ、そうでしょう!!.....』
『ここは、おらっちのホームだもの!!.....』
『第一、穴の開いた長靴なんぞを年がら年中履いてうろついているどこぞのお っちゃんとはキャリアが違うぜ.....』
  おお、そうかい、そうかい.....
  ”穴の開いた長靴”で悪かったのう.....
  今度、金が貯まったら、新品の長靴を一つ調達しておくことにするから    よ!!....



『うわあ〜、真っ赤!!......
『おっちゃん、あれはニシキギだね!!......』
  と、思うだろうが、さにあらず!!.....
  あれは、ニシキギではなく、”コマユミ”じゃ!!......
『コマユミ?......』
  そうじゃ.....
  まあ、ほとんど同じ種類のようなもんじゃが、ニシキギの枝には翼(ひ   れ)のようなものが付いておるが、コマユミには翼はないのじゃよ.....
『ふ〜ん、そうなんだ.....』
『あたい、今度出会ったら、枝も気をつけて見てみるよね.....』



『おやっ?.....』
『あっちの赤い葉っぱは、ツタかな?.....』
  おお、そうじゃ、そうじゃ.....
  彼の有名な正真正銘の”蔦”じゃよ.....
     ”秋の夕日に照る山もみじ.......”
  懐かしいなあ、紅葉したツタの葉っぱを見ると、ついつい この歌を口ずさ  んでしまいたくなるよのう.....
  今も学校では、この曲を歌っているのだろうか?.....
  お前さん、子どものころ、学校で この歌を習ったことがあるかい?.....
『子どもの頃?.....』
『おっちゃん、嫌だなあ!!....』
『おらっち、今だって子どもだよ!!.....』
  何じゃと???.....



『あれっ?......』
『あの青々とした葉っぱ.......』
『あれも もしかしたらツタじゃなかったかしら?.....』
  おお、その通りじゃよ!!.....
  でもな、あれはツタはツタでも”キヅタ”とよばれているツタなんじゃよ....
  年中 常緑なので、別名”冬ヅタ”ともよばれておるがのう.....
  それにしても、お前さん、頭の中が”始終 空っぽ”も割には、よくこの植物   のことを知っていたのう.....
『だってさ、毎年春先になると ここにレンジャクさんがやって来て、いつもこ の木の実を啄んでいるもの......』
  そうか、それで知っていたんだね..... 



『ややっ?......』
『あれは、まさしく自衛隊のヘリ.......』
『輸送ヘリかな?.....』
『どこに向かっているんだろう?......』
『まさか、ここに降りるつもりじゃないだろうあ?.......』
『そういえば、渡良瀬によく飛んで来て、救助訓練をしていたヘリがあったけ ど、あのヘリは今どうしているだろうね?......』
  おお、”榛名”号のことか.....
  あれは、最近、どこぞの山中で墜落してしまったがな.....
  可哀想なことに、乗組員、9人が全員亡くなってしまったよな.....
  わしも、ここで”榛名”の姿はよく見かけていたので、墜落のニュースを知   った時は何だか複雑な思いを抱いたもんだよ....
『墜落!!?......』
『そういえば、”榛名”号のことをよく知っていたヒヨドリが、いつかそんな話 をしていたっけ......』
『ここで、救助訓練をいている時は、まったくうるせえ奴らだと思っていたけ ど、存在が消えてしまうと、逆に淋しさが募るもんだね.....』
  ああ、まったくじゃのう.....
  人間も、親しい人が亡くなったりすると、生きている時は あまり その人  の存在を意識していなくても、亡くなったことにより、存在感が2倍、3倍  に増してくるもんじゃて......

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