TRAIL (NO.7289)2023年06月12日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * ホトトギス 五態







※ ”トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク.........”
今、あちこちの平地林や山林から聞こえてくるヒステリックなあの独特の鳴き声.....
誰しも一度は聞いたことがある声であろう。
彼の有名なホトトギスである。
しかし、この鳥の姿を見るのはそう簡単ではない。声はすれども姿は見えずで声のする方向をいくら探してもなかなか姿を見つけることができない。
今日は運が良かった。かなり距離はあったが、高木の枝先に止まってくれたのだ。お陰様で、どうにか"証拠の写真"
は残すことができた。
何れにしても、オスはあの狂ったような鳴き声でメスを誘い交尾して受精をさせた後、今度はメスはウグイスの巣を見つけてその巣の中に産卵しなければならないのだから大変だ。巣も造らず子育てもせず、ひたすら他人任せの繁殖方法は一見楽そうに見えるが、返って大変ではないかと思うのだが、それは人間の浅はかな見解に過ぎないのだろうか.......

       * ゴイサギ 七態








※ 前回のブログで、オナガに対して”尾長鶏、鳴かずんば天使のごとき清楚な鳥になりにけり” と云ったが、その文言はこのゴイサギという鳥にもしっかりと当てはまる。あの”ゴエー、ゴエー.....”という耳障りな声さえ発しなければ、姿は本当は清楚で美しい鳥なのである。オナガ同様鳴き声で損をしている鳥といえよう。それにしても、近年個体数が減ってきていることが非常に気になる......

★ 今日の”お花さん”

<ママコノシリヌグイ>
※ こんな可愛らしい花を咲かせる植物に、”継子の尻ぬぐい”とは、一体この名前をつけた人間は何を考えているのか!!?.....
全く、可哀想な花だこと!!.....
まさか、これも朝ドラ”らんまん”の主人公の仕業じゃないだろうな.....(笑)

<ツユクサ>

<ハンゲショウ>
※ 見るたびに、”半化粧”から”全化粧”に向かって変化しているようだ。(笑)

<マルバルコウ>
※ 今年もこの花が咲き出した。ということは、また暑い夏がやって来るということか.......

<ハエドクソウ>
※ 直径が5〜6ミリ程度の小さな小さな花である。

<ムラサキシキブ>
※ この近辺にはかなりの数の本種が生育している。
今日は風がなかったので、辺り一面に芳香が漂っていた。

<ヒメコウゾ>
※ 美味そうだが、食べてはいけない果実である。
毒ではないが、食後に口の中に毛が絡んで、ヤバいことになるのである。(笑)

<スイレン>
※ 本日も素晴らしい”モネさんの絵”でした。

★ 今日のトンボさん

<コシアキトンボ>

<シオカラトンボ>

★ 今日の ”おまけ”

➊<セスジイトトンボ>(群馬県産)

➋ <オオイトトンボ>(新潟県産)

➌ <エゾイトトンボ>(新潟県産)

➍ <ムスジイトトンボ>(H氏提供・栃木県産)
※ ➍を除いて、➊➋➌はそれぞれの個体が生息している場所で私自身が撮影したものであるが、どの種類も酷似しており同定が非常に難しい。

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