TRAIL (NO.71130)2022年12月01日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * オオジュリン 七態









※ ツグミがきて、カシラダカがきて、そしてヨシ原にはオオジュリンの姿も見られるようになった。あとは、ミヤマホオジロやルリビタキの姿が見られるようになれば、冬の常連さん達も一先ず勢揃いということになる。
例年ならば、この時季には、すでにミヤマホオジロやルリビタキはちらほらと姿を見せているのであるが、今年はまだそのどちらも確認していない。
ここのところ林の木々もだいぶ葉を落とし、林内の見通しも良くなってきたので、木立の間にルリビタキの愛らしい姿を目にするのも、もう間もなくだろう。

★ 今日の”お花さん”

      * サザンカ 二題




※ 今、車を運転しているとあちこちの人家の庭先や垣根に赤や白のサザンカの花を目にする。花が少なくなってきたこの季節、サザンカはキクと共に見る者の目を楽しませてくれる有難い花である。
日本では、サザンカの漢字名は”山茶花”と表記するが、中国で”山茶花”と書くと、それはツバキを意味する。
では、中国ではサザンカのことをどう書くのだろうか。
”茶梅花”.....これが中国でのサザンカの漢名である。
ちなみに、中国ではツバキ(山茶花)もサザンカ(茶梅花)も名前に”茶”の文字が付けてあるが、それはツバキもサザンカもお茶の木に似て飲めるからだそうだ。


    * ”イヌホオズキ” 二題 


<イヌホオズキ>

<アメリカイヌホオズキ>

           *

<ヒヨドリジョウゴ>
※ 見た目にはいかにも美味しそうな果実ではある。
これはヒヨドリジョウゴという植物の果実である。
この植物にヒヨドリという鳥の名前が付いているのは、この実が赤く熟す頃、この果実をヒヨドリが好んで食べるからだと言われているが、疑わしいものである。
私は、ヒヨドリがこの実を啄んでいるところなど一度も見たことがない。
第一、この植物には有毒成分が含まれているので、これを食すると人間でさえ中毒症状を起こしてしまう場合があるという。
しかし、”ヒヨドリ”という名前が付いているのだから、誰かしら、ヒヨドリが食べているところを目撃した人間がいるのかもしれない。
本当のところは、私にも わっかりません!!.....

<クチナシ>
※ これがクチナシの果実であるが、赤く熟しても口が開かないところから”口無し”の名前が付いたと言われている。
クチナシの果実は、料理に使うと食材がきれいな黄色に染まるところから、昔から”栗きんとん”の色付けなどに利用されてきた。
そういえば、来月は もう ”栗きんとん”の正月だ。
今年もいよいよ残り少なくなってきた......

<マユミ>
※ 春の新芽はお浸しや天ぷらで食べられるが、種子には毒成分が含まれているので食べてはいけない。

<ゴンズイ>
※ この植物名と同じ名前で、ゴンズイという海の魚がいるが、この魚には毒があり、食用にはならない。また、植物のゴンズイは材としての用途がなく、これまた、人間の生活にはあまり役には立たない。
要するに、ゴンズイというのは、人間にとっては”役に立たない””役立たず”という意味があるようだ。
なんだか、自分のことを言われているようで、何となく好きになれない植物である。(笑)

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒメアカタテハ>
※ この時季になると、割と頻繁に目につくので、成虫で越冬するかのように見えるが、そうではない。ハハコグサなどで幼虫越冬する種である。

<ツマグロヒョウモン>

TRAIL (NO.71131)2022年12月05日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * オオマシコ 三態





※ この鳥を最初に肉眼で確認した時は、細い枝に止まっている黒っぽい”小鳥のシルエット”でしかなかった。
 暗くて、遠くて、枝ぶりが悪くて、という悪条件が重なり、鳥の種類をすぐに同定できなかったのである。
おまけに近くの枝にシジュウカラの群れやらカワラヒワの小群が飛び交っていたので、私はてっきりシジュウカラかカワラヒワが止まっているのだろうと思っていた。
それでも、その時は一応確認のためと思い、黒いシルエットにカメラを向けて見たのである。すると.....
”あれっ、カワラヒワではない、アトリかな..... いや、アトリにしてはちょっと羽色が違う、もちろん、カシラダカでもない、さてさて.....”
その時は、カメラの望遠を通して見てもまだこんな調子であった。
”オオマシコ”というイメージは私の頭の中にはまだ浮かんでこなかったである。
ま、とりあえずシャッターを切っておこうと思い、何枚か撮り、更にもっとよく見える条件の良いところへと移動を開始しようとしたその直後だった。
その小鳥は突然枝から離れ、あっという間にどこかへ飛び去ってしまった。
仲間が2、3羽いたようにも思えたが定かではなかった。
その後、私は撮った画像をもう一度見直して見た。
しかし、当の画像は暗いし、ピンはボケているしで、イマイチすっきり答えが出せない。
そうこうしているうちに、”もしかしたら、これ、オオマシコのメスでは?.....”
やっと、そんな想いが私の頭に訪れた。
一緒に、オスがいてくれれば、問題なくすぐに同定できるのだが、メスだけだとやはり難しい。おまけに、私の頭はこの時季、オオマシコが渡良瀬にいる筈はないという観念に支配されている。
そんなこんなで、確証はなかったが、その場では一応オオマシコという予想を立て、家に帰ってから改めて確認することにしたのである。
そして、結果は予想通り、オオマシコのメスであった。
これは結果論になってしまうが、あの時 もう少し早くあのシルエットの存在に気づいていれば、近くの枝で、もしかしたら真っ赤なオスにも出会えたかもしれないと思い、少々残念な気持ちになった。
何れにしても、オスであろうがメスであろうが、オオマシコの渡良瀬への飛来は非常にレアなことで、その出会いは これまた 更に喜ばしいレアな出会いであることに間違いない。
ちなみに、オオマシコは過去に一度だけ渡良瀬に飛来している。
もう、かれこれ20年以上前になるだろうか.......
そして、今回の出会いの場所も、奇しくもかつて出会った場所と同じ河畔林のと或る一角だった。

       * アオジ 二態



       * ツグミ 二態



           * 

<オオタカ>

<シメ>

<ビンズイ>

★ 今日の”お花さん”

    * 赤い実、白い実、黄色い実

<マユミ>

<ナンキンハゼ>

<センダン>

TRAIL (NO.71132)2022年12月06日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * カモ類 四題


<ヨシガモ>

<ヒドリガモ>

<マガモ>

<ホシハジロ>

      * オオタカ 十四態















※ 所用のついでに立ち寄った と或る水辺で出くわした一コマである。
岸辺を歩いていると、前方左下の水際に立っている一羽のオオタカ(幼鳥)を発見した。私とオオタカとの距離はかなり近く、派手な動きをすればすぐに逃げ去ってしまう微妙な距離である。オオタカはすでに私に気が付いている。私は動きを止め"石"になった。オオタカはまだ逃げない。私はそ〜っとカメラをオオタカに向けた。何やら足で抑え込んでいるようだ...... カモだ!!.....
羽色から推測すると、どうやら、ヨシガモのようだ。
近くの水面にいたヨシガモが餌食になったのだろう。
ヨシガモの動きはないので、すでに絶命している様子だ。
オオタカはまだ逃げない。いや、逃げるどころか、しっかりと足で押さえ込んだヨシガモの肉を鋭い嘴で喰い千切り食べ始めたのである。
オオタカは周囲に気を配りながらも、容赦なく肉片を啄んでいる。
真っ赤な血に染まったカモの体の一部がカメラを通してよく見える。凄みさえ感じるオオタカの圧倒的な迫力である。
私は、しばらくオオタカの”食事”の様子を観察した後、静かにその場を引き上げたのであるが、私が観察している間はまるで逃げるそぶりは見せなかった。
もしかしたら、このオオタカは私の存在など気にならないほどに腹を空かせていたのかもしれない.....。

TRAIL (NO.71133)2022年12月07日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * イカル 五題







※ ここのところ、残り少なくなった木の実を求めて、小群が河畔林上空を西へ東へと忙しく飛び回っていた。

      * ベニマシコ 十一題









           * 




※ やっとベニマシコの数が増えてきたようだ。
河畔林のあちこちの藪から、あのベニマシコ独特のどこか物悲しげな響きを
もった声が途切れ途切れに耳に入ってくるようになった。

      * ルリビタキ 二態



※ 夏のスターがオオルリならば、冬のスターはルリビタキだ。
どちらも、”青”が人を魅了する。
今季、お初の出会いである。

★ 今日の”お花さん”

<コムラサキ>

<ウメモドキ>

<チャノキ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<キタテハ>

TRAIL (NO.71134)2022年12月09日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * カシラダカ 七題









※ 今季、やっと カシラダカとまともな出会いができた。
全然珍しい鳥ではないのだが、この時季にいるべき鳥として、一度はしっかり向き合わないと何となく落ち着かないのである。
今年は、個体数が若干少ないような気がするが、さて 他の地域ではどうだろうか......

      * ハイタカ 二態



       * ノスリ 二態



       * トビ 二態



※ ここのところ、オオタカによるヨシガモの捕食場面やら、猛禽類との出会いが結構多い。
そういえば、二、三日前に我が家の裏庭にオオタカが飛来した。
私は、オオタカがいるとはつゆ知らず、裏庭に一歩足を踏み入れたところ、バサバサっと飛び上がった。
この時は、特に獲物を捕獲した痕跡はなかった。
たまたま、通りがかりに私に挨拶がてら立ち寄ったものと思われる。
えっ?何ですって?....
そんなこと、あるわけねえだろう!!って....
そうでしょう、そうでしょう......(大笑)

       * エナガ 二態



       * ヤマガラ 二態



       * ビンズイ 二態



        * シメ 二態



       * ツグミ 二題



※ ツグミも ちらほらと見かけるようになってきたが、カシラダカ同様、数が少ないように思われる。例年、この時季、渡良瀬ではもう少し頻繁に観察されるのだが.....

★ 今日の”お花さん”


※ 青空をバックに葉を全部落としたクヌギの枝ぶりが美しかった。
冬の季節ならではの景色である。

TRAIL (NO.71135)2022年12月10日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * アオジ 三態





       * ルリビタキ 五態






※ 12月も早いもので、もう中旬。今年も残すところ、あと半月余り。
赤城山には今季初冠雪があり、平地でも朝晩の冷え込みが強まり、風も一段と冷たく感じられるようになってきた。
鳥の世界では、冬鳥達もそれぞれが定位置におさまり、冬越しの準備が整ってきたようだ。
これから冬が終わるまでの数ヶ月間、どの種も欠落することなく無事繁殖期を迎えて欲しいものである。

       * メジロ 四態





※ メジロと熟れたカキ..... 
なぜか懐かしさを感じさせる ほのぼのとした景色である。
秋になると必ずどこかで見る光景であるが、私はこのカキとメジロのコラボが奏でる景色が好きである。

★ 今日の”お花さん”

<サザンカ>

<センニンソウ(果実)>
※ これが正真正銘の”仙人の髭”である。(笑)

<ムラサキシキブ>
※ 前回、ブログで紹介したのはコムラサキ、今回はムラサキシキブ。
コムラサキの方が果実が多く見栄えがするが、私は実の数が少ないムラサキシキブの方が風情があって好きだ。

<イロハモミジ>
※ 写真ではとても現実感は出せなかったが、空の青と緑と赤の葉が織りなす
色模様が最高に素晴らしかった。

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>
※ まだ生きていた!!......
今日は、12月10日だから、私がこれまでこの周辺で観察したアキアカネの中で、最も遅い時季の観察になるかもしれない。

TRAIL (NO.71136)2022年12月11日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * オオタカ 四態






※ 山里の小径を歩いていると、左前方の山手方向から、鋭いタカの声が一声聞こえた。”オオタカだ!!.....” 瞬間、そう思った。
顔を上げ、声が聞こえてきた方向に目を向ける。
すると、かなり距離はあるが、山の中腹辺りに見える大木の枝の一角に白い物体が目に入ってきた。”あれだ!!....”
白い物体は肉眼では鳥には見えなかったが、あの白さはオオタカ以外にないと直感し、すぐにカメラをその方向に向けた。
やはり、それはオオタカだった。
私は、かつては双眼鏡を使っていたが、最近は確認作業は全てカメラの望遠で済ませている。カメラとは別に双眼鏡を持ち歩くのが煩わしくなったのである。
余談になってしまったが、そんなわけで白い物体がオオタカであることが確認できたので、改めてカメラをオオタカに向けシャッターを切ったというわけである。距離が遠く、辛うじてオオタカであることがわかる程度の出来の悪い画像であるが、一応、今日の記録としてブログに載せた次第である。
オオタカはその後、その場所に長居することもなく私に何枚か写真を撮らせるとすぐにその場を飛び去ってしまった。
画像の飛翔姿はちょうど木から飛び去った直後のものである。
以上が、本日のオオタカ観察の顛末であるが、
それにしても、ここのところオオタカとの出会いの機会が多い。

       * ノスリ 四題





※ 車をいつもの場所に止め、いつものコースを歩き始めた。歩きながら、途中にあるいつもの電柱といつもの電線に注意を払いながら、”今日はいないかしら?....”と独り言を呟きながら、いつものように何本かある電柱を左から順に見渡した。
”いた!!.....” 
いつもの電柱にいつものノスリである。しかも、今日は二羽である。いつもそうであるが、今日もまるで置物のように じっと いつものように下の田んぼを見つめている。全てが”いつものように”である。(笑)
私はいつものようにノスリにカメラを向けてシャッターを切るが、撮れた写真はどれも変わりばえのしない いつも通りの”置物ノスリ”の写真になってしまった。(笑)
        * モズ 二態



      * カシラダカ 二態



       * イソシギ 二態



       * ”バン” 二題

<バン>
※ 野鳥の会の全国調査によると、この20年間でバンの分布数が半減しているという。生息環境の劣化と減少が想像以上に進んでいると思われる。

<オオバン>

     * キンクロハジロ 二題



      * ヨシガモ 三態




      * ホシハジロ 二題



      * オナガガモ 二題



           * 

<ヒドリガモ>

<マガモ>

<コガモ>
※ と或る溜池での観察であるが、カモ類全体の個体数は少なめであるが、種数はほぼ例年通りであった。今季は、この溜池ではまだミコアイサの姿は確認していない。

★ 今日の”お花さん”

<コスミレ>

<シナノタンポポ>

<シロバナタンポポ>

<ホトケノザ>

<オオジシバリ>

<オニノゲシ>

<ノハラアザミ>

<カラスウリ>

<マルバノホロシ>

<マンリョウ>

<ヤブコウジ>

<ガマズミ>

<シロダモ>
※ 落葉樹はそのほとんどが葉を落とし冬枯れの景観を呈しているが、いくつかの落葉樹や常緑樹ではピークを過ぎた赤い果実がまだ鳥を誘っている。
一方、平地では草本類が まだ青々としており、ホトケノザをはじめ、タンポポやスミレの花がほのぼのと咲いている。その様子はまるで早春の景色そのものである。歩いていても、とても師走とは思えない季節感である。

★ 今日のトンボさん

<アキアカネ>
※ 昨日も観察されたアキアカネであるが、今年はいつまで姿を見せてくれるのだろうか.....

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ツマグロヒョウモン>

TRAIL (NO.71137)2022年12月13日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

     * アオゲラ 五態








      * キセキレイ 五題







※ 前回は電柱のてっぺんに止まっていたノスリ、今回は木の枝のてっぺんに止まっていたキセキレイである。
”電柱のノスリ”はよく見る光景であるが、枝のてっぺんに止まるキセキレイを見かける機会はほとんどない。
一般的には、セキレイ類は地面の上を歩いている場面を見ることの方が圧倒的に多いのであるが、枝に止まっているキセキレイも時々見かけることはある。しかし、枝のてっぺんに止まってるキセキレイを見ることは滅多にない。
これも、”電柱のノスリ”同様置物のように見えてしまい何となく味気ない面もあるが、なかなか面白い光景ではある。

      * ホオジロ 二態



       * モズ 二態




TRAIL (NO.71138)2022年12月16日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * ミサゴ 五態







※ 時々渡良瀬に姿を見せるミサゴだが、今日はカラスにしつこく絡まれて、よほど頭にきたのだろう、逆にカラスに反撃(モビング)を加えていた。

      * カワアイサ 二題



※ 渡良瀬を代表する常連のカモといったら、やはりカワアイサだろう。
しかし、今季はこれまでしっかりと飛来を確認できていなかった。
飛来しているのか、飛来していないのか、イマイチはっきりしていなかったのである。
今日は、やっと彼等の姿をしっかりと確認することができた。
オスメス混合の20羽前後の群れだったろうか、普段ほとんど一目に触れることのない水域であった。このエリアは道がないので河畔林の中を突き抜けて行く他なく、私も今日初めて歩いたコースだった。
この日は風が強かったので、カワアイサの群れは河畔林寄りの岸辺近くに風を避けるようにして休息していたのだが、
こんなところに潜んでいたのでは、いつも飛来する水域をいくら探しても見つからないのは当然であると思った。
それほど、人目につかない水域に居たのである。
カワアイサは非常に警戒心の強いカモで、ちょっとでも人影に気がつくと距離が十分にあっても、すぐに飛び去ってしまう。
そんなわけで、今日も
御多分に洩れず、ろくすっぽシャッターを切らせてもらわないうちに”全員”にしっかりと逃げられてしまった。
カワアイサは他のカモ類に比べると写真に収めるのが結構難しいのである。
何れにしても、今季も我が渡良瀬に飛来していることがわかったので、まずは一安心というところである。

★ 今日の”お花さん”

   * 青い実、黒い実、真っ赤な実.....

<リュウノヒゲ>

<ヤブラン>

<マムシグサ>

       * 名残の紅葉.....



TRAIL (NO.71139)2022年12月17日

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”

      * イカル 四題






※ 20羽前後の群れが餌を求めて河畔林上空を西に東へと飛び回っていた。
もう、好物のムクの実も全部食べ尽くしてしまったのだろうか、今日のイカルはクヌギの冬芽を盛んに啄んでいた。

       * シロハラ 二題



※ やっと緑地の河畔林に姿を見せ始めた。
今日は、あちこちの藪から、あのシロハラ特有の鋭い声が聞こえてきた。
同じ仲間のツグミは依然として数が少ない。

        * シメ 二題



※ ここにきて、やっとシメの姿が目立つようになってきた。
いくつかの小群が河畔林のあちこちで見られるようになり、数が一気に増えたようだ。
          * 


★ 今日の”お花さん”

<センダン>
※ 黄色い花が咲いているのかと思ったら、何とセンダンの果実だった。